「今度インドネシアに旅行にいくんだ〜!」
「事前に準備しておくことはある?」
「ジャカルタ都会だから英語通じるっしょ?」
今回はインドネシア・ジャカルタに4ヶ月滞在した「旅らび.com」レポーターあすが、インドネシアにいく前に最低限抑えておいたほうが良い「インドネシア語」を紹介していきます。
インドネシアの有名な観光スポットでは英語は通じますが、コンビニや大きなモールであっても英語は通じません。
「とはいっても数字くらいは通じるでしょ!?」
と私自身舐めてかかっていたのですが、残念ながら行ってから苦しむハメになってしまいました。
みなさんも私と同じ失敗をしないためにも、ぜひ最低限度の語学の準備も旅の準備と一緒にしておきましょう!
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インドネシア語が話せなくてすんごい困ったエピソード
インドネシア語が話せないのに、4ヶ月間生活コストを抑えるためにジャカルタに住んでいた時期がありました。
ジャカルタの生活はおおよそ日本の1/3程度で生活ができます。なので日本で無理して部屋を借りて、暮らすよりも物価の低い国で暮らした方がなんだかんだ良いなと判断して、ジャカルタ生活をスタートさせました。
そんな中でインドネシア語が話せないことで、やばい・・・と思った時が何度かありましたのでいくつか紹介して行きたいと思います。
・配車アプリで車を読んだけどドライバーが道に迷った時
・誰かと話したいのに話す人がいなくて寂しい・・・
一番困ったのは、食事の注文です。
インドネシア語も分からなければ、インドネシア料理ともはじめまして状態。
なので食事の際のメニュー選びにはいつも時間がかかっていました。
お腹が空きすぎて面倒になった時には、適当に目についたものを頼んでいましたが、食べないと分からないその味に、ロシアンルーレットをしているような気分でした。
インドネシア料理の主食はごはん、味付けは濃いめのものが多く、サラダが気軽に食べれるところはとても少ないです。食べれたとしても、日本の2倍くらいの値段でした。
また、イスラム国家なので豚を扱っているお店は非常に限られていました。
そんなことも知らずにインドネシア入りをしてしまった私は、当然のことながらインドネシアの生活になれるまで時間がかかりました。
なのでみなさんはインドネシアの文化や困ったときに使える言葉を、ここで少しでも触れて免疫をつけておいていただけたらと思います。
インドネシア語は世界一簡単な言葉だと言われています。発音の仕方もローマ字を日本語読みするだけなので、とても簡単ですよ!
前置きが長くなりましたが、早速困ったときに使えるワードを一緒にチェックしていきましょう。
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道に迷ったときに使えるワード
Saya ingin pergi ke sini (サヤインギ・プルギ・クシニ)
近くまで来ているけど、なかなかお店が見つからないときは、Googleマップなどを見せながら、このワードを使いましょう。
Sayaは私、inginは~したい、pergiは行く、siniはここっていう意味です。
英語の文法とよく似ていますよね。
道順を伝えるときに使えるワード
旅行中にタクシーやバイクタクシーを使う場面が多くあると思います。
実はドライバーに道を聞かれることも度々あります。
そんな時はgoogleマップで道順を検索して、経路を確認しましょう。
もちろんめんどくさい人は放置でもいいのですが、協力してあげないと目的地にたどり着くのがどんどん遅くなっていきます。なので、サクッと調べてあげましょう。
道順がなんとなくつかめたら以下のワードを使いまくりましょう。
左 kiri(キリ)
まっすぐ lurus(ルルス)
ここ! sini (シニ)
この4つさえ覚えてしまえば、車が動いている間でもスピーディにナビをすることができます。
sini kanan!!的な感じで、正しい使いかたではないとは思いますが、なんとか家に帰りたかったので、この4つの単語は早めに覚えました。
インドネシア人のドライバーの方も、google mapなどで経路検索したものに沿って運転してくれるものの、GPSが正しく表示されないこともありますよね。
そういった時はこのワードを使ってみてください。
お店のオーダーの時に使えるワード
冷たい es (エス)
熱い panas(パナス)
1つ Satu(サトゥ)
2つ dua (ドゥア)
オーダーの時はこれらが使えます。
ホットティーすら通じないので、ホットティーを頼む時は、テ・パナス的な感じでHOTかアイスかきちんと伝えないとです。
写真のお料理はインドネシア料理の数々です。ここから自分の好きな料理を選んで、食べた分だけ支払うようなシステムです。
ある意味ブッフェスタイルですかね。大勢で食事する時なんかによく使われる機会の多い食事スタイルだそうです。
それからインドネシア料理では日本のようにお米が主食です。
茶碗に盛られて来ますので、おかずのお供にご飯が欲しい時には白米nasi putih(ナシプティ)を頼みましょう。
最後に注文シーンで抑えるべきポイントは数です。指でジェスチャーしても伝わりますが、大抵注文で頼むのは1つか2つなので、数字はまず1と2だけ最低限覚えましょう。
困った時の最終手段
はじめに紹介したエピソードで地味に困ったのが、grabなどの配車アプリを使用した際に、ドライバーがなかなかこないとき。
もちろん混在状況によってだったりもしますが、こちらもGPS機能の不具合とかで、正しく場所の表示がされないことが原因だったりします。
私の場合はKOST(コス)という住居に住んでいたのですが、
住んでいた場所の住所と同じ住所がなぜか100mくらい先の場所であったので、よくドライバーがそこに間違えて迎えにくることがありました。
「またか」と面倒になってくるし、大抵は早口で話され、何いってるのか分からないので、そうゆう時はセキュリティのおっちゃんに電話を代わってもらっていました。
ホテルに滞在する人は、ホテルロビーのスタッフでもOK!
Grabっていいながら電話のジェスチャーをすれば、彼らも察してくれて、家までの案内を代わりにしてくれました。
そう、困った時は頼れる人に頼りましょう。
写真はよくお世話になっていたセキュリティのおっちゃんです。
海外に1人娘が働きにいってしまったそうで、いつも歌を歌ったり陽気な人ですが、時々寂しそうにしている人でした。
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まとめ
いかがでしたでしょうか、今回がインドネシア旅行に行く前に最低限覚えておくべきインドネシア語を紹介して来ました。
インドネシア語が話せなくても、なんとかはなるのですが、困ったときに、自分で対応できる引き出しを持っているかいないかでは、雲泥の差だと思います。
私は方角の単語を覚えるまでは、ドライバーと一緒に道に迷っていつまでたっても家に帰れないこともありました。
苦い経験を経て感じたこと、知恵をこの記事にまとめさせてもらいました。
とりあえず日本から出る前に、手持ちのスマホがSIMカードを差し替えればすぐに使えるようになっているかは必ず確認しておきましょう。インドネシアに到着したら何よりも先に、SIMカードをゲットして繋がる女・男になっておくことが重要です。
最終的に、言葉よりも何よりも、インドネシアで生き抜いて行くためには繋がることがめちゃ大事です。
繋がった上で、最低限の言葉を覚えてインドネシアの旅を楽しみましょう!