「アメリカの都市に入国するとき、パスポートの他に必要なものがあるって聞いたけどどんなもの?」
「エスタってアメリカの入国時に必ず必要になってくるの?」
「アメリカ入国に必要なエスタについてわかりやすく教えて!!」
9.11の事件後、アメリカの入国審査は非常に厳しいものとなりました。入国してくる人全員に「エスタ」と呼ばれる入国証明書を持参しなくてはいけません。
今回は、アメリカの都市に行く際に必要となるエスタについてわかりやすくまとめてみましたので、確認してみてください♪
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【概要】アメリカ入国に必要なエスタって?
ではまず、そもそもアメリカの入国に必要なエスタとはどういったものなのでしょうか?
アメリカ入国に必要なエスタは「アメリカ電子渡航認証システム」を総称した呼び名です。これは、簡単に言うと観光目的で入国する際に必要な「入国カード」のようなものです。
渡航者の中に危険人物が含まれていないかを事前に把握する意味合いでアメリカ政府が導入したシステムになります。(オーストラリアにも似たようなシステムがありますが、また別でご説明します。)
また、エスタを申請する際に発生する料金は14ドル。日本円で2000円もあればお釣りが返ってくるほどです。
アメリカ本土だけでなく、ハワイに行く際もこの「エスタ」が必要になってきます。
面倒ですが、エスタを取得すれば、ビザを免除できます。
そして、日本はビザ免除国に該当をしているので、アメリカ渡航の際はビザ取得は必要なく、エスタを取得するだけでアメリカに入国をすることができるのです。
難しい説明をしてしまいましたが、
エスタとは、事前に危険人物の入国を防ぐためにエスタを申請して自分が安全な人間であるということをアピールするものと理解しておきましょう!
そして、私たちはエスタを使って「アメリカに観光目的(商用目的)で入国しますよ」ということを証明するものでもあるのです。
万が一、エスタで入国を拒否されてしまった場合は入国はできず帰国しなければならないので理解しておきましょう。
エスタには発行してから『2年間』有効期限があるので気をつけよう
そんなエスタですが、有効期限が存在します。
その有効期限というのが、発行してから2年間。
アメリカ旅行が急にキャンセルになった場合でも、2年に内にアメリカを訪れる予定を作れれば、再度エスタを発行する必要はなく、以前発行したものを利用することができます。
ほとんどはすぐに使ってしまいますが、稀なケースでも柔軟に対応できるように少し長めに設定されているのです。
また、申請をしてからエスタを取得するまでに約72時間かかります。
エスタ取得は早めに対応しておくことが望ましいでしょう。
【確認】エスタとビザの違いについて
そんなエスタではありますが、ビザとの違いはどういったものなのでしょうか?
エスタとビザの違いをご紹介します!
《まずビザとは??》
相手国に入国する際に、入国審査を受ける資格があることを証明できるものです。発行元は大使館で行います!(受験票のようなものです。)
ビザについては別の記事で詳しく書いていますので、きになる人はそちらを参考にしてみてください。
ビザは、入国するに値する人間であることを大使館が推薦したもの。対してエスタは自己推薦で入国するに値する人間であることを証明したものなのです。
…微妙な違いに気づいてくれましたか?
ややこしいので、更にわかりやすくまとめます。笑
◎ 大使館推薦の資格
◎ 入国拒否を受けても入国の可能性あり
——————————
▼エスタ▼(ビザ免除国のみ申請可能→日本は該当する)
◎ 自己推薦の資格
◎ 入国拒否を受けても入国の可能性あり
エスタよりもビザの方が効力は強いですが、取得が面倒です。
アメリカでは、取得の面倒なビザの代わりに信用のある国からの渡航であれば、エスタを持参することでビザと同じ効果を持たせるようにしました。
アメリカから信頼されていなければ、エスタを使って入国することができませんので、日本に生まれたことに感謝ですね!
実際に入国できるかどうかは入国審査官の判断によります。
ビザの取得=入国可能というわけではないのです。ただ、入国拒否をされても意義の申し立てが許されているので、入国できる可能性はあります。
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【これでバッチリ!!】エスタの簡単な申請方法を確認しよう
「エスタの重要性やエスタとビザがどのように違うのかはわかった。じゃあ、どうやってエスタを取ればいいの?」という人のために、エスタの申請方法についてわかりやすくご説明します!
Step1:エスタオンラインの申請サイトへアクセス
まずは、エスタを申請できるサイトにアクセスしましょう。ここからサイトへ直接飛ぶことができますので、ぜひご活用下さい。
そして、サイトに行ったらまず右上の【言語選択】で「日本語」にしましょう。
Step2:新規の申請をクリック
同じ画面から【新規の申請】をクリックしましょう。
ページが変わると、【個人による申請】と【グループによる申請】という欄が出てきますので、自分に合った方を選択して下さい!
Step3:確認事項の承認
その後、【セキュリティに関する通告】という画面が表示されますので「確認&続行」を押しましょう。
つぎの画面で【免責事項】については「はい」を選択して下さい!
Step4:申請者情報の入力
申請者情報を入力する欄に到着したら、項目に添って入力を行って下さい!
※【その他の名前または別名を使用していますか?】という欄は「いいえ」を選択。
Step5:パスポート情報の入力
次にパスポート情報の入力を行います。
パスポートを手元に用意して間違いのないように入力をしていきましょう!
※【発行月】は英語表記の月にしましょう。(例:1月→JAN)
Step6:自身の両親の名前を入力
両親の名前を間違いのないように入力をして下さい。
必須項目ですので、慎重に入力していきましょう!
Step7:連絡先情報を入力
続いて自身の連絡先情報を入力していきます。
【ホームアドレスライン2】の欄は必須事項ではありませんので、一軒家などに住んでいる人の場合は記載する必要はありません。
また、【電話番号】の最初の「0」は抜きましょう。
Step8:メールアドレスの登録
あなたが利用しているメールアドレスの登録を行います。
使用頻度の高いメールアドレスを使用しましょう!
Step9:勤務先情報の入力
こちらも項目に添って入力をしていきましょう。
※現在退職している場合は以前の勤務先情報を入力しましょう。
Step10:渡航情報の入力
【米国への渡航目的は、他国への乗り継ぎをするためですか】という欄がありますので、「はい」か「いいえ」で答えましょう。
今回はアメリカへ行く目的で進めていきますので、「いいえ」を選択しましょう。「いいえ」を選択すると入力の必要な欄が出てきますので、それぞれ入力をしていきましょう。
※【米国での連絡先情報】→自身の名前かホテル名を入力
Step11:緊急時連絡先を入力
もしものときに連絡を取れる人の情報を入力して下さい。
誰でも大丈夫ですが、関係の深い家族や友人がベストかと思います。
Step12:適性格に関する質問を答える
幾つかの質問がありますので、全て読んだ上で「いいえ」を選択しましょう。
その後、「証明」にチェックをいれて「次へ」を押して下さい。
Step13:申請内容の確認
入寮した内容に間違いが無いかを確認して下さい。
間違いないようであれば、「確認&続行」を選択していきましょう!
Step14 支払い
申請後は支払いを7日以内に完了して下さい。
支払いが完了すれば、【渡航認証許可】という表示がされますので、これで手続きは終了です。
支払後の認証は時間がかかる場合もありますので、気長に待ちましょう。
エスタを取得して行くことができるおすすめの都市を確認しておこう!
エスタを取得するとアメリカ国内全ての都市に行くことができます。
自分がアメリカで何をしたいのかを考えて旅行先を選ぶようにしましょう!
ただ「アメリカの都市が多すぎてどこにいけばいいのかわからない!」という人もいるかと思いますので、当サイトでおすすめしているアメリカの都市を3つほど紹介していきます!
エスタを取得して、アメリカ旅行を満喫しましょう♪
【第1位】ハワイ
日本人に人気の旅行先といえばハワイですよね!
アメリカのハワイ州に位置し、本土からはかなり離れた場所にあります。
ハワイ旅行となると、他の都市へ行くことは難しくなりますが海でリラックスすることも、観光地を散策することもできるオールマイティーの旅行先です!
リゾート地でありながら観光地でもあるので、どんな人でも楽しめるかと思います♪
【第2位】ラスベガス
アメリカの旅行先で人気が高いのはラスベガスです!
ラスベガスの雰囲気を感じるにはラスベガスに行くしかなく、ラスベガスに似た旅行先がないのも人気の理由です。
世界の都市や観光地をモチーフにしたホテルは横幅数キロに渡り、ホテル間の移動でタクシーを利用する人もいるそうです。笑
カジノはもちろんですが、遊園地やナイトショーなども楽しめ、刺激のある時間を過ごすことができます♪
【第3位】ロサンゼルス
最後は世界的に有名なハリウッドがあるロサンゼルスです!
ロサンゼルスは世界中の富豪が住む、超高級住宅街「ビバリーヒルズ」やハリウッドスターの手形や足型を見ることができる「チャイニーズシアター」など見所満載!
少し遠出をすれば、世界で一番最初にできたディズニーランドやユニバーサルスタジオなどにも行くことができます。
子供連れで行っても楽しめるアメリカで人気の都市になります♪
まとめ
- エスタはアメリカが独自に作ったビザ不要システム
- アメリカから選ばれた国しかエスタを利用して入国することができない
- エスタには発行から2年間の有効期限が設けられている
- エスタを申請してから取得するまで最低72時間かかる
- ビザは大使館からの推薦状
- エスタの申請から取得までの流れは全部で14STEPある
- エスタを取得して行けるおすすめの旅行先1位は『ハワイ』
アメリカに入国するにはエスタを取得することが絶対条件になります。
もし、エスタを取得せず入国審査を迎えてしまったら、帰国しなければならなくなるはずです。
アメリカ旅行を成功させるためにも、エスタを旅行の数週間前に取得しておくようにしましょう♪