旅行の体験談

川に浮かぶお菓子と焼き物の島【クレット島】へ日帰りで遠足に行ってみた

「今度のお休みは、クレット島に遠足気分で楽しんでおいで!」

小さい頃、遠足の前日は楽しみでなかなか眠れずにいた私。

お菓子が500円まで!と言われて物凄く悩んで好きなものだけを厳選したり・・

お母さんのお弁当が嬉しくてリュックの中で倒れないように何度も見返したり・・

大人になっても子供心を忘れずに遠足気分でお出掛けしませんか?

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【小さ過ぎる…】川に囲まれたカラフルな島『クレット島』

皆さんクレット島って聞いた事がありますか?

クレット島は名前にが付いているのに、小さくて川に囲まれている中洲

(・・・どうゆう事なんだ?島じゃないの?)

バンコクのお隣ノンタブリー県にあるクレット島へは、市内から船乗り場のあるパーククレット行きのバスが直通で出ていると聞き早速行ってみる事に。

渋滞により時間は前後しますが約1時間程で到着するのでちょっと遠出したい・・そんな場所に最適です!

バスを降りたらワット・ナサームヌア船着場へと向かいます。

 

《船乗り場へはカラフルなお寺が目印》

バス停から船乗り場へと向かう道中に一際大きくてキラキラと目立つ建物が・・・

近くに行って覗いてみると立派なお寺でした!

ついつい足を止めてまで素敵なデザインに見入ってしまうのもタイのお寺ならではないでしょうか。

小さい頃お母さんが手にするアクセサリーに憧れを持つように、タイのお寺の色鮮やかさや宝石が散りばめられたような外見は女心をくすぶらせますね。

私個人的に街を歩いていて好きだなぁと思う景色が《木漏れ日

そこらじゅうに大きな木が植えてあるので1つ1つデザインの違う建物に映し出される木漏れ日を見つけると写真を撮りたくなるんです。

自然の力が映し出してくれるこの瞬間がたまらなく好き!

島といっても大掛かりなフェリーなどに乗らずに小さな渡し船に乗れたり、目の前に見えているため数分で渡る事が出来るのも嬉しいポイント。

屋根付きなので日焼け防止にもなりますし、雨が降っても大丈夫です!

船やボートを移動手段にする事が多いタイ。日本では乗る機会が少なく小さな船でも乗るたびにワクワクしたのを覚えています。

電車ではホームの流れる音だったり、踏切でよく聞く音を思い浮かべますが、ボートではエンジン音が響くと出発する!と楽しんでいました。

少し距離のある移動も川の上を猛スピードで進むため、渋滞・時間・人混みを気にしないで目的地周辺の船着場まで辿り着くので是非活用して頂きたい。

 

【地元の人と一緒に楽しむ..】素焼きや伝統的なお菓子で地元の人にも親しまれている

素焼きとお菓子の島と呼ばれていることもあり、島の入り口付近には焼き物や壺などを売っているお店がズラーッと並んでいました。

1つ1つ丁寧に手作りしているため、デザインが異なる焼き物を手に取り自分好みのものを探す人達で賑わっていました。

行列が出来ている後ろに並んでいると素焼きの食器にアイスを入れて販売しているお店が!手前に見えるのがトッピング。

やはり半数以上のお客さんが女性。アイス好きは世界共通ですね(笑)

こちらも行列に並んで購入したもの。つくねのようなものを揚げてタイ独特の味付けをしたもの。

タイ人にも観光客にも大人気でお店の方は手を止める事なく作り続けていました。

手軽に食べられるものが売られているので食べ歩きしながらお買い物も出来ちゃいます!

伝統的なお菓子は、日本の和菓子にそっくり!

カラフルな色合いに可愛いデザインが机の上に並べられまるでショーウィンドウを眺めているよう。

全て一口サイズに作られているのでお土産として大量に買い込んでいる方も!砂糖を沢山使ってそうで甘そうなイメージですが、食べてみると見た目ほどではなかったです。

 

こちらは珍しいお花の天ぷら。アンチャンという綺麗な藍色をした花に衣を着けて上げたもの。食べるのが勿体無い・・・

中にはお香を売っている屋台も。種類の多さに選びきれず・・・

市場では野菜を売っている方も。日本でお馴染みのものもあれば、名前も知らない見たこともない野菜があって眺めているだけで面白かったです!

実はタイで初めてパクチーを食べてドハマりした私。食べている時は知らずに口にしていて後からパクチーと気付きあまりの美味しさにその日以来料理には欠かない存在に。

タイ料理にはパクチーは欠かせない!と絶賛する方も居れば、タイ料理は苦手でもパクチーは好きというパターンも。

日本のスーパーで見掛ける事が少ないため写真のような移動式の小さな屋台にもパクチーが大量に売ってあるのを見ていつでもお手軽に購入でき市民の食卓に欠かせないものなんだ!と目をキラキラさせたのを思い出します。

皆さんは、パクチーお好きですか?

 

【サイクリングに最適!!】クレット島を探索して良い汗かきました!

クレット島は、一周約7kmと小さくサイクリングをしながら探索する方もちらほら。

徒歩で歩ける距離ではありますが、大人になるとどうしても便利なものに頼ってしまいがち。

小学生の頃、学校終わりに秘密基地を作って友達と内緒話をしたり、公園で待ち合わせをして日が暮れるまで遊んだり、新しい自転車を買って貰った時には早く乗りたくてうずうずしたり、自転車に乗って出掛けた思い出が懐かしく感じるのはきっと私だけではないはず。

川沿いをのんびりと思うがままにサイクリングして、いい汗かきませんか?

屋台が並び合う市場の中では、道幅が狭く人も多く行き交うため乗りながら通る事が出来ませんのでご注意を。

《ここにも見つけた!撮影スポット》

市場内を歩いていると昭和のような懐かしい雰囲気の一角が・・・

その中では撮影スポットとして多くの方が足を止めて夢中になるような場所なんですが、特にトイレ前の看板が可愛い!

各国の文字で案内されており、黒板にチョークというのも何処か懐かしいですね。

是非、探してみて!

 

クレット島のシンボル【ムタウ仏塔】前で写真撮影!

クレット島のシンボルとして有名なムタウ仏塔。

写真では比較するものがないため見えづらいですがこちらの仏塔、なんと傾いているんです!

アユタヤ時代に建てられたもので、300年も経っています。

どうして傾いてるのが不思議ですよね・・・理由は川の侵食によるものなんだとか。

アユタヤ遺跡などもそうですが、年月を掛けてゆっくりと今のような形へ変わっているのは長年ここに存在しているという証を感じさせます。

シンボルという事もあり、まず最初にこちらへ足を向ける方も多いのでは?写真撮影も忘れずに!

 

帰り道での出来事は…

すっかり懐かしい雰囲気の中、遠足気分で楽しみ船着場へ戻ると自転車タクシーを発見!

色々な交通手段を選べるのも旅の楽しみの1つになりますね。

前を通ると必ず「乗って行くかい?」「何処まで行くの?」と声を掛けてくれる皆さん

お話が好きで、他のお客さんを待っている間もなんだか楽しそうにわきあいあいとしていました。

タイの雰囲気の良さは現地の人柄が大きく反映されているんだなぁと思う帰り道でした。

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まとめ

いかがでしたか?

今回は子供の頃の遠足を思い出と、クレット島全体の雰囲気を組み合わせてご紹介しました。

島といえども海に囲まれたリゾート想像とはまた違った空間を持っているクレット島。

サイクリングに、遠足気分で訪れてみませんか?

ABOUT ME
maimunah
和歌山を拠点に、アジア旅にハマっているフリーライターです。好きな国は、インド。