世界放浪中のタカヤンです。
皆さん、映画「かもめ食堂」って見たことありますか?
フィンランドのヘルシンキを舞台にした、なんだかほっこりとした気分になる映画です。
2006年に公開され、ロングヒット。公開されてから時間が経った現在でも、根強いファンがいるこの映画。
小林聡美さんと片桐はいりさん、もたいまさこさんの3人が主演しています。
主人公のサチエさんがヘルシンキにオープンした日本食レストランで、現地の人と交流しながら、フィンランドでののんびりとした生活を思い描けるような映画になっています。
映画の中で、特に何か大きな展開があるというわけではないのですが、なんだか惹きつけられる映画なんですよね。
そして、「かもめ食堂」を見ると、間違いなくフィンランドに行きたくなります!
実際に、かもめ食堂のロケ地には、多くの日本人観光客がいます。
今回の記事では、映画「かもめ食堂」を見てフィンランドに行きたくなってしまった方のために、かもめ食堂のロケ地について「旅らび.com」よりレポートしていきます!
まだ映画を見たことがない方は、是非見てみてください!
きっとこの記事を読みたくなるはずです(笑)
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かもめ食堂「Ravintola Kamome」へ行ってきました!
元々の映画のロケ地になった、かもめ食堂のお店「Kahvila Suomi」は、実は2015年に閉店してしまったそうです。
しかし2016年にリニューアルして再オープン!
店名は「Ravintola Kamome」。
Ravintolaはフィンランド語で「レストラン」という意味です。
現在は日本人オーナーが経営されており、主に日本食とフィンランド料理を提供しています。
それでは、実際にヘルシンキにある「かもめ食堂」へ行ってきたので、レポートしていきます!
※2018年9月時点での情報です。店舗情報は随時変わる可能性があるので、事前にご確認ください。
かもめ食堂「Ravintola Kamome」の店内の雰囲気は?
事前にネットの情報を見ていたら、「リニューアル後の内装が映画と違う」という声が多く出ていました。
確かに、映画で見た内装とは違います。
しかし、シンプルながらもオシャレさを感じる店内は、「北欧っぽさ」を感じて気分を盛り上げてくれます。
なんで北欧って、こうもオシャレなんでしょうか。
縦長の店内の中には、日本人観光客の姿があります。
フィンランドでは、日本人がいる場所は「マリメッコ」「ムーミン系」「かもめ食堂」と決まっています。
ここに来ると急に日本人が増えるので、日本かと思ってしまうくらいです(笑)
日本人スタッフがいて、店内は日本人。もちろん日本語メニューもあり。
こういうところに来ると、英語が得意ではない僕は、ちょっと安心します。
かもめ食堂「Ravintola Kamome」での注文内容は?
まずは、席に座ってメニューを眺めてみます。
フィンランド名物料理の詰め合わせボックスやフィンランド名物のミートボール、日本のカレーや丼もの、ラーメンがありました。
メニューは時々変わっていると思いますが、僕が行ったときはラーメンをメインでやっている印象でした。
かもめ食堂のイメージとラーメンの組み合わせが意外だったので、少しびっくりしたのを覚えています。
この時、僕はしばらくヨーロッパを旅している最中で、日本食が果てしなく恋しかったので、ラーメンを食べることに。
味噌ラーメンを注文しました。
するとラーメンの前に、まずはサービスで水とパンとバターが出てきました。
北欧のレストランで、水が無料で出てくることなんてほとんどないので、日本らしさ溢れるサービスが嬉しかったです。
サービスのパンも美味しい!
そして来たのがこちらの写真のラーメンです!
具沢山の味噌ラーメン!
正直、メニューを見ていた時はちょっと値段が高いなと思っていたのですが、チャーシューと煮卵、野菜が入っていて、これだけ具沢山なら納得!
そもそも、フィンランドの物価の高さを考えると、日本より高いのが当たり前ですね。
日本のオーナーが作っていることもあり、間違いなく美味しい味でした。
かもめ食堂「Ravintola Kamome」の詳細情報!
名称 | かもめ食堂【Ravintola Kamome】 |
住所 | Pursimiehenkatu 12, 00150 Helsinki |
営業時間 | 月〜木:11:00~21:00 金〜土:11:00~22:00 |
公式URL | http://www.kamome.fi/ |
そして実は、かもめ食堂の横には、【Atelier Kamome】というカフェもあります。
かもめ食堂のカフェバージョンですね。
日曜日のみ定休日。他の日は11:00~17:00で営業しているので、「あまりお腹は空いてないけど、かもめ食堂を満喫したい」「あのシナモンロールを食べたい!」という方は、カフェの方へ行ってみてください。
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カモメ食堂で撮影された場所1:大きなカモメがいる港へ!
映画「かもめ食堂」では、丸々と大きなカモメが出てくるのも印象的ですよね。
確かにフィンランドのカモメは、大きいと思います。
エテラ港という港が、映画に出てくる場所です。
ヘルシンキは海に面している街なので、街と港が一体化しているような印象です。なので海沿いを散歩するのは欠かせません!
ここではマーケットもやっているので、楽しく散歩できますよ〜。
カモメ食堂で撮影された場所2:アカデミア書店内のアールトカフェ
映画の冒頭部分、サチエさんとミドリさんが出会うカフェがありますよね。
それがここ。
アカデミア書店という大きな書店内の2階にあります。
日本でも、カフェと本屋が合体した施設は人気ですよね。
それと同じ雰囲気で、買った本をそのままカフェでゆっくり読むことができます。
ここで読書をすると、まるで映画の世界のよう。
フィンランドの有名な建築家が作った建物というだけあり、建物自体も美しいです。
カモメ食堂で撮影された場所3:テラス席が印象的!カフェ「ウルスラ」へ…。
映画の中で、食堂が休みの日に皆でオシャレをしてくつろいでいたカフェはこちら。
「カフェ・ウルスラ」です。海沿いにあり、テラス席が気持ち良いカフェ。
なんといってもロケーションが最高です!
そこは海の目の前。地元民からも人気で、特に夏は賑わっています。
ここで海を見ながら、ビールなんて飲んだら最高ですよね!
まさにここはリゾートです。
フィンランド定番のパン「シナモンロール」を食べる!
フィンランドに来たからには、食べないといけないのは「シナモンロール」。
映画の中でもシナモンロールが出てきますよね。そしてシナモンロールの匂いにつられて、徐々にお客さんが入り始めます。
やっぱり、フィンランド人はシナモンロールが好きなようです。
フィンランド語では、シナモンロールは「KORVAPUUSTI」(コルヴァプースティ)と呼ばれ、国を代表するお菓子の一つです。
けっこう甘いものが多いので、ちょっと苦目のコーヒーとよく合うと思いますよ〜。
たいていどこのベーカリーやカフェでも売っているので、色々なシナモンロールを試してみるのもおすすめです!
かもめ食堂のカフェでも食べることができるので、カフェに行かれる方は是非食べてみてください。
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映画「かもめ食堂」ロケ地巡りのまとめ
以上、ヘルシンキのかもめ食堂に関するロケ地でした。
- 映画「かもめ食堂」のお店【Ravintola Kamome】はフィンランド料理と日本食を食べられるレストラン。本格的な日本食が美味しい。
- かもめ食堂の横にはカフェもあり。
- エテラ港で丸々と太ったカモメに出会う。
- アカデミア書店のカフェで読書を楽しむ。
- 「カフェ・ウルスラ」でテラス席から海を眺めるのが最高。
- フィンランド旅行で外せないのは、「シナモンロール」
フィンランドは遥か遠くの国に感じてしまいますが、実は日本から一番近いヨーロッパの国はフィンランドなんです。(ロシアを抜かせば。)
映画好きの方、かもめ食堂の世界観を楽しみに、ヘルシンキへ行ってみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。