バンコクは「旅人の始まりの地」とも呼ばれ、レストランや格安ホテルなどがバラエティ豊かに揃っています。
日本からも近く、物価もとても安いのでバックパッカーデビューするには最適の国です。
日本の約1.4倍もの面積を持つタイは、地域によって気候や文化など特色が全く異なり、様々な表情を見せてくれます。
何度行っても新しい刺激がある反面、どこか居心地の良さを感じるのもタイの魅力です。
エキゾチックな寺院や屋台がひきめき人で溢れるこの町は、訪れた旅人をいつだってワクワクさせてくれます。
今回は、そんなタイ・バンコクでバックパッカーデビューをするあなたへ贈るバンコクでしたい7つのことについて「旅らび.com」よりお届けします。
まずは多くの旅人を虜にする、魅力あふれるバンコクのホットスポットへ。
その後は、あなただけの旅にアレンジしていきましょう。
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まずはタイのスワンナープ国際空港orドン・ムアン国際空港へ向かいましょう!
2006年にオープンしたスワンナプーム国際空港はバンコクの玄関口。
東南アジア最大級の国際空港です。
そしてタイにはもう一つ、国際空港があります。
それがドン・ムアン空港です。ノックエアなどLCCを中心に発着しています。
日本円からタイバーツへの両替は空港から市内まで出るのに必要な必要最低限な分だけにとどめておき、残りは町中のレートがいい場所で両替するようにしましょう。
バンコクでの宿は自分の足で歩いて探してみましょう!
- 大人数が一つの部屋に宿泊するドミトリーか、個室か
- シャワーとトイレは同じでも大丈夫か、別々がいいか
- 扇風機だけでいいのか、エアコンがほしいか
バンコクには格安ホテル、いわゆるゲストハウスが数多く存在しています。
今の時代、携帯があれば即座に宿を予約できますが、旅の醍醐味は自分の足で歩いて宿を探すこと。
自分の中で譲れない宿の条件を書き出しておき、宿を見て回りましょう。
上記3つは私のチェックポイントです。
バンコクのカオサンロード周辺では安宿が集まっており、一泊1000円ほどで宿泊することができます。こういった宿には必然的に世界中のバックパッカーが集まってくるので、交流のチャンスです。仲良くなって、町に一緒に飲み行くなんてこともあるかもしれません。
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バンコクでしたいこと①:バックパッカーの聖地『カオサンロード』を歩く!
カオサンロードは、安宿や屋台が並ぶ「バックパッカーの聖地」と言われています。
カオサンロードは世界の玄関口として、旅の刺激を求める世界中のバックパッカーたちを受け入れます。
夜になると通りには続々と屋台が出始め、人々の活気で溢れます。
あちらこちらでタイのチャンビールを片手に乾杯し、語らう姿が見られます。
それら全てを含め「カオサンロード」という一種の町を形成しているのです。
しかし先日、カオサン通りのリニューアルが発表され、店舗数や場所等にルールが設けられることが決まりました。
「カオスで混沌としていて、様々な人種の旅人たちでガヤガヤと賑わっている」
それがカオサンの愛すべきところではあったため、このリニューアルには寂しさを感じる人も多いようです。
今のカオサンを体験できるのは今だけなので、是非訪れてほしい場所です。
バンコクでしたいこと②:線路上で開催される不思議な市場『メークロン市場』へ行く!
メークロン市場は線路の上までシートがひかれ、生鮮食品や果物が並ぶ市場です。
地元の人が愛用するマーケットなので、お土産や雑貨などはあまり売られていませんが、この機会にローカルの生活を覗き見してみましょう。
しかしこの市場、ただのローカル愛用の市場ではありません。
この市場の見どころは、電車が駅に向かって入ってきた時にあります。
人々が線路上まで並んだ商品を慌ただしく片付け始め、日よけは脇へと追いやられます。
そして、線路の上を速度を落としながら電車がやってきます。
商品も人もすれすれで、電車までの距離はわずか数ミリ。ハラハラするような光景が目の前で広がります。
電車が通り過ぎると再び商品が綺麗に並び直され、何事もなかったように市場は再開。
この光景を見ようと今世界中から人々が訪れる場所です。
名称 | メークロン市場(Talat Maeklong) |
電車通過時刻 | 8:30/9:00/11:05/11:30/14:25/15:30 |
アクセス | 戦勝記念館の近くにロットゥー乗り場があります。(ロートゥー=乗り合いバン) |
所要時間 | 約1時間 |
料金 | 70B(日本円で約245円) |
バンコクでしたいこと③:宝石を散りばめたような絶景を見に『ナイトマーケット』へ
バンコクで今話題の景色といえば、こちらの写真。
SNSで拡散され、一気に話題になりました。
タラートナット・ロットファイ・ラチャダーのナイトマーケットは、屋台のカラフルなテントがきらきらと宝石のように輝き、まさに絶景。
この写真は、ナイトマーケットに隣接するエスプラネード(Explanade)というというショッピングモールの駐車場の4階から撮影したものです。
夜の景色が有名ですが、おすすめは昼間から訪れること。
刻一刻と変化する空模様と色とりどりのテントには心を奪われます。
市場には、舌を唸らせるローカルフードやドリンク、可愛い洋服、雑貨などが販売されています。
絶景を楽しんだあとは市場に降りて、食べ歩きやショッピングを楽しみましょう。
名称 | タラートナット・ロットファイ・ラチャダー(Train Night Market Ratchada) |
営業時間 | 17:00~25:00 |
アクセス | MRTタイランドカルチャーセンター駅3番出口を下車してすぐ。 |
バンコクでしたいこと④:黄金に輝く涅槃像『ワット・ポー』を拝む!
ワット・ポーは1788年に建設された寺院で、バンコク3大寺院の1つです。
この寺院の最大の見どころが、全長46mにも及ぶ黄金の涅槃像です。
寺院いっぱいに横たわる涅槃像は迫力満点。
バンコク最古の寺院であり伝統と歴史を感じることができる場所なので、バンコクを訪れた際には是非訪れてほしい場所です。
人気が高まるにつれて、年々拝観料が値上がりしているようなので、行くなら今のうちに。
その他、寺院の敷地内でタイ古式マッサージを体験することもできます。
タイ古式マッサージはとても評判がよく、旅の疲れが一気に吹き飛びますよ。
名称 | ワット・ポー(WatPho) |
営業時間 | 8:00~18:30 |
拝観料 | 200バーツ(日本円で約700円) |
バンコクでしたいこと⑤:タイと日本の歴史を学びに「クウェー川鉄橋」へ!
旅の醍醐味は、観光することだけではなく、その国の歴史や文化を深く知ることにもあります。
もう少しディーブな旅をしたいというあなたに是非おすすめしたいのが、バンコク近郊にあるカンチャナブリーです。
ミャンマーとの国境近くに位置するカンチャナブリーは、古き良き風景が残る町です。
町の中心には雄大なクウェー川が流れ、人々の暮らしを見守ります。
名作「戦場にかける橋」でこのクウェー川鉄橋が登場し、日本にもその名前が知られるようになりました。
そこには、タイと日本の歴史が深く関係しています。
第二次世界中、日本は現地人や捕虜を使役して鉄道を建設しました。
劣悪な環境の中、過酷な労働と強いたことで死者が出るなどの悲劇も起こりました。
クウェー川鉄橋は、そんな第二次世界大戦の傷跡を残す町でもあります。
現在は観光場所としても少しずつ人気を集め始めています。
列車が通らない時間は線路に自由に出入りすることが可能です。
私が訪れたときには、観光客だけではなく現地の学生の姿も多く見かけました。
カンチャナブリー周辺には、象乗り体験や首長族の村を訪れるツアーなどもあるので、合わせて行ってみてもいいかもしれません。
私が書いた『首長族の村について記事』はこちらから。
https://tabirabbi.com/kayanpeople-chiangmai-experience/
名称 | クウェー川鉄橋(River Kwae bridge) |
所要時間(バス) | 2時間 |
料金(バス) | 110B(日本円で約385円)※バスのグレードによって料金が異なります。 |
アクセス | 南バスターミナルからカンチャナブリー行きのバスに乗車。名称:クウェー川鉄橋(River Kwae bridge) |
バンコクでしたいこと⑥:バンコクからすぐに行ける離島「サメット島」!
タイには離島がいくつかあり、特にプーケット島やサムイ島は人気が高いビーチリゾートです。
しかし、人気が高い分団体客がいたり、混雑していたりすることも。
そのため、私のおすすめはバンコクから気軽に行くことができるサメット島です。
サメット島は透き通る海と白砂のビーチがとても美しい島で、バンコクから日帰りで行くことも可能です。
観光客はもちろん、タイの若者たちも多く訪れるホットな場所です。
サメット島のビーチといえば、サイケーオビーチが人気です。
ビーチ沿いにずらっとレストランが並んでいるため、お腹が空いたらふらっと寄ることができますし、カクテルなども飲むことができます。
また、サイケーオビーチの近くにはコンビニやお店などもあり、便利な立地にあります。
サイケ-オビーチの近くのレストランなら、Jep’s Restaurantがおすすめです。
ビーチが眼前に広がり景色も良く、スタッフさんも愛想がいいです。
また、こちらのレストランでは日が暮れると大迫力のファイアーダンスが行われます。
ダンスを見ながらシーフード料理を食べ、仲間と語りあったり、物思いに耽ったりする時間はまさに至福のひとときです。
そしてサメット島には知る人ぞ知る穴場のビーチがあります。
それがウォンドゥアン湾のJellyfish RESTAURANTの奥にあるビーチです。
ここは人も少なく、水質も透き通っていてとても綺麗です。
バイクをレンタルすれば、こちらのビーチにもアクセス可能です。
レンタルバイクは24hで250~300バーツ(日本円で約875円~900円)です。
名称 | サメット島 |
エカマイバスターミナル⇒バンペー港(バス) | 約3時間半 |
バンペー港⇒サメット(船) | 約30分 |
入島料 | 200バーツ ※島内には両替所がないので、現金は多めに持っていきましょう。 |
※17時以降は船の便がないので、それまでに乗船しましょう。
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まとめ
バンコクは刺激と活気に溢れた魅力溢れた町です。
ここからバックパッカーをスタートする人も多い、まさに「旅人の始まり地」です。
バンコクは知れば知るほど面白い町なので、自分の足でたくさん歩いて冒険をして
是非あなたただけの経験やとっておきのスポットを発掘してくださいね!