ベラルーシというと未知の国ではないでしょうか!?
私がベラルーシを知ったのは六本木にある「ミンスクの台所」というベラルーシ料理を味わうことができるレストランでベラルーシという国を初めて知りました。
ベラルーシを訪れる際は以前までビザが必要でしたが、2018年7月27日よりビザなしでも入国できるようになったので、よりベラルーシを旅しやすくなったと思います。(ロシア経由で入国する場合は現在もビザが必要になります。)
以前より行きやすくなったことでこれからもっと観光大国になっていくのではないか!?と思っています。
今回私は近くのウクライナまで来ていたので、ビザなしでベラルーシに出入国することができ、興味本位から行ってみることにしましたので、その体験談を紹介していきます!
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【まず..】ベラルーシへ入国する際には保険の加入が必須です!
ベラルーシへ旅行するなら、ベラルーシでも適用される保険の加入が必須になります。
これは日本で申し込みしなくても、ベラルーシの空港に着くと専用の保険カウンターがあるので、そこで申し込むことができます。
金額は4ユーロ。窓口では英語も通じますので、スムーズに加入できます。
こちらは必ず申し込んでください。出入国はかなり細かくチェックしていました。
パスポートも顕微鏡みたいなものでじっくりみて、ちゃんと本物のパスポートなのか、保険には加入しているかを1人1人見ています。
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ミンスク国際空港から市内へ!
ベラルーシに無事入国できたら、空港の左端にある300番バスでミンスク中央駅を目指しましょう!
中国の支援によって作られた空港はいたるところに中国語の表記が見られます。
なので現地の方々から「チャイナ?」と聞かれることがほとんど。
きっとアジア人の顔はみんな中国人に見えてしまうようです(笑)
私はベラルーシに着いて、思わずこの国いいなと思いました。
それはバスに乗る際に乗客のベラルーシのおじさまが私の荷物をバスのトランクに入れてくれて「Welcome」とニコっと挨拶してくれたことです。
そしてその方は途中下車したのですが、その際も「バイバイ」と手を振ってお別れしてくれました。
ビザなしで行けるようになったといっても、アジア人が来ることはまだ珍しいでしょうし、なかなか見かけない人種に優しくしてくれる国民性はきっと良い国に間違いないと思いました。
そしてその考えは本当に間違いではなかったので、私が遭遇したエピソードも併せてベラルーシという国をご紹介していきたいと思います。
1時間程かけて空港からミンスク中央駅に到着…!
空港から市内までは40キロ以上あり渋滞もありますので、1時間以上かかります。そこで私はとあるトラブルに巻き込まれました・・・
え・・・ゲストハウスがない・・・
私は某ホテルサイトからゲストハウスを予約していました。そこはミンスク中央駅から徒歩1分と駅の目の前に位置していたので、探していたのですが・・・いくらさがしてもゲストハウスが・・・ない!!!!!地図を見返しても・・・ない!!!!!
こりゃあ困ったな・・・夜7時、徐々に空も暗くなってきている・・・
すると犬のお散歩をしていたベラルーシ美女が通ったので、彼女に聞いてみることに。
地図と住所の場所はあっているけど、やはりないわねといって、一緒に探してくれたのです!なんて優しいんだ!!!
でも結局見つからず・・・すると彼女が「ゲストハウスのオーナーに電話してみるわ、電話番号わかる?」といって電話してくれたのです!
もう私には彼女が天使に見えた!!
すると彼女が「最初に言われた住所とは違うところに来てって言ってるわよ。ただここからだと少し距離があるから、タクシー呼んであげる」と言ってタクシーまで呼んでくれたのです!もう天使の域を超えている!そしてめちゃくちゃ美人だし!!
犬の散歩をしている中、あれやこれやで手助けをしてくれて本当に助かりました。
とにかく優しくて、タクシーの運転手さんにまで事情を説明してくれて、素敵な国民性をうかがうことができました。
今日は夜遅いので、観光は明日から!!
世界遺産ミール城へ行ってみよう!
さて、ミンスクから2時間くらい離れた世界遺産「ミール城」に行ってみました!
事前情報だとミール城へは何本もバスが出ていると書かれていたのですが、全然本数がなかったです・・・
9時すぎごろミンスク中央駅のバスターミナルへ行くと、「次は11時50分よ」と言われてしまいました。
▽バスチケット▽
ペラッペラッのレシートですが、ちゃんと運転手さんのチェックが入りますのでなくさないでくださいね。
ミール城へは8番乗り場から行くことができます。
途中は何もない平地をただただ通り抜けて、2時間くらいでミール城に到着。
私は世界遺産マニアなのですが、こんなにすいている世界遺産は初めてでした(笑)
おそらく30名もいなかったと思います。中もそこまで広くなく、ゆったりと見ることができます。中は博物館のようになっています。
1時間から2時間くらいあれば全部見ることができます。
レストランや売店などもあるので、帰りのバスまでに立ち寄るのもいいと思います。
帰りのバスは16時20分と言われたのですが、早めの16時ごろにバス停へ行ったらちょうどバスが来てすぐ出発したので、本当に16時20分なのか少し疑問でした(笑)
帰りのバスの中でも最前列に乗っていたおじいさんが隣の席に「あいているからここに座りな」とにこっとして話かけてくれました。
ベラルーシの人々は本当にやさしさの塊です。
時間にルーズな点がありますが、人々は優しいのでそこは大目にみてやってください(笑)
夜景の綺麗なミンスク中央駅とインパクトのあるベラルーシ国立図書館!
さてミンスクの街に戻ってきました。
ミンスク中央駅の夜景がとてもきれいだったので、夜の街歩きも楽しいと思います。
なんとなく駅前が東京駅のような上品な造りですよね。
ミンスク中央駅より少し離れたところにあるベラルーシ国立図書館
見た目のインパクト大で、空港から市内へ向かうバスでも通るので、すぐ目に入ると思います。
思わず写真を撮ってみました。
【実体験】ベラルーシは女性が一人で出歩いても問題ありませんでした
治安もよく、物乞いもいなかったので、女性1人でも歩いている姿をたくさん見かけました。
私も夜21時くらいまで歩いていましたが、特に問題はありませんでした。
女性の一人旅でも旅しやすい国だと思います。
あとはミンスク中央駅周辺は大手ファストフード店やバスターミナルの上はショッピングモールでかわいい服やスーパーマーケットも入っているので、ショッピングするにもとても楽しいです。
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まとめ
以前までは閉ざされていたような印象があったベラルーシという国。
ロシアと仲が良い国なので、少し怖いイメージがあったかもしれません。
しかし実際にベラルーシを旅してみるととにかく人が優しくて美人が多い!ベラルーシの一番の魅力は国民性だと思いました。
ベラルーシ到着早々、ゲストハウスが見つからず夜のミンスクの街で迷子になっていた私を優しくサポートしてくれた女性には感謝してもしきれないくらいです。
あとはロシアやウクライナ、モルドバより英語を話せる人が多く、コミュニケーションをとるのにあまり困らなかったのも安心して旅行することができました。
決して派手で目立つような国ではありませんが、素朴で心優しい人々、ゴミゴミしていない観光地、ゆっくりとした時間を過ごすことができてとても気にいりました。
人々のやさしさは世界を75か国旅したきた中でベスト3に入ると思います。
私自身また来てみたいなと思った国なので、ぜひみなさんも旅行する候補の1つとして検討してみてくださいね♪
▽近隣国のウクライナの体験談も合わせてチェックしよう!