「バイクタクシーって何?」
「どうやって呼ぶの?」
「実際どうなの?危なくない??」
今回は、ジャカルタで4ヶ月間生活する中で欠かせないと感じたバイクタクシーについて“旅らび.com“より詳しく紹介していきます。
まだ使ったことがない人も、使ってみるとわかりますが生活がとても楽になります!
バイクタクシーの呼び方や乗る時に注意すべきことをまとめていますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです♪
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【そもそも..】バイクタクシーってなに?
まずはバイクタクシーについてです。その名の通り、バイクをタクシーがわりに使います。
よりわかりやすく言い換えるとバイクを2人乗りするということです!
スクータータイプからネイキッドと呼ばれるタイプ、バイクのドライバーによってそれぞれバイクは異なります。
ちなみに日本ではバイクの2人乗りの規定は非常に厳しいです。
51cc以上、免許取得から1年以上のドライバー、高速道路は3年以上経過していることが、必須要件です。
日本で2人乗りしている様子を私は未だに見たことがありません。
何も命綱もないですし、危ないからでしょうね。
ですが、ジャカルタや東南アジア諸国では、日本で1人乗りでしか使えないバイクをタクシーとして使っている国もあります。(※シンガポール・マレーシアではバイクタクシーはないです。)
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バイクタクシーのメリット
・なんといっても安い!
・狭い道でも乗車できる
・車の間をぬって運転してくれるので到着時間の短縮ができる
・渋滞時、狭い道でも迂回して渋滞を回避しながら運転してくれる
・事前に支払いを済ませればボラれる心配はない!
バイクタクシーのメリットといえば、やはり「安い!」という点です!
同じ距離であってもタクシーの半額以下の乗車料金で乗車ができることが多いです。
*乗車料金は、乗車時間帯・乗車距離によって異なります。
ジャカルタでは、バスや電車も走っていますが、家の前まで迎えにきてくれて、目的地の目の前で降ろしてくれるバイクタクシーの便利さは車のタクシーと引けを取らない便利さです。
また、バイクなので小回りが非常にしやすいので、狭い小道や、裏道、渋滞時には車の隙間をぬって最短距離で運転してくれます。
さらに、利用するまでこの利点に気がつきませんでしたが、バイクタクシーの方が、車のタクシーよりも到着時間が圧倒的に早いですよ♪
渋滞しやすいジャカルタ市内では、バイクタクシーでの移動の方がメリットが多いといえます。
バイクタクシーで7つの注意すべきこと!
・スリ・ひったくりに注意
・長距離移動は不向き
・雨の時は要注意
・ヘルメットは必ず装着すること
・支払いはtop upして事前に済ませておくこと
・ドライバーは英語を話せないことがほとんど
・バイクに乗る時はパンツスタイルにしましょう
では次にバイクタクシーで注意すべきことを紹介します。
バイクタクシーでは何もかもむき出しなので、バックは前に抱えて携帯などの使用は控えるようにしましょう。
現地ではひったくりの被害案件が多く報告されています。
防げることはきちんと行って、リスク回避しておきましょう!
また、むき出しゆえに雨の時の利用は避けましょう。
ドライバーが雨合羽を貸してくれることもありますが、ジャカルタで雨が降る時は日本のように「シトシト」といった降りかたではなく「ドッド〜〜〜〜!」っと滝のようなスコールが降るので、近くのカフェなどで雨宿りして、雨が止むのを待ってから利用した方が良いでしょう。
それからバイクタクシーの移動距離・服装には注意しましょう。
まず長距離の移動は不向きです。ジャカルタ市内の道路には、スピード止めとして大きな突起物が道路のいたるところに設置されています。
このボコボコを通るたびにお尻に響いてくるので、30分以上乗車するときは車のタクシーを選んだ方が良いといえます。
そして、インドネシアは国民の約90%がイスラム教徒です。女性は肌を全て覆っている人が多いので、日本の夏のような服装はご法度!めちゃくちゃ悪目立ちします。
また事故リスクもあるバイクに乗る時はできる限りパンツスタイルで乗車した方が安全といえます。
最後に注意すべきこととして、料金の支払いですがなるべく電子マネーでの支払いにしましょう。
現金で支払う場合、ピッタリのお金が無いときに大きな金額のお金を出すと、お釣りがないと言われることが多いです。
そういったときは近くのコンビニでお金を崩して貰って払ったり、少し多めに払ったりと、せっかく安く便利に利用できるバイクタクシーが、少し不便になってしまうので、注意しましょう。
バイクタクシーの呼び方は「GOJEK」と「GRAB」の2通りある!
ここまで、バイクタクシーのメリット・注意点を紹介しました!
では実際のバイクタクシーの呼び方について紹介していきます!
インドネシアでメジャーな配車アプリは2つあります。「GOJEK」と「GRAB」この2社です。
基本的に操作方法は大差がないので、今回は「GOJEK」アプリを使って、操作方法を紹介していきますね!
アプリを立ち上げます。
そうすると、このようなトップ画面が表示されます。
バイクタクシーは「Go ride」と書かれた、バイクのアイコンをタップします。
そうすると、自動で自分の現在地が入ります。迎えにきてほしい場所が現在地と異なる場合は、その場所を地図から選ぶか、もしくは目的地の名前を「PICK UP LOCATION」に入れます。
次に目的地を選びます。「DESTINATION」のところに行きたい所を入力します。
先ほどと同様に地図上から選択するか、目的地の名前か住所を入れます。
そうすると画像のように経路が出ますので、問題なければ下の緑のバー「Order GoRide」を押します。
決済画面に移ります。
TOP UPといってコンビニなどでお金をチャージしておけば、ここで決済が終了します。
このTOP UPはインドネシアの銀行と連携しておくこともできるので、チャージの度にコンビニに行かなくても大丈夫です。
チャージをしていない場合は「CASH」を選んで、直接ドライバーに支払いをしてください。
あとは、ドライバーが捕まるのを待って、迎えにきてくれたら乗車するという流れになります。
ヘルメットはドライバーが貸してくれます。
細かい道がわからないときにドライバーから質問されることもあるので、最低限自宅付近の道は早めに覚えて簡単な道順を伝えられるようにしておきましょう。
ちなみに私の場合は方角だけインドネシア語で言えるように、しておきました。
「右=kananカナン」「左=kiriキリ」「まっすぐ=Lurusルルス」「ここです=Ini adakahイニアダラ」
ドライバーをほぼ英語は話せませんので、最低限のインドネシア語を話せるようにしておけば、正確に目的地まで連れていってくれるでしょう。
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まとめ
- ジャカルタ生活にはバイクタクシーが欠かせない
- 乗車する前にお金をチャージしておこう
- 乗車の際はカバンを自分の前に持ってこよう
- 雨の時は利用を避けよう
- 簡単なインドネシア語をマスターしておきましょう
では今回はジャカルタ生活を便利にしてくれるバイクタクシーのメリット・注意点・利用方法を紹介しました。
今回は注意点の方が多くなってしまったのですが、外国ゆえに日本以上に気をつけるべきポイントはたくさんあります。
インドネシア人のほとんどはイスラム教徒で、とても優しい性格の方が多いと感じます。ドライバーも気さくに話掛けてくれる人もいます♪
一度私自身、目的地を間違って設定してしまったことがるのですが、その時は嫌な顔一つせず目的地まで同じ料金で連れていってくれたドライバーもいました。
きちんとリスク回避した上で、安全に、便利に使ってみてほしいなと思います!