グアテマラから始まった中米の旅。その旅で最後に訪れた国パナマ。
中米は自然が多く、まだまだ発展途上という印象が多かったのですが、パナマだけはなんか様子が違うぞ・・・まるで東京のように公共交通機関が整備されていて、人も多い。こんな都会だと思っていなかった。
それがパナマに到着して思った一番の印象でした。
日本人にとってはあまりなじみのない国だと思いますが、これからパナマへ行かれる方、なかなか行けないから旅行気分だけ味わいたい方、ぜひこちらの記事を見ていただけたらと思います。
中米でも少し異質な雰囲気を持っている国だと思います。
都会好きな方にとっては中米の旅の中でパナマを最終目的地にするのもいいかもしれませんね!
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日本からパナマへの行き方を確認しよう!
パナマへの行き方は飛行機だとアメリカ経由が一般的だと思われます。
その際はESTAの申請をお忘れなく。(※ESTAとはアメリカの電子渡航認証システム。最終目的地がアメリカでなくても、アメリカ経由の場合でも必ず必要な書類になります。ESTAのオンライン申請はこちらから)
あるいは中米を回っている方はバスで入国することも可能です。
私はバスで入国しました。
パナマの首都パナマシティへ行くバスはいくつかありますが、一番安全なのは「TICAバス」でしょう。
バスといっても私が使ったのは「TICAバス」という観光客のみが利用している長距離バスです。
今回はとにかく「安全に中米を回りたい」ということとできればあまりお金をかけずに・・・という気持ちがあったのでTICAバスを利用したことは正解だったと思います。
パナマへ就航しているコパ航空という航空会社があるのですが、とても運賃が高いので、時間に余裕のある方はTICAバスでの入国をおすすめします。
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【というか..】TICAバスってなに??
ではTICAバスを詳しく解説していきますね。
TICAバスはメキシコのタパシュラからパナマのパナマシティまで運行している長距離バスになります。
バスは2種類あって、
2.エグゼクティブクラスという食事付きのもの
になります。
ツーリストクラスとエグゼクティブクラスでは料金と運行時間も違いますので、詳しくは公式ホームページからご確認ください。予約もオンラインでできます。
私はコスタリカのサンホセから23:55に出発するエグゼクティブクラスを予約しました。
入国の流れも詳しく書いていきますね。
パナマシティの到着予定時間は翌日の18時なので、約18時間の長旅です。
コスタリカの出国は朝6時くらいに到着して、パナマの入国までは歩いて入国します。
そしてここが一番やっかいでとても長く感じたのですが、パナマの入国がとても時間がかかるのです。
特に入国スタンプをもらってからの話なのですが、1人1人バスから荷物をおろして、点呼があり、その荷物を全部あけて税関職員に検査されます。
ここでイライラしても仕方ないので、職員の言う通りにして荷物のチェックを受けます。
これまでに約2時間半くらいはかかりました。
しかしここをクリアしてしまえば、あとはバスで食事が出てきてパナマシティ到着まで寝ていればよいので楽です。
私はずっと爆睡していましたよ(笑)
そんなこんなでパナマの首都”パナマシティ”に到着!
ようやくそんなこんなでパナマシティに到着しました。
到着する場所はパナマシティにある「アルブレックモール」というショッピングモールに併設されているバスターミナルです。
もうこの時点で他の中米の国と雰囲気が異なり、かなり洗練されています。
巨大なバスターミナルなので、正直迷子になりました(笑)
しかしインフォメーションセンターやスタッフがたくさんターミナル内にいるので、わからなくなったらすぐ聞いてみましょう。
夜ごはんを食べていなかったので、バスターミナル内にあるケンタッキーで夕食をとることにしました。
他にもファストフードがたくさんあるので、食べるところには困らないと思います。
そしてせっかくアルブレックモールも近いので、寄り道してみました。
こちらのモールも巨大で、キリンのオブジェなどが飾られています。
洋服屋さんや雑貨屋さんなどたくさんのテナントが入っていました。
そしてパナマのすごいところは『地下鉄が通っているところ』!!
他の中米の国では地下鉄どころかバスだって通っていない国もあるなか、パナマは公共交通機関がとても充実しているのです。しかも綺麗で安い!
それもそのはず2014年に開通されたばかりで、まだ新しいんですね。
いずれは8号線まで開通予定とのことですが、現在は1号線しか通っていません。
しかし1号線にはバスターミナルのある「Albrook」駅が始発となっているのでとても便利です。
5分に1本は走っているところもまるで東京みたいじゃないですか!?
全然待つストレスなく、次の電車がきます。
あと地下鉄に乗るにも切符ではなく、ICカードなんですよ!!
中米でICカード、しかもチャージして使うってめっちゃ都会やん!!と少し興奮してしまいました。
自動券売機で購入するのですが、カード代に2ドルが必要で、あと3ドルはチャージして使い始めました。
これは地下鉄だけでなく、バスでも使用することができますので、パナマ出国まで大事にとっておいてくださいね。
パナマはアメリカドルがそのまま使えるので、両替の必要がなくその点も楽でした。
続いて、私が実際に見て回ったパナマシティの街並みを紹介します!
それではパナマシティの街並みをご紹介します!
高層ビルが立ち並ぶパナマシティ
カジノまであったり。中米にカジノがあるなんていろいろとびっくりです。
道路もキレイに舗装されていて、他の中米の国の人々が旅行に来たらどう思うのだろう・・・というくらいインフラが整っているんですよね。
空港へ向かう途中でパナマのセレブの人々が住むリゾート地みたいなところにも寄り道してみました。
といってもタクシーの運転手さんがサービスで寄ってくれたんですが。
セレブの人々が住むだけあって海に囲まれていて、常夏をイメージさせる木々があってさっきまでは都会のビル群がたくさんあったのに、少し走っただけでリゾート地というパナマシティは都会と自然がうまく融合している都市だなと思います。
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まとめ
気候も安定しているので、パナマは旅しやすい国だと思います。そしてなによりも地下鉄やバスなど移動する手段が確立されているところに安心感があります。
中米のシンガポールと言われているだけあって、洗練されている都市でパナマ運河の恩恵がとても大きいんだなと実感しました。
あきらかに他の中米と雰囲気が違い、パナマシティは中米のビジネス都市という印象でした。人々が忙しそうに歩くところ、スマホを片手に電話をしているところ、地下鉄が短い間隔で運行しているところ、物価が高いところ、車がたくさん走っていて通勤時間帯や帰宅時間帯になると非常に渋滞するところ・・・あれ、ここは東京かしら!?と錯覚するほどでした。
私は正直、東京みたいな都会は嫌いなので(東京生まれ、東京育ちなんですけどね)、パナマもピタっとはまる国ではなかったのですが、海外の都会が好きという方にとっては街を歩いているだけでもとてもたのしいとおもいます。
パナマ運河の迫力も見物ですし、リッチな気分になれるリゾート地もあります。
もし中米へ行くことがありましたら、ぜひパナマシティを訪れてみてください。
想像以上の発展された街並みが待っていますよ!!