「ジャカルタで一番有名って言われているカフェバタビアってどんなカフェなの?」
「カフェバタビアについて知りたい!」
観光地が少ないジャカルタ市内ですが、唯一の観光スポットと言っても過言ではありません。
他の観光地といえば、バカでかいショッピングモールが複数あるくらいです。
プールやらサーカスやら、本当に大きすぎて移動が疲れるくらいの規模のモールがいくつもありますが、今回は歴史を感じられる「カフェバタビア」へ実際に行った様子について“旅らび.com“にて書いてみましたのでまだ行ったことのない方は参考にしてみて下さい。
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インドネシアのジャカルタ・コアにある「カフェバタビア」って何が有名?
カフェバタビアは、インドネシア・ジャカルタ・コタという地域にあり、オランダ統治時代の雰囲気を残した歴史的建造物の多いエリアにあります。
今回は4ヶ月間インドネシアに滞在中に、少し足を伸ばしてみました。
カフェバタビアですが何がそんなに有名かと言いますと、1805年から建築が開始された歴史的建造物として有名です。
現在はおしゃれなレストランとして使われていますが、カフェバタビアはオランダ統治時代にVOC(アドミニオフィス)として使用されていました。
コロニアル様式で歴史を感じさせる建築は、当時の上流階級の優雅な暮らしぶりがうかがえるリッチな雰囲気となっています。
コロニアル様式とは建築・工芸の一つで、西洋の建築様式で、ヨーロッパの植民地だった東南アジアに見られ、大きな窓やベランダなどが特徴的です。
カフェバタビアも、2階部分は一面窓が組み込まれており、太陽の日差しが入りやすい作りになっています。
VOCとして使用された後、1990年フランス人に買収されギャラリーとして使われ、1991年には現オーナーのオーストラリア人が買収し、cafe bataviaとしてオープンさせて今に至りました。
カフェバタビアの周りには広場や博物館があるので散策するのもありです!

カフェバタビア前は、ファタヒラ広場という大きな広場が広がっています。
広場は無料で入ることができて、若いカップルや、ダンスパフォーマー達がそれぞれ自由な時間を過ごしているのが特徴です。
広場全体が石畳になっていて、洗練されていてとてもおしゃれな雰囲気です。
さらにオレンジの屋根が特徴のジャカルタ歴史博物館が隣接されており、広場全体が歴史を感じさせる雰囲気となっています。

バタビアカフェの隣には、ジャカルタとは思えない、クラシックでおしゃれな建物があります。
ちょっとしたカフェスペースもある様子です。
もし混んでいたら、こっちこっちにきても良いかも?
と白い建物を横目に進んでいきます。

そしてファタヒラ広場では色とりどりの自転車がレンタルできたり、自撮りや記念撮影をしている若者が多かったです。
広場の雰囲気に合わせて、カラフルな洋服を着て観光するインドネシア人の観光客がちらほらと見受けられました。
街中で見るインドネシア人の女の子たちは、ベージュやグレー系の割と地味なヒジャブを身にまとっています。
カラフルな雰囲気にこちらも少しテンションが上がります。
写真を撮っていたら、カメラ越しに目が合い少し気まずい感じ….、撮っちゃってごめんねと言うと、大丈夫よと返事してくれました。優しいですね。

次はトイストーリーに出てきそうな兵隊さんと記念写真。
カフェに行く前にちょっと寄り道です。
10000ルピア(78円程度)のチップを払い、写真を撮ってもらいました。
この時、気温27度はあったと思うので、この格好結構暑そうです。
汗で顔のペイントが剥がれかけている様子でした。
さて、お店の周りの散策が終わったので、そろそろカフェバタビアに行ってみましょう!
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カフェバタビアの店内の雰囲気はこんな感じ…。

早速店内の様子!店内はオランダ統治時代を感じさせる、クラシックな雰囲気です。手すりも階段も木造りです。
かなりしっかりとした作りで、階段が軋む音もなく重厚な作りになっています。
築180年だから結構ボロいと思っていたので、意外でした。
入店すると眺めの良い2階へすぐに案内されました。
店員さんは、とても親切で綺麗な英語で接客してくれるので、インドネシア語が話せない方も安心です。
2階へと続く階段の踊り場には、マリリンモンローやスカルノ大統領の写真など、多くの著名人の写真がお出迎えしてくれます。
トイレにも写真がビッシリ、クラシックなお店の雰囲気を作り上げていました。

さらに登って、階段を登りきるとなんともかっこいい雰囲気のカウンターバーがあり、お店の雰囲気をさらに引き立てています。
ここに座っても良い?と聞くと、夜だけなのと断られました。
日中はテーブルから注文するので使いませんが、夜はカウンターバーに座って飲めるようです。

席につきました。希望がなければ窓際に案内してくれます。
レトロなテーブルカバーや、木枠の窓ガラスがいい雰囲気です。
店内は休日の昼間でしたが、割と空いています。
ドリンクやフードの価格帯が現地のカフェの2倍以上するので、インドネシア人はおらず、欧米人か日本人観光客しかいませんでした。

2階から見た景色がこちら。
上流階級のオランダ人達が見た景色と同じ景色です。
すごくいい景色とは言い難いですが、広場が一望できます。
ちょっと優雅な気持ちになりますね。
カフェバタビアメニューはバリエーションが豊富!

カフェバタビアのメニューは種類豊富。
サンドイッチ、パスタ、洋食メニューやインドネシア料理もあります。
誰と行っても困らないバリエーション豊富なメニューが特徴です。
また、ドリンクメニューも豊富です。カクテル、ウィスキー、ワインなんでもあります。
ソフトドリンクのラインナップも充実していました。
私はコーラゼロを頼んだのですが、インドネシアに来てコーラゼロがラインナップされているレストランは、初めてでした。
個人的には嬉しいポイントでした。
カフェバタビアの価格設定はインドネシアの物価を考えるとかなり高めなんです…。
価格設定は少し高めです。観光客向けなので仕方がない感じです。
インドネシアルピアは (1ルピア=0.008円)程度ですので、ウィスキーが1杯880円と割と強気な値段設定となっています。
インドネシアはイスラム国家なので、お酒の値段はもともと高いのですが、フードはローカル定食料理で200円程度。
バタビアでドリンク・フード共に食べたら、ランチでも1人あたり軽く3000円は超えてしまいました。
インドネシア人の大卒初任給は3万円程度ですので、インドネシア人にとっては非常に高級な食事と言えます。
カフェバタビアではバーガーメニューを頼むのがおすすめです

カフェバタビアに行ったら、バーガーメニューをぜひ頼んでみてほしいです。
牛肉100%、そして海外では滅多に食べられない半熟卵がのっています!
パティもこんがりと焼き目がついていてかつ香ばしい….!
シンプルに塩胡椒で味付けされており、備え付けのコールスローが箸休めになって何個でも食べれそうでした。
長期滞在していると、よりシンプルな味付けが恋しくなります。
なんか染みる〜!と感じずには要られませんでした。
カフェバタビアに行ったら、バーガーメニューがおすすめです!
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まとめ

- カフェバタビアは築180年越えの建造物内にあることでも有名!
- カフェバタビアの周りには広場や博物館があり、散策に最適!
- カフェバタビアの雰囲気は趣があって最高!
- カフェバタビアに行ったらバーガーメニューを注文するのがおすすめ!
以上カフェバタビアをレポートしました。
ジャカルタの雰囲気とは一風違ったオランダの雰囲気を感じることができます。
ジャカルタを訪れた際には、是非足を運んでみてくださいね。