南米はいまだ手つかずの大自然が残り、日本では決して見ることのできない絶景にあふれています。
南米の奇跡の絶景を満喫する冒険の旅は、刺激とロマンが満載。
今回は、42カ国120都市以上訪れた私が自信を持っておすすめする南米の奇跡の絶景5選を「旅らび.com」よりお届けします。
現地に行ったからこそ知り得た情報も余すことなく書いているので、是非熟読してみて下さい!
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南米の奇跡の絶景①:マチュピチュ(ペルー)
マチュピチュはインカ帝国最大の遺跡で、約100年前に発見されました。
これまで謎のベールに包まれていたマチュピチュは「天空の遺跡」とも呼ばれ、その姿をひと目見ようと世界中から観光客が訪れます。
マチュピチュに登ったとき「昔こんな高い場所に人が住んでいて、文明が存在していたんだ」と思うと、感動で涙が出そうになりました。南米を旅するなら、是非行ってほしい場所です。
マチュピチュ遺跡の入場券は、2019年1月から3部制になりました。
私が行ったときは午前・午後の2部制だったため、どんどん制限が厳しくなっているようです。
名称 | マチュピチュ遺跡 |
入場時間 | 1部6:00~9:00/2部9:00~12:00/3部12:00~15:00 |
入場料 |
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※入場券は、マチュピチュ遺跡に着いてから購入することはできません。インターネットかマチュピチュ村の文化庁で事前に購入しましょう。
ちなみに学割を使用すると、マチュピチュ遺跡のみの入場料が77ソル(日本円で約2400円)になります。その際、国際学生証の提示だけではなく、自分が通っている学校の学生証の提示が必要なので注意しましょう。
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南米の奇跡の絶景②:レインボーマウンテン(ペルー)
ペルーといえばマチュピチュのイメージが強いですが、まだあまり知られていない奇跡の絶景は他にもあります。
それが、レインボーマウンテンです。
その名の通り、山の表面がカラフルな虹色になっている非常に珍しい山です。
この山はトレッキングすることができ、その頂上にて絶景を拝むことができます。
実はこちらの絶景は、到達するまでが少し大変!
実は、トレッキングスタート時点の標高が4380m。富士山よりも高い標高からスタートするため空気が薄く、少し歩いただけでも息が切れてしまいます。
更にツアーで参加すると下山する時間が決まっているため、タイミリミットがあります。
そんなときに救いの手となるのが馬です。
現地の方が馬を引いており、頂上までの残りの距離に応じて料金を払うことで馬に乗せてもらえます。
私は最後1/5ほど馬に乗って、15ソル(日本円で約475円)をお支払いしました。
最初から馬に乗る人もいるので、そこは自分の体力と相談しつつという感じになりそうです。
しかし、自分の足で歩くからこそ、頂上で輝く7色の山を見たときの感動も大きいです。
是非、無理をしない範囲内でトレッキングに挑戦してみてほしいなと思います。
旅行会社でツアー予約。料金は1人につき60ソル(日本円で約1900円)※朝食、昼食、往復バス代込
南米の奇跡の絶景③:ウユニ塩湖(ボリビア)
長い年月をかけて海底が隆起してできた広大な塩の大地。
雨上がりに薄く張った水が大地が空を映し出し、360度鏡張りの絶景を作り出す。それがウユニ塩湖です。
世界中を旅したトラベラーたちがこぞって言うのが、「やっぱりウユニ塩湖はすごかった。」という言葉です。
ウユニ塩湖は近年とても有名になり、テレビや雑誌で見る機会もとても増えました。写真集も次々と発売され、その人気は高まるばかり。
かくいう私もウユニ塩湖の写真は、携帯やテレビ越しに何度も見たことがありました。
しかし、実際ウユニ塩湖に行ってみると、あの言葉の意味がわかりました。
ウユニ塩湖はいくら写真を見たことがあっても、必ずその期待値を超えてきます。
それほど、この景色は「旅人を唸らせる奇跡の絶景」です。
刻一刻と変化する空模様を映し出す大地は、1秒ごとに景色を変えていきます。
一瞬たりとも見逃したくない景色が目の前に広がり、「生きていて良かった」と、そんな言葉が自然に出るぐらい息を呑む景色です。
ウユニ塩湖のベストシーズンは、雨季と乾季どちらもおすすめです。どの時期に行くかによって見える景色が全く違います。
ウユニ塩湖:雨季(11月~4月)
日本人に最も人気があるのが、雨季の時期です。
特に2月は綺麗な鏡張りを見れる可能性が高いと言われています。
幻想的な鏡張りの景色や、満点の星空が大地に映し出される景色を見たい方はこの時期に訪れるのがおすすめです。
ウユニ塩湖:乾季(5月~10月)
ウユニ塩湖の絶景と言えば360度鏡張りの景色がやはり有名ですが、乾季には真っ白な塩の大地が広がり、また違った世界を楽しむことができます。
乾季の時期に訪れるなら、是非やってほしいのがトリックアート。
遠近法を生かして、面白い写真を撮影することができます。
同じツアーに参加している人と協力して、是非トリックアート写真を撮ってみましょう。
ドライバーさんはこれまでたくさんの観光客の写真を撮ってきたプロなので、彼らに任せてもいい写真を撮ってもらえますよ。
ウユニ塩湖では高山病に注意!
ウユニ塩湖は標高がとても高く、高山病にかかる人も多いです。
日本で事前に高山病の薬を買っておき、着いた初日は身体を休ませて徐々に身体をならしていくなど対策をするようにしましょう。
南米の奇跡の絶景④:ペリトモレノ氷河(アルゼンチン)
アルゼンチンのパタゴニア地方にあるロス・グラシアレス国立公園。
その中に自然が作りだした奇跡の絶景、ペリトモレノ氷河はあります。
「ゴオオオオオ」という轟音をあげながら崩れ落ちる氷河は、迫力満点。地球の大自然を五感で感じることができます。
ペリトモレノ氷河は、トレッキングをすることも可能です。
ミニトレッキングなら、所要時間は2時間、料金は約2万円。(旅行会社で事前に申し込みが必要です。)
ガイドさん先導のもと、氷河の上を自分の足で歩くことができます。
トレッキング後は、氷河の氷でオンザロックウイスキーを飲むことができます。
絶景を見ながらのお酒は格別です!
ペリトモレノ氷河についての記事は別で書いていますので、気になる人はチェックしてみて下さい。
https://tabirabbi.com/argentine-experience/
南米の奇跡の絶景⑤:フィッツロイ(アルゼンチン)
アルゼンチンのパタゴニア地方にあるフィッツロイ。
アウトドアウェアPatagoniaのロゴのモデルになった場所だと言われています。標高3359mにも及ぶ山は、世界中のクライマーがこぞって訪れる場所です。
フィッツロイの見どころは、日が昇る数分間、燃えるように真っ赤に染まる山々。
赤く染まったフィッツロイは、太陽が昇るにつれて黄金に染まり、やがて朝がやってきます。
この景色を見るためには、エルチャンテンという町からトレッキングが必要です。
まだ空が暗い早朝5時頃から登り始め、約1時間半のトレッキング。およそ4kmの道のりを急ぎ足で登ります。
このトレッキングはフィッツロイの景色を眺めることができる、一番お気軽なコース。
キャンプ道具を持参し、泊りがけで山の先まで進むともっと至近距離でフィッツロイを眺めることができます。
エルチャンテンの町には、アウトドアショップが充実しておりレンタルもあるので、アウトドア好きな方は挑戦されてみてはいかがでしょうか。
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まとめ
日本から、飛行機を乗り継いで約30時間。
南米には、冒険とロマンに溢れた大自然が広がっています。
今回ご紹介したのは、地球の神秘を五感で感じことのできる絶景のほんの一部です。
次の長期休暇には、是非南米へ冒険の旅に出かけてみませんか?