ロシアというと旅をしにくいというイメージを持ちませんか!?
私もロシアに行くまでは「少し怖い国」「ビザが必要で少しめんどくさそう」というイメージが先行していたのですが、実際にビザの申請もそんなに難しいわけではなく、ロシアへ行ってみて素敵な建築物がたくさんあり、非常に楽しい旅でした。
今回は、準備から旅行までをまとめて公開いたしますので、ぜひロシアへ行ってみたいなと思っている方の参考になれば幸いです!
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【必要な準備!】ロシア(サンクトペテルブルク)旅行へ行くためにはまず”ビザ”が必要!
ロシアを旅するには必ず「ビザ」が必要になります。
ビザを取得しないと入国できませんので、必ず日本で取得しましょう。
時間のない方や少しめんどくさいなと思う方が旅行会社などでビザの代行も行っているので、そちらに頼んでしまうということも手だと思います。
私は基本的にルートを考えるにしても、準備の段階から自分で計画・実行することが好きなのと、貧乏旅で少しでもコストを抑えて旅行に行くことが好きなので、今回のロシア旅でも自分でビザを申請することにチャレンジしてみました。
早速ビザを申請…!
と思ったのはよいのですが、結構めんどくさいのかもと最初は思いました(笑)
でも実際にやってみるとそんなに難しいものではありません。また時間に余裕をもって申請することでかかる料金もありません。ロシアのビザを取得する際、11営業日以降だと料金がかからないのです!!
※旅行会社などにビザ代行をお願いすると10000円前後かかるようです。また自力でビザ申請する場合でも11営業以内の早急でお願いする場合も料金はかかります。
・パスポート
・写真(パスポートと同じサイズ)
・旅行会社が発行したバウチャー
・電子ビザ申請書
ちょっと待って・・・パスポートと写真はわかるけど、旅行会社が発行したバウチャーと電子ビザ申請書ってめんどくさくないですか!?と思われる方もいると思いますが、そんなことはありません!
バウチャーは【Travel Russia】というサイトで申請することができます。なので旅行会社に行く必要はないんです。費用も13.2ユーロ(2019年2月時点)と安いです。
また私は作成する際にホテルの名前を間違えてしまったのですが、しっかり確認されているようで訂正のメールをいただいたり、海外のサイトですが、とても丁寧な対応をされているんだなと思いました。
しっかりと入力が完了し、クレジットカードでお支払いが完了すると、バウチャーがメールアドレスに送られてきますので、A4サイズで印刷しましょう。
そして電子ビザ申請書はバウチャーで送られてきた番号を入力する必要があるので、必ずバウチャーを取得してから、電子ビザ申請書の申請を行ってください。
電子ビザ申請書はこちら【https://visa.kdmid.ru/】より行ってください。こちらは日本語対応しているので安心ですね。
では必要書類がそろったところで、港区麻布台にあるロシア領事館へ持っていきましょう。いざビザ申請です!!
私が行ったのは火曜日のド平日の10時半くらいだったのですが、すでに待ち人数は47人!!!どんだけロシアへ行く人多いのよ!!!と思いました(笑)
待ち時間は1時間くらいだったと思います。ロシア領事館は朝9時半から行っているので、朝イチで行ったほうがスムーズかと思います。
あと申請は12時30分までの受付となっていますので、ご注意ください。
申請が終わると11営業日以降にまたロシア領事部に受け取りにいきます。受け取りはそのまま窓口に行けばよいので、1分もあればすぐビザを貼ったパスポートを返却してもらうことができます。
ビザ申請お疲れ様でした!もうこれでロシアへの旅行は勝ち取ったものだと思ってください!
ロシアの入国審査では本当に何も聞かれなかったので、ビザを取得してしまったら特に問題なく入国できると思います。
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【いざロシアへ!】今回の旅行先の一つサンクトペテルブルクの空港に到着…!
さあロシアの旅のはじまりです。
私はモスクワとサンクトペテルブルクを旅しました。
今回はサンクトペテルブルクの建築物がとてもきれいだったので、そのはしご旅をご紹介したいと思います。
サンクトペテルブルクはモスクワからも日帰りで行けたり、ゆっくり観光したい方でも2日間あれば見ることができます。
サンクトペテルブルクの空港は電車や地下鉄が通っていないので、バスあるいはマルシルートカ(バスより小ぶりな乗り物)に乗って市街地に出て、そこから地下鉄で移動するのがベターかと思います。
サンクトペテルブルク空港から市内へ
サンクトペテルブルクの空港はそんなに大きくないので、迷うことはないと思います。
空港の出口を出たら、モスコツスカヤ駅行きの39番のバスあるいはマルシルートカに乗車します。料金は40ルーブル。
自販機ではなく、バスにスタッフが乗車しているので、その人にお金を払います。
モスコツスカヤ駅は地下鉄の2号線の駅で主要な観光地にもすぐ行けるため、とても便利です。
私は同じ2号線にあるネフスキープロスペクト駅近くのホテルに宿泊したので、私と同じように市内中心地のホテルに泊まるとこれからご紹介する観光地にも徒歩で行けたりします。
サンクトペテルブルクの地下鉄はカード式ではなくコイン式です。
窓口でコインを買って、改札にコインを通して乗車します。どこまでいっても料金一律の45ルーブル。
まずはサンクトペテルブルクの代名詞エルミタージュ美術館へ!
思わず見とれてしまうエルミタージュ美術館。青と緑の絶妙なエメラルドグリーンの色に何枚も写真を撮ってしまいました。
エルミタージュ美術館は非常に混雑するので、事前に予約しEチケットを印刷していきましょう。
そうすることでEチケットを持っている人の専用入場口から入場することができて、入場時間の大幅な短縮ができます。
こちらが専用入り口の看板
美術館の中はとても広いです。いろんな展示がされていて、美術館や博物館好きな方はこの中に1日いても飽きないと思います。
サンクトペテルブルクのもう1つの代名詞、エカテリーナ宮殿へ!
エカテリーナ宮殿はサンクトペテルブルクの郊外にあります。
といっても地下鉄とバスあるいはマルシルートカを使って行けますので、そこまで難しくありません。
まず地下鉄2号線の終点クプチノ駅まで行きます。
地上にあがるとバス乗り場がありますので、287番、299番、342番、545番のプーシキン行きのバスあるいはマルシルートカに乗車します。
エカテリーナ宮殿は終点ではなく途中下車になるので、運転手にエカテリーナ宮殿に行くことあるいはガイドブックのエカテリーナ宮殿の写真などを見せてここで降りたいということをアピールしましょう。
私は一緒に乗っていたロシア人のお姉さんが「ここだよ」と降りる場所を丁寧に教えてくれたので助かりました。
ロシア人はとても親切な方が多いので、丁寧に教えてくださいます。
エカテリーナ宮殿に到着しました。
エカテリーナ宮殿も事前にEチケットを取得していきました。
エカテリーナ宮殿は入場制限をしているので、事前に予約していくのがマストになっていきます。個人見学の場合は12時からになります。
私は11時に到着してしまったので、宮殿前にある広いエカテリーナ公園を散歩しました。
12時になったら入り口前にいるスタッフにチケットを見せて、あとは自由に見学することができます。大広間をはじめとした豪華絢爛な宮殿の内部にうっとり…。
世界各国の観光客のみなさんがたくさん来ていました…!
まとめ
サンクトペテルブルクにはたくさん魅了される建築物があります。
ヨーロッパでもないアジアでもないロシアならではの色使いや形、見ていて飽きないです。行く前の勝手なイメージは「ロシア人は冷たい」と思っていたのですが、まったくそんなことはありませんでした!!
むしろそう思っていた自分が失礼だと反省。
シェルターの役目をしているロシアの地下鉄はモスクワもサンクトペテルブルクも奥深く、長いエスカレーターや階段を下って行かないといけないので、私が大きな荷物を持っているとわざわざ遠くから声をかけてくれて、荷物を持って階段を上がってくれたり、わからないことがあると教えてくれたり、非常に優しい方ばかりで癒されました。
ぜひロシアの旅行をお考えの方はビザ申請にチャレンジし、素敵なロシア旅を味わってみてください♪