世界中から人々が訪れるヨーロッパ。ヨーロッパは世界遺産の保有数も多く、数え切れないほど見どころがあります。
今回は、そんな人気旅行先ヨーロッパで実際に行って感動した世界遺産5選を「旅らび.com」より詳しく紹介していきます。
私は世界一周中、30箇所を超える世界遺産を巡りましたが、その中で実際に行って本当に良かった世界遺産だけを厳選しています。
今はネットでの情報もあふれ、調べればすぐに自分の見たい景色や情報にアクセスすることができます。
だからこそ、自分の足で歩き手に入れた景色やそこで感じたことは、絶対にこれからの人生において心に残り続けます。
この記事を読んで、「実際に見に行ってみたい!」と思う世界遺産があれば、是非足を運んでみてください!
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実際に行って感動したヨーロッパの世界遺産①:カッパドキア(トルコ)
カッパドキアは「ギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群」という名称で、1985年に世界複合遺産に登録されています。
スターウォーズの舞台となったとも言われている不思議な形をした奇岩群がにょきにょきと地面から伸び、異世界を作り出しています。
カッパドキアにはラクダ岩、妖精の煙突など面白い形をした奇岩が多く存在しており、バイクやバギーをレンタルしてまわるのがとても楽しいです。
カッパドキアと言えば、絶対に忘れてはならないのが気球。
朝やけとともに空にふわふわと舞い上がる気球と、そこから見える絶景は一生の思い出に残る景色です。
地上1.5mから見下ろす広大な大地は、時間を忘れるほど感動しました。
気球でのライドが終わると気球は地上へと降り、一緒に気球に乗った参加者たちとシャンパンを飲んで乾杯します。ピースフルな空間が生まれ、とても幸せな時間でした。
また、カッパドキアには奇岩をくり抜いて作られた、ラグジュアリーな洞窟ホテルがたくさんあります。
お値段も2000円~とリーズナブルなホテルも多いです。
ホテルの中には、朝日とともに浮かび上がる気球をテラスや朝食会場から見ることができるところもあります。
是非お好みのホテルを探してみてくださいね。
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実際に行って感動したヨーロッパの世界遺産②:ストラホフ修道院(チェコ)
チェコにある世界最古の修道院の1つ、ストラホフ修道院は「世界一美しい図書館」と呼ばれています。
修道院には約13万冊にも及ぶ書籍が所蔵されており、その世界観はまるで「美女と野獣」に登場する、世界中の本を集めたような空間。
本棚にびっしりと積み上げられた書籍は、一生かかっても読み終わることができそうにありません。
図書館は「神学の間」と「哲学の間」の2つに分かれており、それぞれの入口に貼られたロープの前から写真を撮ることができます。
ただし、写真撮影をするにはエントランスで入場料100コルナ(約500円)とは別に撮影料50コルナ(約250円)を支払う必要があります。
撮影料を支払うとシールをもらうことができ、それをスタッフさんの確認しやすい位置に貼ります。スタッフさんが常時巡回しており、シールを貼っていない人が写真撮影をしていると、注意を受けます。
しっかりとルールを守って撮影するように心がけましょう。
- 入場料(大人):100コルナ(約500円)
- 入場料(学生):50コルナ(約250円)
- 撮影料:50コルナ(約250円)※撮影する人のみ
実際に行って感動したヨーロッパの世界遺産③:アルベロベッロ(イタリア)
とんがり屋根がとても可愛らしいアルベロベッロ。
もともとは政府の税金を逃れるため、すぐに壊せる作りの家を建て始めたのが起原だそうです。
アルベロベッロには全部で1500軒あまりのトゥルッリがあり、1996年にユネスコ世界遺産に登録されました。
イタリアの人気観光都市、ミラノ、フィレンツエ、ローマとは異なり、まだまだ日本人観光客は少ない印象です。
アルベロベッロは靴の形でいうとヒール部分にあたるため、かなり南下しなくてはなりません。少しアクセスの困難さはありますが、行く価値は充分ある町です。
アルベロベッロはその見た目がとてもユニークで、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだような気持ちになります。
フォトジェニックな景色が好きな方には、たまらない景色です。
とんがり屋根の建物は「トゥルッリ」と呼ばれ、住宅としての使い方だけではなくレストランや雑貨屋さんとしても利用されています。
こんなに可愛い場所でごはんを食べたり、お買い物ができたらそれだけで幸せな気持ちになれますよね。
ちなみに、観光地エリアのモンティ地区やアイア・ピッコラ地区から少し離れると、住民の方が暮らしているエリアに入ります。
観光地エリアに建てられた可愛らしく装飾されているトゥルッリとはまた一味違い、簡素で伝統的なトゥルッリを見ることができますよ。
実際に行って感動したヨーロッパの世界遺産④:ヴェネチア(イタリア)
水の都、ヴェネチア。
大ヒット漫画「ワンピース」に登場する、水の都ウォーターセブンのモデル地だと言われています。
全ての公共交通機関が水に浮かぶその景色は、世界中見渡しても唯一無二。ヴェネチアの町を満喫するには、まずはゴンドラに乗ってゆらゆらと優雅な旅路を楽しんでみましょう。
ヴェネチアでは本場のカルボナーラやピザも食べることできます。世界遺産ヴェネチアを望みながら食べるグルメは、美味しさもひとしお。
絶景を楽しみながら、グルメも思う存分堪能しちゃいましょう。
また、ヴェネチアでは毎年「ヴェネチアカーニバル」が開催されます。
ヴェネチアカーニバルは世界三大カーニバルの1つに数えられ、11世紀から始まったと言われています。
このカーニバルでは、きらびやかな衣装と仮面をつけ参加します。
期間中はヴァネチアの町自体が会場になります。現地の方だけではなく、観光客も参加することができます。
ヴェネチアカーニバルは、毎年開催される日程が変わりますが、おおむね2月~4月の2週間に開催されます。
他にも、ヴェネチアにはサン・マルコ広場やドゥカーレ宮殿など、見どころがたくさんあります。また、ブラーノ島などの周辺の島へのホッピングも楽しむことができますよ。
実際に行って感動したヨーロッパの世界遺産⑤:プリトヴィッツェ湖群国立公園(クロアチア)
クロアチアにあるプリトヴィッツェ湖群国立公園は、92の滝と16もの湖を擁する広大な公園です。
エメラルドグリーンに輝く湖はとても美しく、極上のハイキングを経験できます。
国立公園は上湖群と下湖群の2つのエリアに分かれており、それぞれ違った特徴があります。
上湖群はリピーターの方が多く訪れるエリアで、下湖群よりもさらに深い緑色をした神秘的な湖の数々を鑑賞することができます。
落差27mにも及ぶブルシュタヴツィ滝を鑑賞することができるのは上湖群です。
下湖群に比べると比較的空いているので、落ち着いてゆっくりと見たいという方にはおすすめです。
一方で下湖群は、コンパクトに見どころが凝縮されています。
パンフレットやガイドブックでよく見るこちらの写真も、下湖群にビューポイントがあります。
効率よく見どころを抑えたい方や、散策時間が短いツアーの方におすすめです。
国立公園内には、レストランやカフェなど休憩する場所も設けられています。
特に夏に訪れる場合は暑さによる熱中症や脱水症状にならないように気をつけ、こまめに水分補給をするように心がけましょう。
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まとめ
ヨーロッパには驚きと感動に詰まった素晴らしい世界遺産が数多くあります。
今回は私がこれまでたくさんの世界遺産を見てきた中でおすすめの世界遺産を紹介しましたが、何を重視するかによっても内容は変わってくると思います。
歴史的建造物が好き、フォトジェニックな景色ならいつまでも見ていられる、などなど自分のものさしを見つけて是非いろんな世界遺産を巡ってみてください!