みなさん!こんにちは~!ワールドトラベルジャーナリストのYUICHIRONYJPです。
インドの南東に位置する、小さな島国はどこでしょうか?
答えは、そうインドに文化が似ているスリランカ。
スリランカは2009年まで、内戦が続いていた影響で、まだまだ発展途上の国ですが、今活気に溢れている国の1つでもあります。
スリランカの観光都市と言えば、コロンボ、キャンディー、ゴールが有名ですが、移動方法をご存じの方はまだまだ少ないのではないでしょうか。
そこで、スリランカ国内における主要な移動方法をまとめてみましたので、よければ参考にしてください。
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【始めに】スリランカ国内の移動方法
スリランカでの移動方法は主に4つあります。
飛行機、電車、路線バス、トゥクトゥクで左から順番に右に行けば行くほど、時間がかかります。
飛行機は言うまでもなく、他の移動手段と比べ高額ですが、トゥクトゥクも市内中心部利用の場合、1キロメートル約90ルピーと結構割高で、私たちのように観光客の場合、吹っ掛けられることが多いので、注意が必要です。
電車は主要都市、を結んでいますが、事前予約は不可で当日乗車駅で約90分前から販売されるチケットを購入しなければ行けません。
路線バスは、運行会社が多数あり、路線も複雑ですが、Googleマップなどを使い攻略することができます。
また、バス正面には行き先がかかれているので、それを目印に乗るといいでしょう。
次に各移動方法について、詳しく紹介していきます。
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スリランカの移動方法1:飛行機
言うまでもなく、一番料金がかさむ移動方法ですが、最短で目的地まで行くことができます。
スリランカの国内線は、シナモン・エアとスリランカ航空の2社が運航しています。
シナモン・エアの就航路線は、
- コロンボバンダラナイケ⇔バッティカロア、キャッスルリ貯水池、
- コロンボウォーターズ・エッジ⇔ディックウェラ、ハンバントタ、キャンディ、コッガラ、シーギリヤ、トリンコマリー、
- コロンボウォーターズ・エッジ⇔キャッスルリ水上空港、キャンディ、ディックウェラ、ハンバントタ、コッガラ、
- ハンバントタ⇔バッティカロア、キャッスルリ貯水池、キャンディ、シーギリヤ、
- キャンディ⇔バッティカロア(夏期のみ)、ディックウェラ、コッガラ、
- シーギリヤ⇔バッティカロア、トリンコマリー キャッスルリ貯水池 – コッガラ
の間で就航しており、区間によっては水陸両用飛行機を利用することができますが、定員10名ほどで金額も高く、主に外国人観光客が利用しています。
一方、スリランカ航空は、
- バッティカロア⇔スリジャヤワルダナプラコッテ
- トリンコマリー⇔シギリヤ
- スリジャヤワルダナプラコッテ⇔キャッスルリーレザボア
- コロンボ⇔バッティカロア、トリンコマリー 、シギリヤ、スリジャヤワルダナプラコッテ、コガラ 、キャンディー、ハンバントタ、キャッスルリーレザボア
- ディックウィラ⇔コガラ、ハンバントタ
- コガラ⇔ハンバントタ
- キャンディー ⇔スリジャヤワルダナプラコッテ、バッティカロア、ハンバントタ
- ハンバントタ⇔スリジャヤワルダナプラコッテ
の間で就航しています。
スリランカ航空は特にサービスがよく、私が利用したコロンボ⇔ロンドンヒースロー間の国際線の時も、出発前に小さな子どもには、絵本やぬりえなど退屈しないようにプレゼントしたり、赤ちゃんにはよだれ掛けなど何でも揃ってました。
出発してすぐ、イヤホン、そしておつまみと飲み物のサービスがあり、続いて食事といった流れでした。
スリランカの移動方法2:電車
次になぜか安心する電車。
スリランカを走る鉄道は、スリランカ鉄道局が運行する鉄道で、コロンボを中心に、スリランカ国内を結んでいます。
乗車までの流れは、チケット購入→乗車だけでいたってシンプルでしたが、私が利用したときは事前予約ができなかったみたいで、当日乗車する駅でチケットを買う必要がありました。
券売機などはなく、行き先を告げ料金を支払うといった感じで、チケットにかかれた金額から値上がりしているので、料金は壁にはってある、料金表で確認するといいでしょう。
それにしても安い・・・・コロンボからキャンディーまで約4時間移動してもたったの250ルピーです。
チケット購入したらあとは、ホームで待つだけですが、お店がでているので名物のサモサやフィッシュロールを購入しご飯を済ますこともできます。
一応車内販売もありますが、お世辞にも清潔とは言えなさそうなので、出発する前にある程度食べておいた方が無難です。
列車はファーストクラス、セカンドクラス、サードクラスに別れており、ファーストクラスはエアコン付で専用のクルーがおもてなししてくれます、セカンドクラスは扇風機がついており、窓も自由に開けられます、サードクラスは扇風機がついてたりついたいなかったり、窓も開けれたり開けられなかったりと車体によって変わるそうなので、ファーストクラスかセカンドクラスがおすすめです。
ここでは、スリランカらしいと言えばいいでしょうか、ファーストクラスは指定席なので焦る必要はないですが、セカンドクラス、サードクラスは自由席となっており、停車する前から列車に飛び乗る人もいて、停車したかと思うと我が先にと、椅子取り合戦のような状態でした。
スリランカの移動方法3:路線バス
路線バスは市内を隈無く網羅しているので、本来であれば一番利用価値があるはずですが、複数社が運行しているため時刻表やマップなどはなく、攻略するのに多少時間がかかります。
自分の行き先のバスの見つけ方は、ドライバーに直接聞く、バス車体に行き先が書かれているので自分の行き先または経由地であるかどうか確かめる、何となく乗ってみる(笑)のどれかになります。
Googleマップでバス停を選択すれば、選択したバス停を通るバスが一通り一覧になってでてきますが、最新の情報ではなかったりと、たまに苦戦してしまいます。
バスの乗車の仕方は、乗車すると車掌が近づいてくるので、行き先を告げれば料金を教えてくれます。
日本のバスとは違い、金額が一律ではないので、観光地などの最終的な目的地ではなく、バス停の名前を言う必要があるので、紙に書いたり、携帯の画面を見せたりするといいでしょう。
料金は市内だけの移動であれば、15ルピー~30ルピーで賄えます。
興味深かったのは、お互いにお釣りを気にしないと言うこと。
例えば運賃が215ルピーで1000ルピーを渡しても、800ルピーが帰ってきたり、逆に運賃が15ルピーで50ルピー渡しても、30ルピーしか帰ってこなかったりと、端数については結構緩いのがスリランカです。
お店でお買い物しても、端数もっているかどうかいつも聞かれます。
スリランカに行くまでは、端数の細かなお金を払うのは日本人だけだと思ってましたが、スリランカもその辺りは同じなんだなって少し共感しました。
只日本人は1円でもしっかり、やり取りしますから、その辺はスリランカの国民性と考えていいでしょう。
スリランカの移動方法4:トゥクトゥク
町中で一番見かけるのがトゥクトゥク。
小回りが聞く上、周辺を熟知しているので、そういう意味では、最適な移動手段かもしれません。
ドライバーによって、料金が変わりますが、1キロメートルあたり60~90ルピーと考えたらいいと思います。
ドライバーによっては、不当な価格を提示してくる場合もあるので、何人かのドライバーに料金を聞いて、相場を見極めるといいと思います。
外国人の場合、呼ばなくても向こうから近づいてくるので、見つけるのは簡単ですが、多少上乗せしてくるドライバーが多いので、注意が必要です。
トゥクトゥクのなかにはメーター制を採用しているところもあり、その場合車体にメーターと書かれているので、心配であれば、メータートゥクトゥクを選んでみてください。
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まとめ
上記で紹介した移動手段以外にも、配車アプリのUberやタクシーなどもありますが、飛行機、電車、路線バス、トゥクトゥクが主な移動手段となりますので、上記4つを押さえておけば、スリランカ周遊には問題ないでしょう。
スリランカにはまだまだ、日本人だけではなく、ひょっとするとスリランカ人ですら気づいていない魅力がまだまだある国だと思うので、これを機に観光するのはいかがでしょうか。
以上、ワールドトラベルジャーナリストのYUICHIRONYJPでした。