「大好きなインドネシアに住んでみたい!」
「インドネシアでできる限りコストを抑えて生活したい!」
「家賃はどのくらいが相場なの?」
今回はこんなご要望にお応えして、旅らび.comレポーターのあすが4ヶ月間インドネシア・ジャカルタに滞在していたKOST(コス)や、どうやって借りるのか?などを詳しく紹介していきます。
インドネシアであれば、バリ島や他の地域の物件の検索もできます。
意外と安く住めるので、ノマドワーカー・リモートワークをされている方は参考になるかと思いますのでチェックしてみて下さい。
スポンサーリンク
インドネシアの物価事情
インドネシアの物価は日本の3分の1くらいと言われています。
今の貨幣レートは100円=12700ルピア(IDR)*2019年12月時点。
ルピアの0を10の位まで消して考えると、貨幣価値が日本円と比較しやすくなります。
- バイクタクシー(2キロ程度):10000ルピア(約78円)
- 食事(インドネシア料理):20000~40000ルピア(約150円〜300円)
- ミネラルウォーター500ml:3000ルピア(約25円)
- ビンタンビール:14000ルピア(約122円)
こんな感じです。ビールはイスラム国家なので、飲酒する人が少ないので、そこまで安さは感じないです。
タクシーやフルーツ、食事は非常に安く、テイクアウトのデリバリーが豊富なので、お酒好きでなければ普通に暮らしていれば日本で滞在するよりもコストも食事準備に労力もかけずに生活が可能です。
スポンサーリンク
インドネシアに1ヶ月以上滞在するならKOST(コス)が断然お得!
1ヶ月以上インドネシアに滞在する場合、KOSTコスと呼ばれる物件に住むのが断然おすすめです。
インドネシアの物件の多くがKOST(コス)のタイプか日本と同じアパート・マンションのタイプに分類されます。
KOST(コス)の場合は1部屋ごとにオーナーが異なり、水道光熱費・電気代・部屋のクリーニング代全て込みの料金での貸出になります。
また、家具も全て付いているので、明日から住むことも可能です。
日本人が住むなら、門番(セキュリティー)がいて、お部屋もある程度綺麗な感じが良いので2600000~4000000ルピアで条件の良い部屋は見つかると思います。(日本円だと2万円〜3万5千円位)
あまりにも贅沢な暮らしを求めなければ、このくらいで十分ですね。
アパート・マンションの概念は日本と同じく、水道光熱費は別払い、家具も自分で揃えなくてはいけませんのでおすすめしません。
それからアパート・マンションの物件数は極端に減りますので、KOST(コス)の物件で探すのがおすすめです。
私が4ヶ月住んでいたKOST(コス)の間取りと家賃を紹介!
私が暮らしていたのは、南ジャカルタのカフェ街Cipete(チプテラヤ)という駅のすぐ近くの物件に住んでいました。
ジャカルタの中央からもさほど離れておらず、ある程度都会感もあり、コーヒーが美味しいエリアということで、このエリアを選びました。
間取りはワンルームでしたが、セキュリティも24時間体制でついており、共有のキッチンやプールがついている、1週間に1回は部屋のクリーニングに入ってくれる、飲料水もついている物件でした。
立地条件も良いのですが300000ルピア(23000円程度)で借りることができました。
支払いは現金で1ヶ月ごとに支払う形となります。
KOST(コス)の多くが、勝手に友達を泊めちゃいけない決まりになっていて、泊まりにくる人がいる場合は事前に許可が必要なのと(口頭かメールで報告)、追加料金を払わなくてはいけませんでした。
それでも友達が1ヶ月泊まった場合は、追加は1ヶ月500000ルピア程度(4000円位)なので、安いです。
この辺りの料金は物件によって異なるので、オーナーと相談して決める感じになります。
インドネシア語が使えない人のために実際の使い方を解説!
では肝心のKOST(コス)を探す方法について紹介していきます。
インドネシア独自のアプリを使うことになるので、英語表記もなくもちろん日本語表記のないアプリになります。
なので、できる限りわかりやすく説明していきますので、自分の条件にあった物件を見つけてみてくださいね!
1.KOSTアプリをダウンロード
ではまず、「mamikost」というアプリをダウンロードします。
どうやらお母さん的なキャラなのかな?と思うのですが、このアイコンが目印です。
2.ログイン・アカウント作成
mamikostを立ち上げると、個人情報の入力が必要になります。
名前、メールアドレスを入力するかfacebookでログインするかで登録をします。
電話番号認証が終われば、晴れて物件探しが可能となります。
3.トップ画面から検索バーをタップします!
まずこんな感じのTOP画面が表示されますので、赤丸の検索バーをタップしましょう。
そうすると、エリア選択の画面になるのでAreaをタップし、住みたいエリアを選択していきます。
日本人が多いエリアは中央ジャカルタ、東ジャカルタが多いです。
日本食が置いてあるスーパーもこの辺には密集しているので、日本人に人気のエリアに住むのもありだと思います。
今回は私が住んでいたエリア南ジャカルタから探してみようと思います。
「Jakarta Selatan 」と選択したら、さらに細かい地名が出てくるので、目的の場所がある人は、タップ、ない人は適当に選んでおきましょう。
タップすると自動で画面が切り替わります。
4.住みたいエリアの物件にフィルターをかけて探しやすくしていきます!
先ほどの選択が終わった段階で、これだけたくさんの検索結果が出てきました。
中央の赤い虫眼鏡があるエリアが私が検索をかけた場所です。
これでは少し探しづらいので、さらにフィルターをかけるか、画面をズームにして、探しやすくしていきます。
フィルターをかける場合は画面下の「Filter」のボタンをタップします。
5.条件を入力していきます!
フィルターをかける時の手順を説明していきます。
家賃→部屋の条件の順番に入力をしていきます。
こちらの赤い丸の部分が料金を入れる枠です。
デフォルトで入力がされていますので、この数字を自分の希望の金額に変更しましょう。
次にもう少し下にスクロールすると、お部屋の条件選択の画面になります。
FacilitasがFacilityつまり、設備の選択になりますので、ここだけはないと厳しい!という条件を入れていきます。
余談ですがインドネシア語は言語の歴史が浅いので、英語と似ている部分もあって、覚えやすいです。
私が選択した条件はこちらです。
- AC(エアコン)
- Internet(ネット回線有り)
- Security(警備員)
- Air panas(あったかいお湯)
他にも駐車場や机・椅子など細かく選べますが、これだけの設備があれば女性一人でも全然暮らしていけます。
選び終わったら、左上の元の画面位に戻る<このマークをタップします。
6.検索結果から気になる物件を探していきます!
こんな感じで検索結果が出ますので、値段や部屋の雰囲気を確認しながら気になったものは写真の右上のハートマークをつけながら見ていきます。
おお!いい物件がありました。月額32,000円程度で広そうだし、綺麗です!
何個も見に行くのは疲れるので、2個くらいいいなと思った物件のオーナーと連絡して、見に行くのが良いと思います。
物件が決まったら、この画面の下「Hubungi」をタップします。
7.オーナーと下見の連絡をします!
一番上のチェックボックスにチェックを入れて、送信します。
Masih Ada Kamar?(まだ部屋はありますか?)
と質問をして、やりとりをスタートさせましょう。
やりとりは、電話じゃないので、google翻訳を使いながら、メールしましょう。
英語を話せるなら、英語でも大丈夫?など聞きながら双方に無理のないコミュニケーションを取りながら、下見の約束をしましょう。
8.晴れて契約成立!契約の時に確認しておくことはある?
下見をしてお湯も出るし、大丈夫そう!と確認ができたら、直接条件面の確認をしましょう!
外国なので、きちんと確認しておき、何かの時のためにメモや記録を残しておきましょう。
- 家賃は?水道光熱費・電気は含まれるか?(*念のため聞きましょう)
- デポジットは?
- 何ヶ月契約?退去はどのくらい前に言ったらいい?
- 友達を泊まるときは1ヶ月いくら?1日いくら?
- 部屋のクリーニングのペースは?
試しにインドネシアの物件を日本語で検索してみました!
試しに日本語で物件をさがして見ると、レオパレス21やSTARTSの物件が表示されました。
この画像はレオパレスの画像ですが、1ヶ月あたり安くても1000ドル(約11万円)はしてしまう・・・。
追加で水道光熱費もかかってくるし、部屋のグレードは圧倒的に日本よりも良いですが、一人暮らしには勿体無い暮らしぶり。
これはあくまで個人的な見解ですが、ここまでお金をかけなくても日本の一人暮らしよりも裕福な暮らしができる場所はいくらでもあるので、ここまで求めなくても良いかと思います。
スポンサーリンク
まとめ
では今回はインドネシアで長期滞在を考える人にオススメな、物件の借り方を詳しく紹介してきました。
インドネシアはこれから発展が進む地域なので、英語を話せる人も少なく苦労も多かったですが、気候も安定しており、食事は安い。
そして何よりコーヒーがうまい!幻のルアックコーヒーも日本で飲むより数倍安く飲めるので、コーヒー好きは一度長期滞在も考えてみるといいと思います!