2018年6月30日、バーレーンで行われた世界遺産委員会で日本の長崎・天草の「潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録されましたね。
私は「世界遺産」を見に行く旅行が大好きで、この「世界遺産」を観たいから次はこの国へ行こうかなと旅行の計画を立てるほど。
さてここで皆さんに質問!
「世界遺産」という言葉はよく耳にしますが、「世界遺産」が一番多い国はどこかわかりますか?
今回は、世界遺産を世界一保有している国の世界都市『ミ○ノ』を紹介していきます!
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世界遺産を最も多く保有する国
世界遺産を最も多く保有する国・・・それはイタリアです。
2018年6月時点でイタリアは文化遺産が48件、自然遺産が5件の合計53件が世界遺産として登録されています。
日本の世界遺産は文化遺産が18件、自然遺産が4件の合計22件。
イタリアは日本の2倍以上の世界遺産を保有していることになるんですね!すごい!!
イタリアの中でもおすすめの都市
世界遺産保有数ナンバーワンのイタリア!
それもそのはず、イタリアというと、首都のローマをはじめ、ファッションの最先端ミラノ、フィギュアスケートの荒川静香さんが金メダルを獲った冬季オリンピック開催地トリノ、オレンジの街並みが映えるフィレンツェ、水の港ヴェネツィア、マルゲリータ発祥のナポリ、映画で一躍有名になったアマルフィ、島でいうと青の洞窟で有名なカプリ島、レモンやオリーブで有名なシチリア島などなど。
ここにあげた都市は一部にすぎませんが、おそらくどの都市・島の名前も一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
その中でも私がおすすめするのは【ミラノ】
今回は実際に私の体験談を含めて、ミラノの魅力に迫ってみます!
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実際に行った私がミラノをおすすめする理由とは?
1.イタリアの中でも北部にあり、他の国からもアクセスしやすい位置にある
2.街並みが洗練されていて、ショッピングが楽しい!
3.イタリアが誇る世界遺産も堪能できる
4.交通機関の選択肢が多い
5.食べるものに困らない!なんでもある街
①イタリアの中でも北部にあり、他の国からもアクセスしやすい位置にある
私は海外旅行へ行くときは1度に最低でも2か国以上旅するように心がけています。
というのも1回1回行くとその分の航空券代がかかってしまい、旅費が倍、またはそれ以上になってしまうのです。
ミラノを訪れたときもフランス、スイスとセットで訪れました。
さて、ミラノの位置のお話になりますが、イタリアの地図というと長靴の形で有名ですよね。その中でミラノは上(北部)のほうに位置します。
要するにフランスやスイス、オーストリアなどの近くということになります。
もちろんそれらの近隣国から飛行機が直行便で飛んでいますし、電車でも行くことができます。
他のイタリアの都市より時間をかけずに、1回の旅行で2か国以上旅ができるなんてお得だと思いませんか?
②街並みが洗練されていて、ショッピングが楽しい!
ミラノコレクションがあるほど、ミラノはファッションの街。
とにかく街並みが洗練されていて、いかにも外国に来たー!!という気分を味わうことができます。
高級ブランドが立ち並ぶモンテナポレオーネ通り、ハイブランドだと敷居が高いという方におすすめなのはブエノスアイレス通り。
街を歩いているだけでも気になるショップが見つかります。
こちらの写真も世界遺産に登録されていてもおかしくないくらい美しいと思いませんか?
アーケード内にあるミラノ発祥のハイブランド、プラダ(左)と世界的有名なブランド、ルイ・ヴィトン(右)
③イタリアが誇る世界遺産も堪能できる
ミラノを代表する世界遺産は「ドゥオモ」
ドゥオモとは大聖堂です。地下鉄のDuomo駅を降りて、階段を上るとすぐそこには大迫力のドゥオモが待っています!!
ミラノのドゥオモはゴシック建築の中の最高傑作と言われています。
どっしりとした佇まいの中に繊細なつくりも施されていて、息をのむような壮大さ!!ドゥオモは必ず行くことをおすすめします。
またドゥオモから少し歩いたところに「Venchi」というジェラート屋さんがあり、そこのピスタチオとマスカルポーネのジェラートが絶品ですよ!
もう一つおすすめしたい世界遺産は「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」
この教会にはかの有名は「最後の晩餐」があります。
この最後の晩餐はいきなり教会に行って見られるものではありません。事前予約をして、入ることができます。
しかも1グループ25名、15分という制限つき。
予約も埋まりやすいため、ミラノへ行くと決めたらなるべく早めに予約をすることをおすすめします。事前予約は『公式ホームページ』『日本の旅行会社』から予約することができます。
④交通機関の選択肢が多い
たくさんみどころがあっても、交通機関が発達していなかったり、アクセスが悪いとなかなか行くのに足取りが重たくなってしまうものです。
ミラノの観光で一番使えるのは「地下鉄」だと思います。
地下鉄は3番線まで通っていて、先程ご紹介したドゥオモは1番線(赤)のDuomo駅で降りてすぐ。
しかも地下鉄1日券は24時間(購入した当日の24時までではなく、購入した日時の24時間まで)乗り放題で4.5ユーロと、3回乗れば元が取れてしまうお得な切符ですので、地下鉄をうまくつかいこなしてミラノの観光をすることができます。
地下鉄の電光掲示板にも「あと何分で〇〇行きの電車がきます」と書かれていたり、時間も正確で1つ電車を逃したとしてもすぐ次の電車が来るので、そこまで待たずに済みます。
またもしミラノ以外のイタリアの都市にも行きたい!という欲張りさんはミラノから特急列車を乗って水の都ヴェネチィアにも行くことができますよ。
電車の本数も1時間の1本は確実に通っていますので、アクセスしやすいです。
またヴェネツィアは小さな街なので、ミラノから日帰りで十分に観光して帰ってくることができます。
いやいや、ヴェネツィアだけじゃ物足りません!という欲しがり屋さんはフィレンツェにも行くことができます!
こちらもミラノから特急列車で2時間半ほどで到着し、1時間に1本は確実に電車があります。
⑤食べるものに困らない!なんでもある街
物価は少し高いかもしれませんが、ミラノは日本でいう東京・銀座みたいな街。
歩き疲れて少し休憩したいなと思ったら、おしゃれなカフェがあったり、イタリアのごはんはおいしいけど、日本食が恋しくなってきたと思ったら、日本料理屋さんもあったり…。
ここでプチ情報ですが、レストランが高いと思ったらミラノ中央駅の地下に「コナド」というスーパーがあり、22時まで営業しています。
夜遅くまで営業しているのはありがたいですね。
このスーパーはなんとお寿司のお弁当まで売っているのです!
私ももちろん購入しました(笑)
レストランで食べるのももちろん好きなのですが、スーパーでお弁当を買ってホテルでゆっくり食べるのも好きなんですよね。
コナドは品揃えがとても豊富で、海外にくると野菜不足になってしまいがちですが、色鮮やかなサラダやドリンク、お菓子、朝食用のパンやヨーグルト、フルーツなど見ているだけでも楽しいくらい充実した商品が揃っていますよ。
ミラノで食べるものに困ることはほとんどないと思います。
まとめ
イタリアのミラノの魅力をお伝えしました。いかがでしたでしょうか?
おしゃれで洗練された中に世界遺産という文化的な歴史を垣間見る事ができて、しかも他の国や街から移動しやすくとても観光に適した街です。
「ミラノ=治安が悪い」というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、決してそんなことはありません。持ち物に気を付けて、夜は出歩かないなど最低限のことを守っていれば、特に問題はないと思います。
あまり海外旅行に行ったことない人でも旅行しやすい街だと思います。この機会をきっかけにぜひミラノを味わってみてください!