魅惑の国、イタリア。
人気旅行先として毎年名前があがる、憧れの国です。
長い歴史によって育まれた伝統とロマンを感じる建物の数々は、私達を一瞬で虜にします。
おしゃれなカフェ巡りやグルメをとことん楽しむことができるのもイタリアのいいところ。
今回は、”イタリア初心者向けのイタリアに行ったら絶対におさえておきたい!王道観光スポット“を「旅らび.com」よりお送り致します。
この記事を参考にして、歴史とロマンの国イタリアを満喫しちゃいましょう!
- 初めてイタリアを旅行する方
- イタリア旅行で絶対に外さない素敵な場所に行きたい方
- 映画の舞台となった名所を中心にめぐりたい方
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イタリアの基本情報
イタリアの基本情報 | |
首都 | ローマ |
言語 | イタリア語、英語 |
通貨 | ユーロ |
代表都市 | ヴェネチア、ミラノ、フィレンツェ、ナポリetc.. |
直行便 | 日本からローマまで約13時間 |
イタリアは見どころがとても多い国です。観光スポットに、グルメに、ショッピングに、ファッションに。
イタリアを欲張りに楽しみたい方は、旅行期間を4日間ほど確保した方が楽しめます。
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イタリアは世界遺産登録数が世界で一番って知っていましたか?
イタリアは世界で最も世界遺産保有数の多い国です。
その数なんと、55件。(2019年現在)
日本の世界遺産保有数は23件なので、イタリアには日本のおよそ2倍の数の世界遺産があるということになります。
そんな歴史的、文化的な価値の高い世界遺産の数々を鑑賞することができるのがイタリアの1つの魅力です。
歴史とロマンを感じるイタリアの魅力都市『ローマ』!
イタリアの首都であるローマは、かつて絶大な力を持ちヨーロッパを征服した古代ローマ帝国の中心地です。
ローマ帝国時代、首都ローマがヨーロッパ各地の道とつながっていたことから「全ての道は、ローマに通ず」という言葉まで生まれました。
国の繁栄のもと育まれた豊かな文化や歴史的価値の高い建築物が数多く存在しています。
学生時代、教科書に出てきたコロッセオやトレヴィの泉を始め、映画「ローマの休日」で話題となった真実の口やスペイン広場など、だれもが一度は目にしたことがある風景も多くあります。
ローマ旅行に行く前に、ローマ帝国の歴史やローマが舞台となっている映画を今一度見直してから行くと新しい発見があり、さらに深みのある旅が経験できます。
- ローマの休日
- テルマエ・ロマエ
- グラディエーター
- 007スペクターetc..
ローマの王道観光スポット①:トレヴィの泉
ローマに行ったら絶対に外せないのが、「トレヴィの泉」です。
理石でできた石像とその彫刻は圧巻で、高さは約26mにも及びます。
中心には海の神ネプチューンの彫刻が立っており、その左側には豊穣の女神、右側には健康の女神サルースの姿があります。
ところでみなさん、トレヴィの泉にはある素敵な言い伝えがあることを知っていますか?
それは、「泉に背を向け、コインを投げるとローマに再訪することができる」というもの。
その際、いくつかルールがあります。
- コインを持つのは右手
- 泉の正面から投げるのではなく、背を向ける
- コインを投げるときは自分の左肩越しに投げ入れる
私も「またローマに来れますように」という願いを込めて、コインを投げてみました。
ちなみに、投げ入れるコインの枚数によって叶えられる願い事が変わるそうです。
- コイン1枚:ローマに再訪できる
- コイン2枚:大切な人とずっと一緒にいることができる
- コイン3枚:恋人や結婚相手と別れることができる
自分の願いに応じてコインの枚数を選んでみてくださいね。
ちなみに、ユーロではなく日本円でも効果があるとされています。
トレヴィの泉は昼頃になると混雑してしまうので、早朝が狙い目です。
ローマの王道観光スポット②:スペイン広場
映画「ローマの休日」の撮影地として一躍有名になったスペイン広場。
ローマの休日で主演のオードリー・ヘップバーンがジェラートを頬張るシーンは、とても印象的でした。
そんな映画のワンシーンを体験してみたいと訪れる観光客は非常に多かったのですが、2019年にローマ市は階段に座ることを禁止しました。(上記写真は2017年撮影のもの)
もともと階段で飲食することは禁止されていましたが、追加で階段に座ることが禁止されたため、実質通過することしかできなくなってしまいました。
階段のそばには警備の方がいて、ルール違反をする方がいないか監視の目があるということです。
「ローマの休日」と同じシーンを再現することはできなくなってしまいましたが、それでも映画の気分を味わうことができるこの場所が聖地であることには変わりありません。
スペイン広場の周辺には、ジェラート屋さんや高級アパレルショップなどが立ち並びショッピングも楽しいエリアです。
スペイン広場で「ローマの休日」の世界観を楽しんだあとは、街のお散歩に繰り出して見ましょう。
ローマの王道観光スポット③:本場のジェラートを堪能
スペイン広場の周りには、ジェラート屋さんが軒を連ねています。
イタリアのジェラートはとっても濃厚で種類も豊富。
日本にはない味もあるので、いろんな味にチャレンジしてみましょう。
注文は指差しでokです。
ローマの王道観光スポット④:コロッセオ
かつてイタリアで絶大な力を誇っていたローマ帝国。
そのローマ帝国の支配下のもの、様々な文化や娯楽が生まれました。
コロッセオもそのシンボル的な象徴と言えるでしょう。
かつてこの場所では、グラディエーターたちが日々命をかけた戦いを繰り広げていました。
人や猛獣と戦い、貴族たちはそれを娯楽として鑑賞して熱狂していたんだとか。
コロッセオでは、グラディエーターたちの控室や、控室から闘技場に上がっていく舞台装置などもみることができます。
入場料は12ユーロで、トレヴィの泉からコロッセオは徒歩圏内。
バスなどの公共交通機関で行くのもいいですが、せっかくなので街を自分の足で歩きながら探索してみましょう。
ローマの王道観光スポット⑤:真実の口
「ローマの休日」にも登場する人気観光スポット、真実の口。
真実の口にはある伝説があります。
それは、『偽りの心を持った者が口の中に手を入れると手が抜けなくなってしまう』というもの。
映画「ローマの休日」でも、新聞記者がオードリー・ヘップバーンを驚かせるため真実の口に手を入れ、抜けなくなったふりをするというシーンがあります。
オードリーの驚き慌てふためく様子がとても印象的な場面ですよね。
実はこのシーン、新聞記者ジョーの迫真の演技で、オードリーは本当に手が挟まってしまったと勘違いしたんだとか。
オードリーの驚いたリアクションはリアルなものだったんですね。
真実の口は写真撮影の為の行列ができていることが多いです。
私が行ったのは平日でしたが、約30分ほど並びました。
前の人の写真を撮ってあげる代わりに、自分たちの番のときは次の人にカメラを渡して撮ってもらいましょう。スタッフさんが近くにいれば、お願いすることも可能ですよ。
ローマ観光をする上での注意点!
スリや置き引きに注意!
ローマだけではなくヨーロッパ全土で言えることですが、日本人を狙ったスリや置き引きには注意が必要です。
観光名所は混んでいることが多く、人とぶつかることや身動きがとれなくなる場面が想定されます。
バッグは必ず締め、お金はファスナー付きのボディーバックに入れ服の中にしまい込むなど対策をしておきましょう。
お金やクレジットカードをしまう場所を分散させておくのも有効です。
また、ファストフード店やレストランで席取りをする際、日本と同じ感覚でかばんを置いて置くのは大変危険です。
だれか一人は席に残り、他の人がオーダーに行くなど工夫するようにしましょう。
また、綺麗な恰好をしていてかつガイドブックや地図を片手に歩いていると、すぐに旅行客であることがわかってしまいます。
長時間地図や携帯を見て、自分の荷物から目を離すことのないように気をつけましょう。
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まとめ
歴史とロマンに彩られたローマは見どころがとても多く、その背景を知ってから行くとより深みのある旅になります。
この記事を参考にしっかり予習をして、充実したローマ旅行を楽しんできてくださいね!