旅行の体験談

セカチューのロケ地!地球のへそ【ウルル】に行って来た結果…!

オーストラリアを旅中のタカヤンです。

今回僕は、ついにオーストラリア、いや世界の中心とも言われている場所へ行ってきました。

【ウルル】エアーズロックです。

 

ここは、あの有名な作品「世界の中心で愛を叫ぶ」通称セカチューのロケ地としても知られていますよね。

作品の中でも重要な場所として出てきます。

実はウルルに行くまで、作品を見たことはなかったのですが、最近になってようやく見ました!

今回の記事では、ウルル=カタ・ジュタ国立公園とキングスキャニオンに行ってきた体験談を「旅らび.com」よりレポートしていきます。

ウルルやその周辺観光に興味のある方は、是非読んでいってください!

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ウルル(エアーズロック)があるオーストラリアの『ノーザンテリトリー州』へ

ウルルは、オーストラリアの中でも「ノーザンテリトリー州」という州の中にあります。

このノーザンテリトリー州のほとんどは、【アウトバック】と呼ばれる人口希薄地帯に属していて、荒野や砂漠が広がっています。

州の大きさは日本の3倍以上あるのに対し、人口はたったの20万人

本当にオーストラリアって、でかいです!

ノーザンテリトリー州内の景色は独特で、特に何もないところをドライブしているだけでも楽しいです。

そこには、日本では見ることのできない、オーストラリアらしさ溢れる景色が広く続いています。

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ここが地球のへそ!ウルル(エアーズロック)へ行ってきました…。

という訳で、「世界の中心」や「地球のへそ」と呼ばれるウルル=エアーズロックに行ってきました。

ウルルとは、オーストラリアの先住民族アボリジニが付けた名前です。

エアーズロックという名前は、イギリスの探検家によって付けられた名前ですが、現在ではアボリジニを尊重して主に【ウルル】の呼称で呼ばれることが多いです。

 

ウルルはかなり大きいので、ドライブしていると遠くからでも既に見えてきます。

まずは、国立公園前にあるゲートに行くと、料金所があるのでそこで支払いを済ませます。

大人3日間25ドル国立公園内を3日間自由に出入りできるので、せっかくなら3日間かけてウルルとカタ・ジュタを観光するのがおすすめです!

 

ウルル=カタ・ジュタ国立公園内に入り、ウルルを目の前にすると「これがあのウルルか。」と感慨深い気持ちになりました。

何しろ、ウルルに来るために数千kmもの道のりを車で走って来たんですから。

青い空に、赤土と赤茶けた岩肌。これぞまさにウルル。

本当に絶景で、偉大な景色です。

 

「世界の中心で愛を叫ぶ」では、ウルルが出てきますね。

ウルルで遺灰を撒くシーンも出てきます。

しかし、実はロケ地はウルルではありません!

実際のロケ地は、後述する「キングスキャニオン」です。

ウルルとキングスキャニオンは、少し距離が離れているのでどちらも観光する場合は、少し日程の余裕が必要になってきます。

ウルル周辺観光時の注意点!服装や気候、蝿について!

ウルルと、その周辺観光をする際の注意点がいくつかあります。

オーストラリアの中央部、荒野と砂漠の中にあるので、ちょっと特殊な観光地とも言えます。

まずは気候から。

この辺りの気候は「砂漠性気候」。

昼間は暑いのですが、太陽が沈むと一気に気温が下がります。

僕たちが行ったのは5月。日本と季節が反対のオーストラリアでは、秋の終わり〜冬の始まりくらいの時期です。

しかしそんな時期でも、昼間はTシャツ短パンでも暑過ぎるくらい。

夏だと、昼間は40度前後になるくらい暑いようです。

夜は少し肌寒かったので、上着を着ていました。

 

そして、ウルル周辺観光時に目を向けなければいけないことは、「」です。

上の写真をよく見てください。

僕が背負っているリュックには、黒い点々が大量に付いてますよね?

これ、全部蝿です。

実際には、顔の周りにもたくさん飛んでいるので、もっと大量の蝿にまとわりつかれています。

これでも、夏に比べたら少ない方だそう。

今まで生きてきて、ここまで大量の蝿にまとわりつかれたのは、初めてです!

蝿は水分を求めているので、目や鼻、口に入ろうとしてきます。

これが想像以上に気持ち悪い。

僕はちょっと鼻をすすったら、蝿を吸い込んでしまいました(笑)

そのため、多くの人が蝿除けネットを被っていました。

現地でも蝿除けネットは売っていますが、少し高いので日本で準備していくのをおすすめします!

 

観光時の服装は、基本的には真夏の服、そして朝や夜用に上着を用意しておきましょう。

靴は、もちろん歩きやすい靴で。できればトレッキングシューズ登山靴がベストです。

 

観光にベストなシーズンは、5月〜9月頃が良いかと思います。

この時期は暑さが比較的マシで、蝿の量も少ないそうです。(とは言っても暑いし、蝿はたくさんいます)

絶景..。サンセットのウルルが綺麗すぎた..!

ウルルと言えば、夕日に照らされて赤くなった光景も有名ですよね。

このサンセットの光景を求めて、たくさんの観光客が集います。

昼間のウルルも絶景ですが、サンセットのウルルは一段と美しく感じました。

「アボリジニの聖地」として神聖な場所ということを感じさせます。

この景色は、是非自分の目で見に行って頂きたいです。

サンライズのウルルも美しい!

サンセットだけでなく、朝日も人気です。

朝日を見るスポットは、サンセットよりもウルルから少し遠いのですが、ウルルとカタ・ジュタを両方とも見ることができる位置にあります。

そして朝日が出てくるタイミングで皆、シャッターを切ります。

ウルルは、昼間・夕方・朝日で違う景色を見せてくれるので、是非何日か泊まって全ての景色を見るのをおすすめします!

風の谷のナウシカのモデル!?『カタ・ジュタ』も散策!

ウルルは「ウルル=カタ・ジュタ国立公園」内にありますが、この国立公園にあるのは名前の通りウルルだけではありません。

もう一つの人気観光地は、「カタ・ジュタ」です。

ウルルに比べると知名度は劣りますが、世界遺産に登録されておりウルル観光の際はカタ・ジュタも合わせて観光するのが定番です。

カタ・ジュタは、たくさんの丸い岩山が連なっているところです。

アボリジニの言葉で「たくさんの頭」という意味。

カタ・ジュタ内の散策路には、「風の谷」という場所もあるためジブリ映画「風の谷のナウシカ」を連想させます。

ジブリの公式では、モデルではないと否定しているようですが、よくモデルではないかと噂されている場所の一つです。

確かに、こんな絶景だとモデルになっていそうな雰囲気を感じてしまいます。

ウルルとカタ・ジュタは同じ国立公園内ですが、少し距離が離れています。

約60km離れており、車で45分ほどかかります。

それだけ広大な国立公園なんです。

 

カタ・ジュタ内はハイキングをできるようになっているので、僕はハイキングをしてきました。

暑い中歩くのが少し大変でしたが、岩場の日陰に着いたら風が通り抜けて気持ちよかったのを覚えています。

 

景色も、ウルルに負けないくらいの絶景が続いています。

ウルルの景色は、巨大なウルルがあってそれを眺めるという感じなのですが、対してカタ・ジュタの特徴は、変化に富んだ景色を見ながらハイキングできる点です。

ハイキング好きな方には、特におすすめです!

セカチューのロケ地!キングスキャニオンも素晴らしい!

最後に紹介するのは、「世界の中心で愛を叫ぶ」のロケ地である【キングスキャニオン】です。

ウルル、カタ・ジュタと紹介してきましたが、正直僕はこの中ではキングスキャニオンが一番気に入っています!

どこも絶景なのですが、キングスキャニオンの断崖絶壁の景色がとても印象に残っています。

 

ウォーキングコースがあり、かなり高低差のあるコースだったのでけっこうハードでしたが、砂岩の壁や断崖絶壁などの絶景が盛りだくさんで、飽きることはありませんでした。

圧倒的な迫力感!

「世界の中心で愛を叫ぶ」の最後に、散骨をするシーンがありますが、そのシーンはキングスキャニオンで撮影されています。

キングスキャニオンは、ウルルやカタ・ジュタからはかなり距離があります。

ウルルの北東約300kmのところにあり、車で片道4時間ほどかかります。

「ワタルカ国立公園」の一部。

ウルルから遠いので、ウルルに比べると観光客の数は少ないです。

僕が行った時も、ウォーキング中に出会ったのは観光客は数人でした。

そのため、絶景を独り占めできます!

遠いですが、行く価値は絶対にありますよ。

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ウルル=カタ・ジュタ国立公園とキングスキャニオンのまとめ

以上、ウルル、カタ・ジュタ、キングスキャニオンについての紹介でした。

最後にまとめておきます。

  • 世界の中心で愛を叫ぶ」のロケ地は、ウルルではなく【キングスキャニオン
  • ウルル観光時は、昼間と夕日、朝日の景色を見比べるのがおすすめです。
  • 大量のに注意。
  • 真夏の服装と上着が必須。
  • ハイキングが楽しいカタ・ジュタでは、風の谷のナウシカのような世界を体感できます。
  • 「世界の中心で愛を叫ぶ」のロケ地、キングスキャニオンは絶景の連続。遠くても行く価値あり!

3箇所とも自然の偉大さを感じられる場所です。

スケールの違う絶景を見に行ってみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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タカヤン
こんにちは。タカヤンです!北海道出身。 これまで日本中を旅したり、ピースボートで世界一周を経験してきました。 現在は、2018年6月〜妻と世界を旅しています。アジア料理とベルギービール、Tシャツが好き。マイナーなスポットやガイドブックでは得られない、現地の情報を発信していきたいと思っています。