韓国といえば、日本からも近いので観光地としても大人気の国です!近年では韓国コスメやK-POPなどの流行で、若者からも絶大な人気を集めています。
特に首都ソウルではショッピングも楽しめて、おすすめ観光スポットが目白押しです。中でもソウル市内にあるかつての王宮「景福宮(キョンボックン)」は、とても素敵な場所です。
四季折々の景色が楽しめる景福宮に、今回は紅葉が見ごろの秋に訪れてきました!
今回は、「景福宮」の見どころについて“旅らび.com“で詳しくご紹介していきます!
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【2泊3日のソウル旅行!】短時間でも観光できる「景福宮」に行ってみました!
今回は、2泊3日で初ソウル旅行に行ってきました!
冬の時期は日本よりも気温が下がり寒くなるので、おすすめ観光時期としては、秋までがベストです。
それでもすでに寒く、かなり厚着して行きました。2泊3日だったのでスケジュールはかなりタイトでしたが、行きたい観光地は全部行けました!
景福宮もその一つで、もちろん時間があればゆっくりと観光できますが、一日で他の観光地にも行きたい方は、見どころを抑えるのも重要です。
日本語の無料ガイド案内や、デジタル機器ガイドもレンタル出来るので、有効活用することをおすすめします。
日本語の無料ガイド案内は60~90分、デジタル機器ガイドは40分、60分、90分と選べます。
デジタル機器ガイドは3,000ウォンで、チケット売り場でパスポートなどの身分証明書と引き換えて、レンタルすることが出来ます。
私も実際にデジタル機器ガイドをレンタルして有意義な時間を過ごせたので、ご興味のある方はぜひ利用してみてください!
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景福宮を見るなら「4大宮および宗廟統合観覧券」でお得に観光しよう!
ソウル市内5箇所の王宮に、お得で入場できるチケット「4大宮および宗廟統合観覧券」があります。
チケットの有効期間中に「景福宮・昌徳宮・昌慶宮・徳寿宮・宗廟」が観光出来ます。
有効期間はチケット購入後3カ月間で、金額は10,000ウォンとかなりお得です!
私もこちらのチケットを利用して、実際に観光しました!
特に秋から冬の時期は王宮の閉館時間が早くなるので、早めの時間帯から観光することをおすすめします。
また、昌徳宮と宗廟は世界遺産なので、こちらも是非訪れたい場所です。
【実は..】日本と韓国の意外な関係があったみたいです!
景福宮は、1395年から1868年まで朝鮮王朝の王宮として使用されてきました。
しかし、残念なことに過去に2回建物が全焼してしまい、その後273年もの間使用されてきませんでした。
1度は1553年に起きた大火で、2度目は1592年豊臣秀吉による文禄の役で全焼しました。
2度目の全焼後は、離宮の昌徳宮(チャンドックン)に王宮が移されましたが、1868年にようやく復元されました。
復元後は王宮としての役割ではなく、大日本帝国領となった朝鮮を統治するための朝鮮総督府が敷地内に置かれました。
全焼してしまったのは非常に残念でしたが、観光で訪れて目にした時は復元したとは思えないほど立派な建物でした。
実際に観光した私がおすすめする「景福宮」の見どころ!
チケット売り場でチケットを購入して入場すると、いよいよ観光です!
勤政門をくぐった後正面に見えてくるのが、「勤政殿(クンチョンジョン)」です。
景福宮の中心にある正殿で、王の即位式や公式の国家儀式、外国との接見が行われた場所です。
正面の広場も広々としていて、数多くの観光客で賑わっていました。
チマチョゴリを着た観光客も沢山いて、まるで朝鮮王朝時代へタイムスリップしたかのようです!
勤政殿の奥には、「思政殿(サジョンジョン)」と呼ばれる王国の執務室があります。
韓国の王宮は、外観だけでなく室内も色鮮やかな部屋が多く、日本とは異なる印象を受けました。
思政殿の奥には、「康寧殿(ガンニョンジョン)」という王の寝室があります。
9つ部屋に分かれていて、中央が王の寝室、その周りが女官の寝室となっています。部屋が9つあるということもあり、かなり広大な寝室でした!
思政殿の奥には、王妃の寝室「交泰殿(ギョテジョン)」があります。
交泰殿の広い板の間(デチョンマル)で、写真は扉が閉まっていますが、扉を開けると人口庭園の峨眉山が鑑賞できる場所です。
そして、景福宮の敷地内で一番綺麗な景色の場所が、「香遠亭(ヒャンウォンジョン)」です。香遠亭は、1867年香遠池を造って建てられた東屋です。
私が観光した時は工事していましたが、香遠池の上に橋があり、香遠亭へと行くことが出来ます。
こじんまりした佇まいですが、周りの景色と調和していて非常に見事です。紅葉の時期ということもあり、ずっと見ていたくなるほど綺麗な景色でした。
工事していなければ、橋も渡ってみたかったです!
香遠亭の近くには「国立民族博物館」があり、こちらも朝鮮半島の民族の歴史などの理解が深まる博物館です。
日本ではなかなか目にすることの出来ないものばかりなので、時間があれば行ってみてください!
博物館の近くには十二支の像が円形に並んでいて、個人的にお気に入りの場所です!
景福宮で行われる王宮守門蒋交代儀式は必見です!
景福宮の名物と言っても過言ではないのが、「王宮守門蒋交代儀式」です。
朝鮮時代の守門蒋(スムングン)の儀式を再現したもので、定休日の火曜日と雨天以外の10時と14時に光化門と興礼門の間の広場行われます。
この儀式以外でも、門の前に守門蒋が立っているので、記念撮影も出来ます!写真撮影はかなり人気のため混雑していましたが、思い出作りに是非おすすめします!
チマチョゴリを着て入場料が無料!
景福宮を観光していると、チマチョゴリを着ている人を多く見かけました。
景福宮では、韓国の民族衣装チマチョゴリを着て入場すると、なんと入場料が無料になります!
景福宮付近ではチマチョゴリのレンタルショップがいくつかあるので、すぐに見つけられます。
旅の思い出にもなるので、この機会に着てみるのも良さそうです。
ソウルから景福宮へのアクセス!
景福宮へのアクセスは、地下鉄が便利です!
ソウル駅からの場合、地下鉄1号線で鍾路3街駅で3号線に乗り換え、景福宮駅まで約16分です。
明洞駅からですと、地下鉄4号線で忠武路駅で3号線に乗り換え、景福宮駅まで約15分で到着です。
運賃は、現金で片道1,350ウォン、ICカードで1,250ウォンとかなりお手頃です!
景福宮駅到着後すぐに景福宮が見えてくるので、まず迷うことはありません!
【景福宮だけじゃない!】ソウル市内にあるカフェも魅力的…。
冬の時期日本よりも寒い韓国の街では、カフェを沢山見かけます!
私も実際に観光して、何度もカフェに入りました。かわいいカフェが多く、インスタ映えしちゃいます!
また、店内も暖かいので一休みするのにとてもいい場所です。寒い時期に韓国を訪れる際は、ぜひカフェを利用してみて下さい!
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まとめ
見どころの多いソウルですが、朝鮮王朝時代の雰囲気が味わえる景福宮は、景色も最高でおすすめの観光スポットです!
ソウル駅や明洞からのアクセスも抜群なので、観光の後はソウルでショッピングやカフェで休憩するのも良さそうです。
今回は秋に訪れましたが、違う季節に行くとまた違う景福宮の景色を楽しむことが出来ます。
いつ訪れても素敵な景福宮なので、ソウル旅行の際は是非とも足を運んでみてください!
景福宮の基本情報 | |
住所 | 161 Sajik-ro, Sejongno, Jongno-gu, Seoul, 大韓民国【MAP】 |
電話番号 | +82 2-3700-3900 |
営業時間 | 9:00~18:00(11月~2月は17:00まで)※入場は閉館の1時間前まで |
休館日 | 火曜日 |
入場料 | 大人:3,000ウォン |