中国の特別地区マカオでは、カジノや世界遺産など見どころ満載の観光スポットとして有名ですね!
現在でもポルトガル文化の名残があるマカオは、他のアジア諸国や地域とはまた違った西洋の雰囲気が楽しめる場所です。素敵な教会や寺院などがあるので、写真撮影も気分が上がってきます!
今回は、世界遺産「マカオ歴史地区」のインスタ映えする建物について「旅らび.com」より詳しく紹介していきます!
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マカオ初の世界遺産「マカオ歴史地区」!
かつてポルトガルの植民地だった時代背景があるマカオでは、現在でもその名残を感じることができます。
1999年に香港と同様に中国に返還されたマカオですが、現在も公用語はポルトガル語と中国語です。
マカオ半島の中心に位置する「マカオ歴史地区」は、2005年に世界文化遺産としてマカオで初めて登録されました。
全部で30の構成資産から成り、8つの広場と22棟の建造物が登録されています。
全ての構成資産が徒歩圏内にあるので、頑張れば1日で観光することが出来ます。せっかくなら全て観光してみたいですね!
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マカオの観光地1:中国と西洋のデザインが融合した「鄭家屋敷」!
構成資産の一部でもあるリラウ広場を歩いていると、「鄭家屋敷」が見えてきます。
表門が派手でないので見過ごしてしまいそうですが、中に入るととても素敵な屋敷に目を奪われます!
鄭家屋敷は英語でMandarin’s Houseと呼ばれ、1869年~1881年にかけて建築されました。
広さはなんと4000平方メートルにも及び、部屋数は60以上もあるマカオ最大の大豪邸です!
鄭家が屋敷を手放してからマカオ政府が8年かけて修復し、2010年に一般公開されるようになりました。
私と友人は今回初めて鄭家屋敷に訪れましたが、外観と室内が素敵すぎてずっと周りを見渡していました!
伝統的な中国家屋ですが、窓枠や外壁などは西洋のデザインが多く、とても新鮮な気持ちになりました。
観光中は現地のカメラが撮影していたので見れたり見れなかったりでしたが、撮影場所として使われる程素敵な場所だということが分かりました。
どこも素敵な鄭家屋敷ですが、中でも一番のお気に入りがこちらの入口です!
円形のデザインとその背景がとても素敵で、友達と何枚も写真を撮りました。
この入口で写真を撮りたい観光客も多く、写真撮影を頼まれることもありました。
マカオ歴史地区と言えば教会などを想像されるかと思いますが、鄭家屋敷も素敵なところなどで是非足を運んでみてください!
マカオの観光地2:マカオ最古の寺院「媽閣廟」!
続いては、マカオ最古そして最大の中国寺院「媽閣廟(マーコミュウ)」です!
構成資産の中でも一番端に位置していて、私と友人はマカオ歴史地区の観光を媽閣廟からスタートしました!
媽閣廟は1488年に創建された歴史ある寺院で、マカオ歴史地区の中でも中国建築の建物と言えば、鄭家屋敷と媽閣廟、三街会館だけです。
さらに、媽閣廟はポルトガル人がマカオに初めて到着した場所でもあります!
現地の人は「媽閣廟(アマガオ)」と呼んでいましたが、それが転じて「マカオ」と呼ばれるようになったと伝えられています。
媽閣廟では航海の女神「媽祖(アマ)」が祀られていて、旅行安全や自然災害、無病息災にご利益があります。
また恋愛にもご利益があり、赤い「許願球」に願い事を書くと夫婦やカップルが円満になると言われています。
許願球は日本の絵馬のようなもので、とても可愛らしく縁起が良さそうですね!
許願球は日本円で約650円なので、恋愛運をアップさせたい方はぜひ書いてみてはいかがでしょうか?
マカオの観光地3:美しすぎる「聖ドミニコ教会」!
有名なセナド広場に向かって歩いていると、「聖ドミニコ教会」が見えてきます。
クリーム色の外観の聖ドミニコ教会には美しい漆喰彫刻が施されていて、ひと際目を引きます!
聖ドミニコ教会はバロック様式のカトリック教会で、1587年に完成しました。
その後の修繕や再建により、現在の教会は17世紀前半のものです。
教会の中に入ろうとしたところ、警備員に入ることが出来ないと案内されてしまいとても残念でした。
タイミングが悪く残念でしたが、通常は入場することが出来るので聖ドミニコ教会を観光する際は、ぜひ中まで見学してみてください!
2階は「ドミニコ博物館」として開放されていて、無料で見学ができます。
約300品の宗教品が展示されていますので、足を運んでみましょう!
マカオの観光地4:シンボル的存在「聖ポール天主堂跡」!
マカオ歴史地区と言えば、「聖ポール天主堂跡」を想像する方は多いのではないでしょうか?
天主堂は1602年~1640年に建築され、当時はアジア最大のカトリック教会でした。
施工には、江戸幕府から逃れてマカオへ渡ってきた日本人キリスト教も携わっています。
その後の度重なる火災により、現在はファサードのみが残っています。
実際に見学してみるとファサードには細かな装飾が施されていて重厚感があり、とても立派な天主堂であったことを実感しました。
ファサードを美しい状態のまま後世に残していく為に、現在裏側はコンクリートや鋼鉄で支えられています。
観光ではファサードの他に、この天主堂の創設に関わったイエズス会士の地下納骨堂が見学できます。
地下納骨堂はファサードの奥にあり地下納骨堂の入口までは距離があるので、天主堂の敷地の広さを改めて実感しました!
観光した際はあいにくの雨で残念したが、天気が良ければさらに楽しめたはずです。
ファサードだけでも素晴らしい聖ポール天主堂跡には沢山の観光客が訪れて、現在では人気のフォトスポットです!
ここで写真を撮れば、一目でマカオへ旅行に行ったことが分かりますね!
マカオの観光地5:かつては要塞だった「モンテの砦」!
さて、下から見上げた聖ポール天主堂跡でしたが、実は上から見下ろせるスポットがあることをご存知でしょうか?
丘の上にある「モンテの砦」から、その景色を見ることが出来ます。
聖ポール天主堂跡以外にも、カジノの建物なども一望できる絶景スポットです!
モンテの砦は17世紀にイエズス会修道士たちによって、要塞として建造されました。
1922年にここから大砲の弾がオランダ軍の火薬庫に命中して、ポルトガル軍が勝利することになりました。
現在も22門の大砲が残されていて、当時の姿を見ることが出来ます。
他の観光スポットと雰囲気が違うモンテの砦は、個人的におすすめ観光スポットです!
マカオの観光地6:モザイク模様が有名な「セナド広場」!
マカオを代表する広場と言えば、「セナド広場」が有名ですね!
マカオへ行ったことがない方でも、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
聖ポール天主堂跡を後にした私と友人は、やっとの思いでセナド広場に到着しました!
しかし、想像以上にものすごい観光客の数で驚きました。
地面に施されたモザイク模様のカルサーダスは綺麗なので、ぜひ見てみてください!
ポルトガルの街を思わせるセナド広場はショッピング街でもあり、細い路地にも土産屋などが立ち並んでいます。
近くにはマカオ歴史地区の構成資産「仁慈堂大楼」や「三街会館」もあるので、観光するのも良さそうです!
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まとめ
今回はインスタ映えするマカオ歴史地区の構成資産をメインに紹介させて頂きましたが、まだまだ素敵な建物は沢山あります!
どの建物の見学も無料なので、興味があったり少しでも気になればぜひ観光して頂くことをおすすめします。
マカオへ旅行の際は、ぜひともマカオ歴史地区に足を運んでみてください!