旅行などで各地を訪れて、ふと「このままこの国で生活してみたらどうなるのだろう」と想像した事はありますか?
今もこの広い世界の何処かで、同じ国で生まれた日本人が故郷を離れて生活をしています。
場所が違えど、衣食住というベースは人間には欠かせないもの。
そして、いつか私も・・と莫大なイメージで海外移住を視野に入れている私。
今回は、自身初となる台湾・台北に訪れ移住したお二人にインタビューをさせて頂きました!
移住って実際どうなの?どんな生活をしているの?など、様々な質問にお答えして頂きました。
記念すべき“世界の何処かでこんにちは!インタビュー第一弾「台湾」”を”旅らび.com“よりお送りします。
スポンサーリンク
『台湾ってどんな国?』と聞かれたらどんな想像をしますか?
首都 | 台北 |
言語 | 中華国国語/英語 |
通貨 | ニュー台湾ドルTWD |
通貨レート | ニュー台湾ドルTWD=3.36円(2019年6月時点) |
実際に行かれた方から「台湾は親日で、とっても親切な国だよ」とお話を聞かせて頂いたり、移住している方が多いという現実も。
今やテレビでもよく取り上げられている「こんな所に日本人」という自分では想像も出来ない地で暮らす方も少なくはないですよね。
そして、世界中何処でも繋がる事が出来るインターネットを利用して、現地の方にアポを取ったり、実際に顔を合わせずとも移住者の方にお話を聞く事が出来る時代となりました。
だからこそ何故移住者が多い国や街には、人口が増え続けるのか?
そして、195ヶ国あるうちのたった1つの国へ移住するという大きな決断とは!
「台湾ってどんな国なんだろう・・」そう思い自分の目で見るべくやって来ました。
スポンサーリンク
【台湾と日本の架け橋へ・・】移住5年目の小川錦哉さんにインタビュー〜1人目〜
「高校卒業後に台湾へ渡り移住5年目になります」と笑顔で話して下さった小川錦哉(オガワキンヤ)さん24歳。
母親が台湾人であり、小さな頃から教師として中国語を教えている姿を見て自分も教育の道へと進むんだろうな・・とぼんやりと考えていたそう。
教育の道には進まず、人脈を大切にし情に熱い台湾と日本の架け橋になれれば・・と翻訳を含め3つの仕事をなさっているのだとか。
営業のお仕事柄もありますが、とても気さくな方で落ち着いた雰囲気を持つ小川さん。
政治や世界問題にも目を配っており、今起きているニュースなどのお話なども聞かせて頂きました。
道端で「火、貸してもらえますか?」と始まる人脈形成
台湾の街並みを歩いていて一番に目に留まったものが喫煙。
こちらでは日本のようにエリアが分けられておらず道端で皆さん一服している姿が・・
火の貸し借りはよくあり「そうそう、そこがツボなんですよ!」と彼はあるエピソードを話し始めてくれました。
「火、貸してもらえますか?」の一言から始まり、お互い一服しながら会話に発展し名刺や連絡先を交換し仕事に繋がる。
小さなきっかけや出会いから、どのような枝分かれとなり花が咲くのかは誰にも分からないものですよね。
そんなお話を聞いている真横では、今日も火の貸し借りをしている姿が・・・
顔を合わせてまず最初の挨拶は「ご飯は食べた?」
「腹が減っては戦はできぬ」
誰しもが生涯で一度は耳にすることわざですね。
台湾では、そんなことわざにちなんだ挨拶があるのだとか!
些細な一言や挨拶ではありますが、相手方が元気いっぱいであってほしいという思いやりを感じられます。
そして机の上いっぱいに広がる料理を眺めて実家ではもっと多くの量が食卓に並び大皿で運ばれ皆で分け合うのが家庭での光景なんだとか。
お互いの顔を見合わせて会話をしながら食卓を囲むご家族の姿が想像できます。
どんなに満腹になっても、夜一に出歩き屋台飯を頬張る日もありますよ!と楽しそうな一面も。
こんなエピソードも・・
移住している方にお聞きする質問で一番多い「日本との違いは?」と投げかけてみました。
しばらく考え込み電車の乗り降りの際に関するのエピソードが・・
首都である台北では地下鉄・MRTを利用する方も多く、特に若者が多く繁華街へ向かう駅は車内・車外共に混み合います。
列は乱れずに並ぶのに、出入りするどちらも待たずに押したり引いたり・・
出たいのに!入りたい!と詰めてくるので、まるでおしくらまんじゅうです。
こちらのエピソード・・実は私も実際に同じく感じました。
混み合う電車の中でドアから離れた場所から出ようとしてもなかなか抜け出せずに後少しで降り損ねてしまいそうに。
そんな部分では、日本は出る方を優先しドア付近で待っている姿は何処でも目にしますよね。
エスカレーターではしっかりと左右どちらかに並びその姿に感動する声を海外からの観光客から耳にした事があります。
質問:「ズバリ!台湾ですべきこととは?」
日本ではなかなか食す機会のないアヒルの首〜頭までを食べるべし!
こちらの皆さんは、カエルやアヒルを食べることでも有名ですよね。
是非、台湾に来た際は挑戦してみて下さいね。
私はカエルのお肉を頂きましたが・・あの小さな体にどれだけの骨があるのだろうか!という程に骨が多く食べづらい・・が感想です。
そして、事前に何のお肉かを聞かずに食しましょう!笑
【沖縄の元気印!】移住4年目の諸見里瑳季さんにインタビュー〜2人目〜
太陽が照りつけるお昼過ぎ。
日焼けを気にする私に「日陰に寄って下さい!私もっと焼けたいんです!」と小さな体で元気いっぱいの笑顔で声を掛けて下さった諸見里瑳季(モロミザトサキ)さん23歳。
地元である沖縄を離れ、留学を機に台湾へ移住し4年目になるのだそう。
台湾を選んだ理由は、まさに直感!
居心地が良く、生活に関する不自由さが思い付きません・・と話す彼女。
普段は学生、週末はドラゴンボートに捧げている生活ではありますが、現在9ヶ国を旅し9月からは中国に交換留学へ渡航する事が決まっているそう。
世界を旅する際は、主にクラスメイトに会う為に足を運び時間を上手く使いこなしているみたいです。
将来のビジョンってありますか・・・?
学生である彼女は、いずれ卒業し社会に出る時が来ます。
留学・ワーキングホリデーから現地に移住し生活を続ける方も居れば、帰国し日本の企業で語学を活かしたお仕事に就かれる方も多いですよね。
今の生活に不自由がなく、台湾での生活にも慣れ、ぼんやりと将来のビジョンを創造していかなくては・・
現実問題として、この先を不安に感じどの道に進むのか定まらない方も多いですよね。
「実は今迷っています・・ぼんやりと、何となく、こうでありたいなというビジョンがあります」と話して下さいました。
今、自分が海外に居る身でこのまま違う地でお仕事に就くのもよし、世界を旅しながら、ライターやバイヤーをするのもよし。
様々な選択肢をチョイスする事が可能です。
様々な視野で、世界を舞台に挑戦してみたい!という思いが伝わりました。
異文化の街を楽しむ心♪
日本でも、台湾への留学生・移住者は多いと話題ですが実際は異国民が多く滞在しています。
なので、異国料理が数多く揃っており夜遅くまで開いているので食事に困らないのだとか!
女の子の一人暮らしと聞けば「大丈夫なの?治安は?怖くない?」とい声もありますよね。
夜道ではカメラのある場所を歩き、近くでは夜遅くまで街灯があるので安心ですよ〜とニッコリ。
スポンサーリンク
まとめ
お二人のインタビューを記事にしながら、社会人・学生という2つの顔を見て感じる共通点は、住めば都。
そして、実際に感じた受け入れる心の優しさが見えた瞬間でもありました。
どんな形であれ同じ地・台湾に居るという今。
国籍関係なく、今此処に居て同じ時間を過ごしているという事。
その温かさ、迎え入れてくれる国であり、移住しよう、台湾にしよう!と思う方が多いのだと知れた旅でもありました。仕事がキツくても、人が良くて乗り越えられた。
勉強がキツくても、周りの人に助けられ、支えられて今がある。
人は一人では生きていけないし、見えない所でも沢山の人に守られています。
インタビューを受けて下さったお二方、ありがとうございました!
そして、こちらはシリーズ化して行こうと思いますので今後も乞うご期待!