学生旅行の定番といえば、東南アジアですよね。
日本から近いため航空券が安い、物価が安い、ご飯が美味しい、ブログなどで情報が手に入りやすい。などなど、学生やバックパッカーが旅しやすい理由が沢山あります。
夏休みや春休みを期間を使って、東南アジアでバックパッカーデビューした人も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、「東南アジアの旅も楽しかったけど、もう飽きてしまった。」
「マイナーな国や他の人があまり行っていない珍しい場所に行ってみたい。」
そんなあなたにおすすめの国、ジョージアについてご紹介しようと思います。
ジョージアは最近旅人の間で話題の国で、ハマる人続出中のホットな国です。
この記事を読み終わった後、あなたもジョージアに行きたくなること間違いなし!
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【まずは基本情報!!】ジョージアってどこにある?
ジョージアは中欧にある小さな国で、コーカサス地方にあります。
ヨーロッパとアジアの中間に位置しているため、両方の文化が混ざり合っています。
日本政府は2015年に「グルジア」から「ジョージア」に呼称を変更しました。
ちなみに、缶コーヒーのジョージアはアメリカの州から来ているため関係性は一切ありません。笑
どうして今”ジョージア”が注目されているの?
ジョージアという国は、正直今まで知名度が低くあまり注目されて来ませんでした。あえてジョージアを旅する人も少なく、情報もあまりありませんでした。
旅をする人は、事前に「どこを観光するのがいいか。」「治安はいいか。」「物価や宿泊代はどれぐらいか。」そういった情報を知った上で、目的地にするかの判断材料を得ます。
そのため、ネット上に旅の情報が少なく、日本人で行った人もあまりいないとなると、どうしてもその国自体がベールに包まれ、旅のハードル自体を上げてしまっていたのだと思います。
しかし、そういったハードルを乗り越えてジョージアに足を踏み入れた旅人たちの満足度はとても高く、ジョージアを大絶賛し、ブログやSNSで積極的に情報を発信するようになりました。
近年では、有名な旅人やインフルエンサー、フォトグラファーが次々とジョージアを訪れ、その魅力を発信しています。そうした積み重ねにより、近年ジョージアは旅人の間で話題のホットスポットになったのだと思います。
ジョージアに行った人がこの国にハマる理由は、人が優しい、ご飯が美味しい、物価が安い、自然が綺麗など数えきれないほどあります。
ここからは、ジョージアの魅力を徹底解剖していきたいと思います!
世界一美味しい料理と大絶賛!とにかくご飯が美味しい!
1.ヒンカリ
2.シュクメルリ
3.レモネード
旅行の際のひとつの楽しみが料理ですよね。
ジョージア料理には、コーカサス山脈には育まれた栄養豊富なミネラルウォーターが使われていてとても健康的。
日本で普段食べているお料理とどことなく似ていて、日本人の口に合うのがジョージア料理です。
ここでは、私がジョージアで実際食べたおすすめ料理とドリンクをご紹介しようと思います。
1.ヒンカリ
ヒンカリはジョージア風にアレンジされた小籠包です。
肉厚の皮を食べると、これでもか!というほどの肉汁がジュワッと溢れ出してきます。中の具材はお肉と野菜が基本ですが、ジャガイモやチーズを選ぶこともできます。
また、蒸したヒンカリだけではなく、フライされたヒンカリもありバリエージョン豊富です。
てっぺんの皮が集まっている部分は食べないのがメジャーな様子でしたが、弾力があって美味しいですよ。
2.シュクメルリ
鶏肉をサワークリームやにんにくで煮込んだ料理です。
チーズが入っていることもあり、味がとても濃いのでパンお供に食べるのがおすすめです。
にんにくがふんだんに使われているので、翌日の口臭には要注意です。笑
3.レモネード
ジョージアでぜひ飲んでほしいのが、「レモネード」と表記されている炭酸入りドリンクです。
日本でいうファンタのような味で、程よく炭酸が効いていてとっても美味しいんです!フレーバーがいくつかあるのですが、一番おすすめが「pear」ナシ味です!
レストランで頼むと少し高いですが、ジョージアのスーパーや売店でも販売していますよ。
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【人柄は..?】陽気で気さくなジョージア人たち!
ジョージアでの公用語は、ジョージア語。一部地域ではロシア語です。
ホテルやレストランでない限り、英語は通じないことが多いです。
しかし、ジョージア人はとっても優しくて気さく!
道端で昼間からビールを飲んでいるおじちゃんたちに話しかけると、「お前たちも飲んでいけよ!」と言わんばかりに自分たちが飲んでいたビールを分けてくれたり、
果物屋さんでジョージアのフルーツが珍しくてじっと見ているとさくらんぼを分けてくれたり。
言語が通じなくてもすぐに仲良くなれます。
【実は..】ジョージアは”ワイン”の発祥地なんです!
あまり知られていませんが、実はジョージアはワインの発祥地なんです。
ジョージアのワインには約8000年の歴史があり、2013年にはユネスコの世界遺産にも登録されています。
ゲストハウスに泊まると、自家製ワインが飲み放題の場所も多いです。
ジョージア料理とワインは抜群のコンビネーション!ジョージアに行ったらぜひ飲んでみてください。
ジョージアに来たら、まずは”トビリシ”へ向かおう!
トビリシは人口約140万人ジのョージアの首都で、観光のメインになる場所です。
トビリシは「温かい」という意味で、その名の通りトビリシには温泉がいくつかあります。
公衆浴場はアバノトウバニまたはハマムと呼ばれ、ジョージア人に親しまれています。
公衆浴場はアバノス通りにあります。
ドーム型に突き出ている建物の地下が温泉になっています。
私はNO.5のハマムに行ってきましたが、こちらには浴槽はなく、シャワーが一本の滝のように流れる面白いハマムでした。
基本的に、ハマムには個室と公衆浴場の2つのタイプがあるので、好みに合わせてぜひ体験してみてください。
オプションになりますが、垢すりをしてもらうこともできますよ。
トビリシの観光のメインになる場所が旧市街なのですが、その中でのおすすめがナリカラ要塞(Narikala Fortress)です。
ナリカラ要塞は丘の上にあるため、旧市街のパノラマ景色を一望することが出来ます。
昼間の景色も素晴らしいですが、夜景もとてもきれいでおすすめです。
【まるでジブリの世界観!!】トビリシの郊外にある”カズベキ”の絶景は必見!
首都のトビリシから北に北上すると、絶景の宝庫カズベキ村があります。
ここを拠点にして、天国に一番近い教会といわれているツミンダ・サメバ教を目指しトレッキングするのが、ジョージアの一つの楽しみ方です。
トレッキング自体は往復1時間半~2時間程度。
誰でも登ることはできますが、私はなめてかかってとてもしんどかったので朝の栄養補給はお忘れなく。笑
頂上からはこんな絶景を望むことができます。
トビリシから日帰りでも行くことができますが、トレッキングは思いの外体力を消耗するので、カズベキ村でゆっくりと一泊するのがおすすめです。
トレキングしたあと、頂上付近で食べるおにぎりは格別です。
ジョージアの首都トビリシからカズベキへの行き方を確認しよう!
1.マルシュートカで行く
2.タクシーをチャーター
トビリシからの距離は約150キロ、車で3時間ほどです。
行く方法は2通りです。
行き方①:マルシュートカで行く
安く行くことができますが、ノンストップです。
料金は1人10ラリ(約450円)
行き方②:タクシーをチャーター
若干割高ですがアナヌリ協会や友好の壁といったフォトスポットで停車してくれます。道中の景色は「絶鬼の宝庫」と言われるほど美しいので、私はこちらがおすすめです。
料金は1人15ラリ(約675円)
※2017年6月22日当時のレート
マルシュートカで向かう場合は、ディドゥベ駅の前に乗り場があります。
出発時間などは特に決まっておらず、人数に達したら出発するスタイルです。
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まとめ
ジョージアは知名度こそまだ高くありませんが、一度行った人の満足度が高く今人気沸騰中の国です。
これからさらに多くの旅人が訪れること間違いなしの国なので、皆さんもぜひその魅力を体験しにジョージアを旅してみて下さい♪