旅行の体験談

タイ北部の寺『ワットタムウア』で瞑想修行体験をしてきました!

こんにちは!

皆さんはお寺で修行したことはありますか?

日本だと京都で座禅などの修行ができますよね。

僕はタイ北部にあるお寺ワットタムウア(Wat Tam Wua)で瞑想の修行をしてきました!

人生で初めての修行体験です。

なぜ、タイ北部にあるお寺で修行してきたかというと、ここは『瞑想の修行』ができるんです。

「瞑想の修行なんて、よくわからないけど何か面白そう!」

そう思った僕は特に仏教に興味があるというわけではないのですが、今回は瞑想修行についての体験談をお話ししていきます!

スポンサーリンク

【そもそも..】瞑想とは?

ワットタムウア(Wat Tam Wua)の自然

そもそも瞑想って何?という方のために、瞑想とは何かというところから説明していきたいと思います。

瞑想には様々な意味がありますが、「何かに集中すること」「心を無心にすること」等の意味合いがよく使われるものだと思います。

英語では「Meditation」と言います。

仏教だけでなく、キリスト教などの修行の際にもしばしば使われています。

瞑想には、ストレス軽減や健康集中力アップ等、様々な効果があると言われていますが、難易度が高いので実際にやったことのある人は少ないのではないでしょうか。

【経路は??】早速ワットタムウア(Wat Tam Wua)へ!

ワットタムウア(Wat Tam Wua)の自然2

まずはタイ第2の都市チェンマイへ。

チェンマイからはバスを乗り継いで北部の方へ行きます。

チェンマイからはパーイという町へ。チェンマイのバスターミナルから、パーイのバスターミナルまでバスで3時間程度。バスターミナルからは1時間に1本くらいの頻度でバスが出ています。

この区間の道路は急カーブが多いことで有名で、合計で762箇所のカーブがあります。

車酔いしやすい方は特に、コンビニで酔い止めを飲んでから乗りましょう!

5バーツという格安で2回分使えるものが売っています。ものすごい効き目なので、爆睡している間にパーイに到着します。

ちなみにパーイという町も個人的にかなりおすすめの町です!

バックパッカーに人気の町で、自然豊か・穏やかで親切な人々・美味しいご飯・暖かい気候・安い物価という最高の要素が揃っている町です。ワットタムウアに行く際は是非、パーイにも行ってみてください!

パーイからは「メーホンソン」行きのバスに乗ります。

約3時間でワットタムウア近くの停留所に到着。停留所からは15分ほど歩いて行きます。

1本道なので分かりやすいですが、バスの運転手に歩く方向を聞いて行きましょう。

パーイに寄らない場合、チェンマイのバスターミナルから「メーホンソン」行きのバスに乗れば、乗り換えをせずにそのまま行くこともできます。

スポンサーリンク

【ここがすごい!!】実際に体験した私が思ったワットタムウア(Wat Tam Wua)の凄さとは?

ワットタムウア(Wat Tam Wua)の地図

ワットタムウアに到着すると、受付があるのでそこで今日から参加したいとの旨を伝えます。

6時〜20時までの間に着けば、いつからでも参加可能です。修行中は白装束を着ないといけないのですが、持っていない場合は無料で貸してくれます

服を借りたら、今度は部屋の鍵をもらいます。

広大な敷地内にはたくさんのバンガローがあり、そこに無料で泊まらせてもらえるのです。バンガローには大部屋と個室があり、参加者が多い時は大部屋で雑魚寝になるようです。

ワットタムウア(Wat Tam Wua)にあるバンガロー

僕が行った時は個室が空いていたので、1人1部屋の個室を使わせてもらえました。

その個室が予想以上に快適!!これが無料で良いんですか?!

街中の安いドミトリーより快適です。

テラス付き、シャワー・トイレ付き、清潔感バッチリ。ありがたいですね。

ワットタムウア(Wat Tam Wua)のバンガローの中1 ワットタムウア(Wat Tam Wua)のバンガローの中2

周囲には大自然が広がっていて、山奥にある保養地にでも来た気分です。

これから2泊3日、お世話になります。

そうこうしていると、昼食の時間になったようです。

え?昼食?まだ修行してないのに食べていいのかな?と思いましたが、案内役の人に促され一番最後尾に並んで食事をもらいに行きます。

このご飯がまた美味しいんです!!薄めの味付けですが、誰もが好きそうな味付け。健康に良さそうな味。ちょっとしたお菓子やデザートがある時もあります!しかもご飯も全て無料。

 

皆さん、気が付きましたか?

ワットタムウアは、快適な宿から美味しい食事までこんなに至れり尽くせりなのに、全て無料なんです!

本当にありがたいです。

※無料と表記しておりますが、体験に対してお金を寄付することもできます。

【瞑想修行スタート!!】修行中の生活はというと…

ワットタムウア(Wat Tam Wua)での瞑想修行のスケジュール

皆で瞑想修行するのは1日に3回(朝・昼・夜)です。

瞑想修行の内容は、座りながらの瞑想・歩きながらの瞑想・寝た体勢での瞑想の3つを行います。

寝た体勢の瞑想をした時、完全に寝てしまい気付いた時周りの人は座る瞑想に変わっていた時は恥ずかしかったです(笑)

座りながらの瞑想は、イメージ通りの瞑想ですね。あぐらをかいて目を瞑って、瞑想します。

歩きながらの瞑想は、敷地内を歩きながら瞑想します。個人的にはこれが一番難しかったです。お坊さんに続いて1列に並びゆっくり歩くのですが、周りの景色が目に入ったり目の前に木の枝や虫がいるとなかなか集中できなかったです。

修行中のタイムスケジュールは以下の通りです。

タイムスケジュール
5:00自分の部屋で瞑想の自主練すみません、1回もやりませんでした笑
6:30お坊さんへの托鉢お坊さんへご飯をあげます。
7:00朝食午後からは何も食べられないので、待ちに待った食事!美味しい!
朝食はご飯とおかず1品。素朴な味ですが、前日の昼以降何も食べられないので、本当に美味しく感じます!
8:00瞑想修行瞑想の前には、いつもお坊さんの説教があります。英語で話してくれるので、英語のリスニングが得意だと理解できると思います。
僕にはちょっと難しく、半分くらいしか聞き取れませんでした。ただ、スティーブ・ジョブズの話を出したりと現代的でユーモアも取り入れながら話してくれます。
10:30お坊さんへの托鉢
11:00 昼食これ以降何も食べないので、たくさん食べます!美味しい。
※昼食はご飯とおかず4品ほど。朝食よりバリエーションが増えるので嬉しいです。
13:00瞑想修行 
16:00掃除の時間寺の共用部分で、自分が掃除したいところを好きなように掃除します。特に始まりの合図はなく、時間になると皆、勝手に掃除を始めます。
17:00リラックスタイム コーヒーとティーを自由に飲めます
18:00瞑想修行
20:00自分の部屋で瞑想の自主練やらないでメインホールにいる人も多い。
このくらいの時間になると、メインホールが消灯されるので自分のロッジに戻って、シャワーを浴びて部屋でゆっくりしていました。
22:00就寝 

こんな感じで1日が流れていきます。

滞在中、他の寺では私語厳禁のところが多いようですが、ワットタムウアでは喋っても大丈夫です。

もし喋りたくないという場合は、『サイレントカード』という話し掛けないでくださいという札を下げて生活します。

空いている時間は自由時間です。自由時間が多めなのもここの特徴。全体的に規則が緩めなので、初心者の方は参加しやすいと思います!

僕は自由時間は洗濯をしたり、読書をしたり散歩をしたりして過ごしていました。

自由に読んで良い仏教関連の本がたくさん置いてあって、日本語の本もありました。

せっかく修行に来ているので、滞在中は仏教に関しての本を読んでいました。お坊さんの説教にも通じるところがあり、話が理解しやすくなった気がします。

【2泊3日】私がワットタムウア(Wat Tam Wua)で行なった瞑想修行の成果とは…?

僕はワットタムウアで2泊3日滞在して、修行してきました。

が、短期間だと難しいな〜という印象です。瞑想中は雑念が湯水のように湧いて出て来ます(笑)

もっと長い期間、瞑想修行に参加したら何か変わってくるのかもしれません。

でも仏教の考え方の良さ(かと言って仏教には入りませんが)、瞑想の良さは少し理解することができました。

瞑想とは目の前のことに集中すること。

個人的な見解ですが、瞑想を続けるとオンオフの切り替えができるようになったり、集中力が上がったりするのかなと思っています。

これは宗教関係なく、日常でも役に立つことだと思います。

スポンサーリンク

まとめ

ワットタムウアでの瞑想修行は、仏教に興味がない人でもおすすめします!

タイの山奥にある自然に囲まれた寺で、瞑想の修行が無料で体験できて、かつ美味しいご飯を食べられて(笑)。

気軽に、こんな良い経験をできる場所はあまりないのではないでしょうか?

瞑想をしてみたい方や仏教に興味がある方はもちろん、ちょっと変わった体験をしてみたいという方は是非ワットタムウアへ!

ABOUT ME
タカヤン
こんにちは。タカヤンです!北海道出身。 これまで日本中を旅したり、ピースボートで世界一周を経験してきました。 現在は、2018年6月〜妻と世界を旅しています。アジア料理とベルギービール、Tシャツが好き。マイナーなスポットやガイドブックでは得られない、現地の情報を発信していきたいと思っています。