こんにちは!
みなさん、モロッコに対してどんなイメージをお持ちでしょうか?
雄大に広がるサハラ砂漠?
カラフルで可愛いバブーシュや雑貨?
それとも青の町シャウエンを思い浮かべる人も多いでしょうか。
モロッコは都市によって全く違う顔を見せる魅力に溢れた国なんです!
自然豊かで、フォトジェニックで、人々との距離も近いモロッコ。
私は世界一周中にモロッコを訪れて、その魅力にどっぷりとハマりました。
「一つの国でこんなに楽しめる国はモロッコ以外にそうないんじゃないだろうか」とさえ思っています。
今回はそんなモロッコで訪れるべき都市3選を”旅らび.com“で紹介していきます!
それぞれの都市にどんな特徴があるのか、またどんな見どころがあるのかを徹底解説していますので、今すぐモロッコに行きたくなるはずです♡
首都 | ラバト |
言語 | アラビア語、ベルベル語、フランス語 |
通貨 | モロッコディルハム |
通貨レート | 1ディルハム=11円 |
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日本からモロッコまでのアクセス方法!
2019年現在、日本からモロッコへの直行便はありません。
そのため、フランス、イギリス、トルコ、ドバイなどを経由して行くのが一般的です。
モロッコの玄関口と呼ばれるカサブランカ空港からINし、その後国内線やバスを乗り継いでマラケシュやフェズ、シャウエンといった都市に移動するのが一般的です。
日本からモロッコへの航空券の価格は約10万〜で所要時間は約15〜17時間です。(※シーズンによって異なります。)
モロッコに行ったら絶対に訪れるべきおすすめ都市3選!
私は、大学卒業後に世界一周をして42カ国100都市以上を訪れました。
今回は、そんな私がみなさんに自信を持ってオススメするモロッコの3都市は以下の通りです。
【買い物天国】マラケシュ
【迷宮都市】フェズ
【青の街】シャウエン
上記の順番で紹介していきますので、チェックしてみて下さいね♪
毎日お祭り騒ぎ!?マラケシュのフナ市場はお買い物&グルメ天国!
最初に紹介するのはモロッコの大都市”マラケシュ”です!
「【おすすめ】海外旅行好きが推薦する魅力的過ぎる穴場スポット10選」の記事でも紹介されているくらいに魅力満載なんです!!
そのマラケシュのシンボルが、フナ市場です。
フナ市場には無数の屋台がひしめき合い、毎日活気にあふれています。
昼間から営業しているのは、モロッコ名物の生絞りのオレンジジュース屋さんが中心です。
オレンジジュースは5ディルハム(日本円で約60円※2017年9月当時のルート)から飲むことができ、フレッシュでとても美味しいのでおすすめです!
夜になるとご飯系の屋台がたくさん出始め、一層にぎわいを見せます。
グルメ以外にも、まるでアラジンの世界のような蛇使いや、モロッコ人女性が出店するヘナタトゥーのお店も夜になると徐々に増え始め、フナ市場の長い長い夜が幕を開けます。
名称 | ジャマ・エル・フナ広場(Place de Jama-el-Fna) |
住所 | Place de Marché Animée Jemaa-el-Fna, Marrakech, Morocco【MAP】 |
営業時間 | オレンジジュースのお店8:00~24:00 屋台17:00~深夜2:00頃まで |
マラケシュのフナ市場でおいしい屋台を見つけるには「地元の人で賑わっている屋台に入る」のが良い!
まずは、気になったお店に入って現地の食べ物にチャレンジしてみましょう!
屋台は、わかりやすいようにひとつずつ番号が振られています。
でも、せっかく入るなら美味しい屋台を選びたいですよね。
私が思う美味しいお店見つけるコツは、ズバリ!地元の人で賑わっている屋台に入ること!
これが一番高確率で、美味しいごはんが食べられる方法です。
昼間、観光客相手に商売をしているモロッコ人たちも、夜はフナ市場にご飯を食べにやってきます。
ずっとここで暮らしマラケシュを知り尽くしている現地人は、美味しいお店とそうでないお店を知っています。
そのため、観光客が多く入っているお店よりもモロッコ人たちで溢れている屋台にチャレンジしてみたほうが、美味しいご飯を食べられる確率は高いです。
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複雑に道が絡み合う迷宮都市「フェズ」は革製品が有名です!
続いておすすめする都市は、1000年も前から姿を変えていないと言われている迷宮都市フェズです。
この街では、たくさん猫が住んでいて、街なかを歩いているといたるところで見かけます。
フェズは、皮なめしを見ることができるタンネリ地区が見どころです。
モロッコといえば、バブーシュを代表とする革製品が有名。カラフルでバリエーションの多いバブーシュは、モロッコのお土産としても大人気です。
可愛らしい見た目やファッション性ばかりが注目されがちですが、タンネリ地区で実際に革製品製造の工程を見ると、180度印象が変わります。
革製品は、動物の革を剥いで洗浄し、染色を行ったあと加工をすることで作られます。
つまり、動物の命と引き換えに生み出されているものなのです。
実際に製造工程の一部を自分の目で見ることで、その重さを感じることができます。
また、その製造工程には重労働を伴います。
革製品を作るには、水で汚れを落とした後、タンネリ地区で白い液剤に浸して洗い、皮から余分な油分や毛をと取り除きます。
水分を含んだ革製品はとても重く、また体の半分ほどどっぷりと染料に浸ってずっと作業を行うため重労働です。
ですが、革なめしの現場で働く方の賃金はとても低いそうです。
適切な賃金が払われていないということにも、衝撃を受けました。
ただ革製品の買い物をするだけでは知ることのできない、その裏側について知ることができるのがタンネリ地区のひとつの醍醐味でもあります。
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フェズからタンネリ地区へは客引きに案内してもらうのが一番です!
タンネリ地区に行くには、googlemapかマップスミーで「Tannerie」と検索します。
その周辺まで行けば客引きが「タンネリ〜タンネリ〜」と呼びかけているので、案内してもらいましょう。
革の染色の様子を見ることができる時間帯は、9:00~12:00と15:00~18:00です。
ぎりぎりの時間に行くと、ゆっくりと見てまわることができないので注意しましょう。
迷宮都市であるフェズではマップにも道が表示されていないので注意しましょう
迷宮都市フェズでは細かな道があまりにも多いため、グーグルマップや旅人御用達のマップスミーではすべての道が表示されません。
地図やスマートフォン片手に歩いていると、「案内しようか?」とモロッコ人に声をかけられることがあります。
また、時には「ついておいで!」と言わんばかりにすたすたと先導してくれることもあります。
無事目的地に着き、「ありがとう!」と安堵したのもつかの間。
彼らは「マネー」と一言。
そう、彼らはお金を稼ぐために観光客を見つけては道案内をしているのです。
もちろん、中には親切心で道案内をしてくれ、お金を要求しない方もいます。
ある時、すれ違った子どもに「ここへはどの道を通ればいいかな?」と聞くと、わざわざ持っていた掃除道具を走って家に置いて戻ってきてくれました。
彼はその後親切に宿まで案内してくれて、最後までお金を要求することはありませんでした。
ですが、基本的には道を案内してもらうとチップが発生します。そのことを頭に入れた上でどうしても道がわからないときは、現地の方に案内してもらうようにしましょう!
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青の街シャウエンはまさに絶景!インスタ映えする写真がたくさん撮れます!
フォトジェニックで可愛い、青の街シャウエン。
この街を目的にモロッコを訪れる方も多いのではないでしょうか。
私はてっきり観光地化された場所なのかと思っていましたが、実は人々の生活の様子を色濃く感じるローカルな雰囲気です。
猫がたくさんいたり、子供もとても人懐こかったり。穏やかな空気感を感じるとても素敵な街です。
シャウエンの街を遠くから見ると、意外とひとつひとつの家は青くないのですが、街中を歩いてみると、ご覧の通り綺麗なブルーで染まった美しい景色。
扉の色もいろんな青色でペイントされていて、どこを撮ってもフォトジェニックです。
フェズからシャウエンまでのアクセス方法!
シャウエンへは、フェズからバスで3時間ほどなので、日帰りも可能です。
しかし、シャウエンへのバスは非常に人気ですぐに満席になってしまうため、
早めのバス予約がおすすめです。
まとめ
モロッコでは、非日常を感じることができる
素晴らしい景色や食べ物にたくさん出会うことができます。
一方でモロッコは3大ウザイ国とも言われており、現地人とのコミュニケーションに時たま苦労することもあるかもしれません。
しかし、それも旅の醍醐味のひとつとして、思いっきり楽しんじゃいましょう!
旅が終わった頃には、きっと良い思い出として胸に刻まれているはずです。
この記事が、みなさん楽しいモロッコ旅の一助になることを願っています。