旅行コラム

韓国在住の日本人にインタビュー「世界の何処かでこんにちは」第三弾!

第三弾となる日本人インタビュー。

今回は、前回のインタビューから転職や環境の変化を通じて感じた想いや通訳を専門に勉強しているお話など…

新たな道に挑戦する女性二人のインタビューを旅らび.com」よりお送りします。

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日々感じる人の温かさ・挑戦するという事〜元岡伶衣さん〜

前回の釜山編でインタビューをさせて頂き、韓国で生活するにあたって感じる素直な想いを伝えて下さった元岡伶衣さん(写真左)

プライベートでも連絡を取り合い、転職をきっかけに心境の変化があったとご一報を頂き今回二度目のインタビューに!

新たな環境への挑戦・転職したきっかけ

約半年ぶりの再会となり、待ち合わせ場所で変わらず可愛い笑顔で声を掛けてくれた伶衣さんは、一層綺麗になり素敵な女性になっていました。

本題に入り、意思疎通の違いや一人で抱え込む仕事量の多さに限界を感じ、退職する事を決意。

新たな環境への第一歩を踏み始め、今素直にやってみたい+ワクワクしたい

心の声に従い、興味がある職へ履歴書を送り続けたそう。

ホテルの顔・フロントに立ち感じる日々の幸せ。

就職難と言われる韓国社会ですが、彼女の引きの強さと言われるものでしょうか。以前から興味はあったものの、機会がなくこの機をきっかけにホテル業へ。

ホテルの顔となるフロントに立ち、もちろんお客様への接客も韓国語。

お客様と接し、距離が近い接客というお仕事は、簡単なものではありません。

ですが、彼女の口から出る言葉にはいつも「感謝」の想いで溢れていました。

素直に「ありがとう」と言えること。

実は、退職を機に地元・大阪に帰省しこのまま韓国生活を終えて帰国する事もよぎったそう…

そんな時、手を差し伸べてくれたのは「帰っておいで」とお世話になっているお兄さんの温かい一本のお電話。そして、もう一度頑張ろうと決意し釜山に戻った彼女。

「今まで出会った人で一番印象に残っている人居ますか?」

と、質問を投げかけてみると伶衣さんは「一人には絞れないんです。今まで出会った人全員が印象深くて…」と笑顔で色々なエピソードを話してくれました。

一緒に写真に映っている方が迷子になっていた事からお知り合いになり、慣れない英語で会話をしまた新たなきっかけとなる出会いに繋がったり、

ホテルのお仕事では、何の迷いもなく優しさを与えてくれるスタッフの方々。電車では年配の方が席を譲ってくれたり、重い荷物を抱えていると膝の上に置いてくれる方が居る。

生活の軸となる方との出会いによって感化され成長し続ける彼女からは、沢山パワーを頂きました!

‘お節介と言う名の優しさ’を素直に受け止め、ありがとうとお礼を伝える事。日々の中で、小さな変化や出会いや繋がりを大切にする彼女からは、学ぶべき事や気付かされる事も沢山…

真っ直ぐで、心の綺麗な伶衣さんに出会えこうしてインタビューさせて頂き私にとっても幸せです。

こうして沢山の方が、異国の地で活躍し色々な壁に立ち向かいながらも素敵な人生を歩めますように。

【言葉と心を繋げる通訳に】〜山形和美さん〜

「初めまして♩」と伶衣さんの隣でクシャッと可愛い笑顔で挨拶をしてくれた山形和美(ヤマガタ・カズミ)さん。インスタグラムを通じ、’留学’というワードで繋がりお友達になったのだとか。よく食事に行くそうで、仲睦まじい姿にホッコリ。

現在、韓国の大学院にて通訳を専門に日々学びを深めているそう。

互いの言語や意味を理解した上での通訳、人の心の中身を伝えるという事は想像に以上に難しいんです…と話す和美さん。

どのようなキッカケで今に至るのか…お話を聞いてみました。

‘海外で働く’視野と音楽で今に繋がる。

青森出身、大学四年間を東京で過ごし経済学を学び英語で授業を受けていた事から‘海外で働く’という事が自然と視野に入っていたそう。

学べば学ぶ程、楽しい⇄やらなければいけないという義務感へと変化。

趣味で韓国アーティストの音楽を楽しむ事から、この頃から独学で韓国語を学び始め、大学三年生の時チェジュ島に交換留学へ。

通訳を深く学ぼうとしたキッカケは、大学である台本の通訳を任された時…通っている大学が、通訳(ハングル⇄日本語)の繋がりを持っていた事から始まったそう。

新たな地での挑戦!

韓国に6校のみの大学院へ進む事を決めた彼女は、一度は住み慣れたチェジュ島へ戻る事も考えたそう…ですが、新たな地へ挑戦する決意をし釜山を選び今に至ります。

現在、英・中・韓と他にも海外から学びに来る方も居る為、授業はルーティーン式。

ニュアンスや価値観で伝える事が上手く出来たり、そうじゃなかったり…実践的に自分が出て行く場面が多く、交流する機会も多く、日々、新たな挑戦。

クリエイティブがしたい性格で自分が活躍したい!と話す姿は、真剣で芯が強い女性だなと感じました。

志願する人が少なく難しい通訳を自ら選び、これからも青年・政府の交流に関わって行きたいと話してくれました。

私自身も、頭の中にある感情で言葉を綴り今こうして執筆していますが、言葉の力は凄いなと改めて感じます。

きっと日本で今の生活をしていれば知る機会のなかった通訳の世界。こうやって自分の知らない世界を知るという事は、自信にも繋がります。

「知れば知る程、簡単に手を出せなくなった」本来の深さを見ているからこそ、彼女の言葉には重みがあり、素晴らしい経験をしているのだと感動しました。

二人がオススメする母の味’さば定食’

二人が口を揃えてオススメしてくれたさば定食。韓国コスメやお土産など何でも揃うBIFF広場のすぐ近くにお店はあります。

何軒か並んでいる一番奥側にあるハルメチプ!もし迷われたらお店の前でさばを焼いている方が居ますよ。

500円という安さに、ボリュームのある定食。なんとメインのさばは食べ放題!

何処か懐かしく感じるホッとする味…本当に美味しくて滞在中は毎朝食をこちらで頂きました。是非、釜山に来られた際はお立ち寄りになってみて下さい。

もしあなたがインタビューされるならどうする?

「どのような目的や想いでインタビューをされているんですか?」

お二人から逆に質問を受けて考えてみました。

SNSやブログ、今では言語交換アプリなどで世界中の人と知り合う事が出来ます。

人それぞれの価値観がありますが、ネットを開けば溢れ出る情報に頭が痛くなる時がありますよね。そんな情報社会に疲れてしまう時が、たまにあるんです。

自分の目で見た景色や、自分の耳で聞いた情報を信じる!

昔から、そう決めてきました。

自分が実際に海外に住みたい、海外でお仕事に就きたい。

だから実際に住んでいる方にお話を聞いてみよう、ヒントを貰おう!

誰でもいい訳じゃなく、出会いの輪から広がり、ご縁に繋がる。

この記事を読み海外に興味を持ってくれたり、実際に旅に出られたり…

私の見えない所から何かに繋がる事が最大の目的です。

私自身が知りたい・聞きたい情報を…と始まり現地に出向き実際にお会いしてインタビューをしながら、改めて感じるのはこれから海外に渡航する方や、実際に移住する方、日本から見る「生き方・世界の見方」の窓になれば…という想いです。

まとめ

インタビューすればする程、ワクワクが増す今日この頃。

次は、何処に行こう?誰に会いに行く?どんな面白い人との出会いがある?

故郷を離れて、自分の人生を精一杯生きている人はキラキラしています。

良い刺激を貰い、胸いっぱい幸せになった今回のインタビュー!

可愛いお二人に沢山お話を聞いて、とっても良い思い出になりました。

次回も、お楽しみに!

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和歌山を拠点に、アジア旅にハマっているフリーライターです。好きな国は、インド。