ジョージアという国をご存知でしょうか?
ジョージアというとアメリカの州を連想されたりする方もいたり、まだ認知度はそこまで高いとはいえませんが、最近では栃ノ心の活躍で国名自体はだいぶ知られてきたかもしれません。
以前はグルジアという国名だったジョージア。
旅通の中では「最も素晴らしい国」と評する方も多いです。
私の知り合いも「ジョージアが旅してきた中で一番良かった」というので、それなら私も行ってみようと思い旅してきました。
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【自然豊か】ジョージアへ入国する際に陸路を使うと時間がかかります…。
私はアルメニアという隣国へ来ていたので、陸路で入国しました。
90日以内の滞在であればビザは不要です。
陸路の入国の場合はアルメニア側の出国が非常に時間がかかります。
1時間以上はかかったと思います。
ジョージア側の入国はスムーズに入国することができました。
ジョージアの見どころはなんといっても自然!日本と同じように温泉街まであるんですよ!
私は「カズベキ」というバックパッカーなら必ず訪れる村があり、そこを目指しました。
それがなかなか波乱だらけの道のりでしたので、ご紹介していきたいと思います。
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いざカズベキへ出発…!しかし波乱だらけの旅が始まりを告げました…。
カズベキは市内より少し北に行った「Didube」というメトロの駅からマルシルートカに乗っていくことができます。
ここで1つの試練が!!
このマルシルートカの乗り場は各方面のバスやマルシルートカが集約していて、とにかく呼び込みがすごい!!しつこいくらいに運転手が寄ってきます(笑)
私はカズベキ行きを探すのに苦戦しました。必ずここにマルシルートカが止まっているという場所がないので、自力で探すか運転手に教えてもらうしかありません。
カズベキ行きのマルシルートカを見つけたら、今度は値段交渉!!
10ラリで行けると事前情報では書かれていたのですが、乗り合いタクシーだと途中3スポット寄ってくれて15ラリで行けるのです!
5ラリの違いであれば、3スポット寄ってくれる方がお得だと思い、乗り合いタクシーで行くことにしました。
タクシーの運転手は最初20ラリと言ってきます。ここで怯まないでくださいね!!
一番良い手は一緒にカズベキへ向かう人を見つけることです。6人以上であればもっと安く行くことができます。
私は友達と旅行していたので、あと4人探す必要がありました。
すると香港から来た女の子2人組とカップルもカズベキに行くというので、これでちょうど6人!15ラリで行くことができました!!
ジョージアは素晴らしい景色のオンパレードでした!
Didubeからカズベキまでは3時間弱。
かなり運転手さんも飛ばしますし、道も荒いので車酔いしやすい方は酔い止めを飲むことをおすすめします。
距離はありますが、カズベキまでの景色がとてもすばらしい!!
途中で立ち寄ったジョージアの教会
まるで壁画みたいなアート
そして乗り合いタクシーはカズベキ村まで乗せていってくれるのですが、私たちが最終的にツミンダ・サメバ教会を目指しているので、ここからは徒歩あるいは新たな車に乗り換える必要があります。
私たちがカズベキに行ったのは4月ですが、雪が積もっていてさずがに危ないと思い、車でツミンダ・サメバ教会の近くまで行くことにしました。
そしてまたさらなる試練が起こります・・・なんと私たちが乗っていた車の前の車がスリップしてしまい、立ち往生・・・
みんなで助け合ってなんとか車を動かし、ツミンダ・サメバ教会に到着しました!見てください!このすばらしい景色!!
景色的にはとても寒そうに思えますが、そこまで寒くもなくとにかくこの絶景に見とれてしまいます。
さて思う存分この景色を堪能して、トビリシに戻りたいと思います。
そこでまたまた試練が・・・帰りは乗り合いタクシーではなく、マルシルートカで帰ります。
トビリシ行きはこんなにあるんだ!と思い、写真の時刻表の中で15:30に乗れたらいいねという話をしていて、乗り場に向かうと・・・
運転手「もう今日トビリシに向かうマルシルートカはないよ」と・・・
私たち「だって時刻表には18時まであるって書いてあるじゃん!!!」
運転手「今日は日曜だからもうないんだ」
私たち「えー!!これ全曜日の時刻表じゃないの?」
運転手「違うよ」
・・・ということで、日曜にカズベキに行く方は気を付けてください。でも私が思うに運転手の気分次第な気がします(笑)
私はかなり事前に情報収集していつも現地入りするのですが、曜日によってマルシルートの時刻が変わるなどという情報はありませんでした。
なので少し運も必要になってくるかと思います。
しかしマルシルートはなくても少し高くつきますが、タクシーはちゃんとありますのでトビリシに帰ることはできますので安心してください!!
カズベキへの旅は波乱つづきでしたが、とてもすばらしい景色だったので、1つの良い思い出となりました。
ジョージア料理もしっかり堪能しました!
ジョージアは美食大国ということは御存知でしょうか?
私は海外旅行が大好きなわりに料理は日本食が一番と思っているので、海外にきてもお寿司を食べたり、和食離れができていないのです(笑)
しかしジョージアの料理は安くてすごくおいしいと聞いていたので、早速試しに食べに行ってみました!!
パンのようなピザのような食べやすい「ハチャプリ」!
こちらの料理はどのレストランでもよく見られるほどジョージアの定番料理。
パンのようなピザのような生地にチーズと卵が入っていて、少しヨーグルトが入っているようで酸味もあります。
クセのある食べ物ではないので、とても食べやすいです。
小籠包のような「ヒンカリ」!
見た目通り食べると小籠包のように汁が出てきます。
私たちが食べたのは牛肉ですが、中身は豚肉やチーズなど10種類くらいありました。
お店の人は牛肉がおすすめということでオーダー。
中身はすごくおいしかったのですが、皮が結構硬くて私好みではなかったです・・・
サワークリームたっぷりの「シュクメルリ」!
鶏肉をたっぷりのサワークリーム、にんにく、油などで煮込んだシュクメルリ。
ジョージア料理で私はこれが一番好みでした!
ほろっとした柔らかい鶏肉と少し濃いめの味付けでやみつきになる味!
ジョージア人おすすめのレモネード!
ピンクの飲み物だけど、レモネード!
これもはまってしまいそうなすっきりした味。
注文するときに「ソフトドリンクだとレモネードが一番おすすめだよ」と必ず言われました。
レモネードは炭酸版もあったり、いろんな種類があるようです。
私が違うレストランでは洋ナシ味のレモネードも試してみたのですが、これもすごく美味で日本にもぜひ入荷してほしいなと思うくらいでした。
きっと日本人の舌に合うと思います。
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まとめ
さて旅行中は結構波乱つづきだったジョージアの旅。
その分とても印象深い国となりました。
人々は人懐っこくて、ニコニコした感じのよい国民性です。
そして結構せっかちかな?車を運転するスピードや電話で話すスピードや声の大きさ(本当にみんな声がデカい)がなんかすこしせっかちな感じがして、国によって異なる国民性を垣間見れて楽しかったです。
あとは美食国と言われているだけあって当たりの食べ物が多かったです。
少しこってりしているんだけど、また食べたくなるなというクセになる食べ物が多いです。
今回ご紹介した食べ物はジョージアへ行った際はぜひ食べてみてください。