東洋と西洋が交わる国、トルコ。
イスタンブールのモスクやカッパドキアの気球、パムッカレなど見どころが非常に多くあります。
トルコは滞在期間を一週間ほど確保して、いろんな都市を周遊するのがおすすめ。
トルコのバスは世界一クオリティが高く、モニター付き、wifi付き、軽食やドリンクサービスがついています。
バスに乗って快適な旅をしながら、魅力あふれる都市をホッピングしちゃいましょう。
ということで今回は、私の実体験を元にトルコでしたいことについて5つ「旅らび.com」よりお話ししていきます。
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トルコでしたいこと①:ブルーモスクで青に染まる!(イスタンブール)
イスタンブールはトルコ最大の都市で、ビザンツ・ローマ・オスマンの首都として繁栄しました。
ユネスコ世界遺産には、「イスタンブール歴史地区」として登録されています。
イスタンブールの中でも是非訪れてほしいのが、通称ブルーモスクと呼ばれているスルタンアフメット・ジャーミィです。
完成まで7年の歳月を要したモスクで、内部には2万枚にも及ぶ青い装飾タイルや美しいステンドグラスで彩られています。
美しいブルーで彩られた空間は、窓から差こむ太陽の光加減によってその色を変化させます。
そこから生み出される神秘的で美しい景色から、ブスーモスクは「世界で最も美しいモスク」とも称されています。
観光客の方も多く訪れる場所ですが、モスクには毎日敬虔なイスラム教徒が訪れ、礼拝を行っています。
1日に5回ある礼拝の時間はイスラム教徒以外はモスクの中に入れません。
また、ブルーモスクを訪れる際の服装にも注意が必要です。
男女共に肌を露出した服装はNGで、女性はスカーフを着用しなければなりません。
スカーフを持っていない方は、入り口にて無料で貸し出ししてもらえます。(入場料も無料です。)
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トルコでしたいこと②:カッパドキアでユニークな奇岩めぐりをする!
カッパドキアは「ギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群」という名称で、1985年に世界複合遺産に登録されています。
スターウォーズの舞台となったとも言われている不思議な形をした奇岩群がにょきにょきと地面から伸び、異世界を作り出しています。
ラクダ岩、妖精の煙突などユニークな名前がついた奇岩は、人の手が一切加えられていない自然が作りしたアートです。
これらの奇岩を見てまわるなら、スクーターやバギーをレンタルするのがおすすめです。
周辺の観光スポットを巡るツアーもありますが、スクーターをレンタルすれば自力でアクセスすることができ、時間の自由がききます。
また、お値段もこちらの方がお得です。
例えですが、レッドツアーと呼ばれる
- love valley
- 妖精の煙突
- ラクダ岩 etc..
を巡るツアーだと一人120リラ(日本円で約3600円)ですが、
スクーターレンタルなら2日借りて一人50リラ(日本円で約1500円)です。
ユニークな形の奇岩を眺めながらスクーターでドライブするのも、とても気持ちがいいですよ。
トルコでしたいこと③:カッパドキアで気球に乗り大空を漂う!
そして、カッパドキアと言えば、絶対に体験してほしいのが気球ライド。
朝やけとともに空にふわふわと舞い上がる気球と、そこから見える絶景は一生の思い出に残る景色です。
気球ライドのお値段は、80ユーロ(日本円で約9400円)。
料金には、下記内容が含まれています。
- ホテルまでの送迎
- 気球乗り場での朝食付き(パンやコーヒー、チーズなど)
- 着陸後のお祝いシャンパン、メダル付き
気球の予約は、カッパドキアの街にある観光所や宿泊しているホテルですることができます。
私は80ユーロで申し込みをしましたが、あとから宿泊したカヤタスホテルで聞いてみたところ67ユーロだと言われショックを受けました。笑
いろんな場所で一通り値段を聞いてみるのが方がベターです。
また、カッパドキアの丘の上にあるviewpointからは、街並みを一望することができます。
夕刻の時間にあると車が行列をなして全く進まなくなってしまうので、スクーターで行くのがおすすめです。
トルコでしたいこと④:パムッカレで純白の石灰棚を見る!
パムッカレとは、トルコ語で「綿の宮殿」という意味。
石灰棚が弱酸性の雨によって溶け出し、地熱によって温泉が湧き、沈殿した石灰が固まったことでこの景色は生まれたそうです。
大小さまざまな大きさの100の石灰棚は、日の光を浴びて純白に輝き美しい風景を作り出します。
世界遺産にも認定されたパムッカレには、国内外からも多くの観光客が訪れます。
近年、観光客の急激な増加と温泉の引きすぎが原因でパムッカレの湯が枯渇するという問題も起きましたが、私達が訪れた際にはしっかと温水が流れていました。
パムッカレでは足湯はもちろん、水着を持参すれば温水に浸かることができます。世界遺産で温水浴ができるなんて、考えてみればとてもすごいですよね。
ちなみに、上に行けば行くほど温水浴をしている人数が多くなりますので、混雑しているところを避けたい方は中腹あたりで温水浴するのがおすすめです。
パムッカレは涼しそうな見た目とは裏腹に、夏場は気温が35度にもなります。
棚田から反射した太陽の光をもろに受けるため、まさに灼熱なので水分補給をこまめに行い、熱中症や脱水症状には充分注意しましょう。
また足元がつるつると滑りやすくなっているので、サンダルを脱いで歩いたほうが転倒防止になります。パムッカレの一番上まで行くとカフェやアイスクリーム屋さんがあり、休憩をとるができますよ。
- 住所:20280 Pamukkale/Denizli Merkez/Denizli
- 営業時間:7時~21時(冬場は8時~17時)
- 入場料:35リラ(日本円で約1,050円)
トルコでしたいこと⑤:太鼓の遺跡『ヒエラポリス』で歴史に思いを馳せる!
パムッカレの石灰棚から徒歩20分ほどの距離に、世界遺産「ヒエラポリス」があります。
この建物はなんと206年に建設されたもの。
現在でもこれほど保存状態が良く残っているものはとても珍しいといいます。
客席には1万5000人もの人を収容することができ、客席上部からは遺跡全体を見渡せます。
他にも、ローマ時代の浴場や神殿跡が残されており、敷居内の遺跡を歩いて見て回ることができます。
パムッカレとヒエラポリスは複合遺産として登録されているため、入場料はパムッカレの入り口で支払う35リラのみでokです。
トルコの国内周遊は圧倒的にバス移動がおすすめ!
今回の記事では、イスタンブール、カッパドキア、デニズリの3都市が登場します。
トルコは国内の面積が広いので、移動方法に迷われる方も多いかもしれませんが、私はバスをおすすめします。
トルコの長距離バスは、世界に類を見ないほどクオリティが高いです!
飛行機と同じようなモニターが各シートについており、映画やゲームがプレイできます。
また、バス内にはwifiが完備されており、移動中に調べ物や写真の整理だってできちゃいます。
さらに、ドリンクサービス付きでスタッフさんがひとつずつ席をまわり、ネスカフェのコーヒーなどを淹れてくれます。
いろんな国でバスに乗りましたが、未だトルコを超えるバスはありません!
トルコのバス運営会社は色々とありますが、カミールコックがおすすめです。
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まとめ
トルコは、モスクに、気球ライドに、歴史的建造物などな見どころがたくさんある国です。
親日家で人もとても優しく、つい長居したくなってしまうような居心地の良さがあります。
また、アジアとヨーロッパが混ざり合う文化圏であるトルコは、独特な文化や慣習などもあり行けば行くほど面白みが増す国です。
その不思議な魅力を知りに、次の旅行先の目的地にぜひトルコを加えてみてはいかがですか?