どーもこんにちは。
突然ですが、古代遺跡は好きですか?
私は大好きです‼
メキシコとグアテマラにあるマヤ文明の遺跡に以前から興味があり、この度遂に行ってまいりました!!
というわけで、メキシコとグアテマラにあるマヤ文明の遺跡についてと、そこへの簡単な行き方についてご紹介します!
スポンサーリンク
【そもそも..】マヤ文明とは?
最初にマヤ文明について、ちょっと真面目な歴史のお話をします。(歴史背景に興味のない方はすっ飛ばして下さい笑)
まずマヤ文明とはなんでしょう?
マヤ文明とは、メキシコ南東部、グアテマラ、ベリーズなどを中心として発展した文明です。
紀元前2000年頃の生活の跡(土器の使用など)が一部で発見されてはいるものの、まだこの時期は、文明として栄えているほどではありませんでした。
それから約1000年後の紀元前1000年頃になると、文明が急速に成長し始めたようで、ナクベやティカル(共にグアテマラにあるマヤ遺跡)などの都市に人々が住み始めます。
そして紀元前400年以降になると、それらを含む多くの都市の大規模化が進み、大きく成長しました。
300年頃になるとティカルやカラクムルなどの都市が発展し、周辺の小さな国々を従えるようになります。
その後ティカルやカラクムル以外の小都市国家の文化水準も上がっていき、マヤ文明は全盛期を迎えます。
しかし800年代頃から、マヤの諸都市国家は次々と衰退していきます。(原因は諸説あります)
スポンサーリンク
メキシコ・グアテマラにあるマヤ文明の遺跡!
メキシコにある、有名なマヤ遺跡を紹介します。
1.ウシュマル【メキシコ】
ウシュマルはメキシコ東部のユカタン州にある遺跡で、「三度にわたって建てられた町」という意味です。
1996年に「古代都市ウシュマル」として世界文化遺産に登録されました。
多くの建造物がある中で1番有名なものが、この「魔法使いのピラミッド」と呼ばれている、高さ36.5メートル、長さ73メートル、幅36.5メートルのピラミッドです。
正面にはかなり傾斜のある118段の階段があり、これを登ると頂上の神殿へと辿り着きます。
魔法使いの老婆が暖めた卵から生まれた小人が一晩で作った、というマヤ伝説から、「小人のピラミッド」とも呼ばれているそうです。
ウシュマル遺跡はメリダの南約80㎞程の所に位置してますので、まずはメリダという町を目指しましょう。
メリダのバスターミナル(Terminal de Autobuses Merida)からバスで約1時間〜1時間半ほどかかります。
SUR社やATS社の2等バスで行かれるのがオススメです。
2.カラクムル【メキシコ】
カラクムルはメキシコ南東部のカンペチェ州にある遺跡です。
2002年に「カンペチェ州カラクムルの古代マヤ都市と熱帯雨林保護区」として世界複合遺産に登録されました。
あまり知名度はありませんが、グアテマラにある有名な遺跡「ティカル」と並ぶほど栄えていた都市です。
カラクムル遺跡はとてもアクセスの悪い場所にあります。
近隣の町(コンウアス、チカナ、シュプヒルなど)から自力で行けなくも無いですが、やはりアクセス等考えると、ツアーに参加するのが個人的にはオススメです。
上記近隣の小さな町でもツアーはありますが、少し遠いチェトマルやカンペチェといった大きい都市からも、カラクムル遺跡へ行くツアーがあります。(ちょっと遠いので、丸一日かかります)
3.チチェン・イッツァ【メキシコ】
メキシコ東部のユカタン州にある遺跡で、ユカタン語で「イッツァ人の湖の畔」を意味します。
1988年に「古代都市チチェン・イッツァ」として世界文化遺産に登録されました。
ここで有名なのが、ククルカン(マヤ神話の創造神)を祀っているピラミッドの「カスティーヨ」です。
この建造物は階段の数が365段あるということから、「暦のピラミッド」とも呼ばれています。
春分・秋分の日には、ピラミッドの基壇によって作られる影が蛇の形のように見え、神殿からククルカンが降りてくるように見えるため、「ククルカンの降臨」と呼ばれています。
遺跡内にはセノーテもあります(汚いですが)。
チチェン・イッツァへ行くのであれば、まずはカンクンを目指しましょう。
カンクンからチチェン・イッツァまでは約200㎞ほど離れているため、バスで片道3時間ほどかかります。
行き方としては、自力で行くかツアーに参加するかになりますが、労力とコスパを考えたら明らかなのですが、ツアーが断然オススメです!
というのも、バスで行く場合はまずバスが1日1往復のみで、金額も往復で3,000円前後かかります。
この時点で、この遺跡だけに丸一日を費やさないといけなくなってしまうからです。
ツアーの場合ですと、ツアーの内容にもよりますが4,000円代からあります。(私調べ)
さらにチチェン・イッツァだけでなく、ピンクレイクやセノーテなど、他の観光地も一緒に回るツアーが多いので、コスパはやはりツアーの方が良いです。しかもホテルへの送迎付きがほとんどです。
私が参加したツアーは、チチェンイッツァ、セノーテ・イキル、ピンクレイク、泥遊び、ランチビュッフェ付きの日本語ツアーで約36,000円と、かなりイィお値段しました笑
時間があって少しでも安い方が良いという方は自力で行くのもアリかと思いますが、色々理由を含め、ツアーに参加されることを私はオススメします。
4.パレンケ【メキシコ】
パレンケはメキシコ南東部のチアパス州にある遺跡で、1987年には「古代都市パレンケと国立公園」として世界文化遺産に登録されました。
パレンケ遺跡はパレンケという町から西へ8㎞ほどのところにあり、バンで約20分で行けます。
町から近いので、割と手軽に行けるのは良いですね。
ツアーもあるので、パレンケ以外の観光地も一緒に回りたい方は、ツアーの方が良いかなとも思います。
5.ティカル遺跡【グアテマラ】
ティカルはグアテマラ北部のペテン県にある遺跡で、熱帯雨林に囲まれたマヤ最大の神殿都市です。1979年に「ティカル国立公園」として世界複合遺産に登録されました。
遺跡内は密林に覆われており、その密林からは巨大な神殿がチラホラ見え、その規模の大きさを感じます。
ティカル遺跡へはフローレスからツアー会社のシャトルバスが出ています。
フローレスはティカルへ行く予定の観光客が多く滞在しており、島内には多くのツアー会社があります。
そのツアー会社でティカル行きのバスを申し込む形となるのですが、会社によって多少金額が違うので、いくつか見て回ってから決めるのが良いと思います。
バスの一便目は、日の出を見るために3時出発からありますが、この場合、前日までに遺跡入場料を銀行で振込まなければならないのでご注意下さい。
私は銀行振込が出来なかったため、仕方なくその次の4時半の便を予約しました。(この便では、ティカル遺跡からの日の出は見れません。)
この便以降は現地にて入場料を支払います。
フローレスからティカルへはバスで約1時間ほどで到着します。
帰りのバスは、私が行った時は11時、12時半、15時とあったので、降ろされた場所と同じ場所から好きな時間のバスに乗れます。
かなりのジャングルなので、虫よけ対策を万全にしてから行きましょう!
スポンサーリンク
おわりに
いかがでしたか?
実際に遺跡を訪れてみると、その壮大な景色と圧倒的な存在感に、鳥肌が立ってしまうレベルです!!
いつかマヤ遺跡をコンプリート出来たらな〜と思いつつ、楽しくこの記事を書きました(^^)v