一生に一度は行きたい絶景というと、「ウユニ塩湖」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
日本でもCMにウユニ塩湖の風景が起用されたり、本屋さんでよく目にする絶景シリーズにも必ずといっていいほどウユニ塩湖が掲載されています。
ただ実際にウユニ塩湖がどこの国にあるのか?どうやって行くのか?と聞かれると、答えられない人がほとんど。
もちろん日本からツアーに申し込んでしまえば、そのまま連れて行ってもらえますが、ツアーはとにかく高い(泣)!
そこでちょっと冒険して個人旅行で、しかも欲を言えばなるべく安くウユニ塩湖に行きたい!という人のために私が実際にウユニ塩湖へ行った行き方を紹介していきます!
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ウユニ塩湖までの行き方と注意点
ウユニ塩湖がある国、皆さんはわかりますか?
ウユニ塩湖は、南米の「ボリビア」という国にあり、ボリビアの国西部に位置する「ウユニ」という町に存在しています。
日本からボリビアへ直行便はないので、アメリカ経由が基本。
その際にESTAの申請をお忘れなく。(※ESTAとはアメリカの電子渡航認証システム。最終目的地がアメリカでなくても、アメリカ経由の場合でも必ず必要な書類になります。ESTAのオンライン申請はこちらを確認)
アメリカを経由してまず到着するのはボリビアの首都「ラパス」にあるエル・アルト国際空港。
この空港、注意してください!
あ、注意してくださいというのは治安が悪いとか危険という意味ではありません。
スペイン語を習ったことがある方はわかるかもしれませんが、答えは「エル・アルト」という空港の名称そのものにあります。
「アルト」とはスペイン語で「高い」という意味。要するにこの空港は標高の高い位置にある空港なのです。
なんと4000メートル以上も高い位置にあり、初日から高山病に脅かされてしまう可能性があるのです。
4000メートルというと富士山よりも高い位置、世界一高い位置に存在する空港なのです。
初日から体調を崩してしまうと、せっかくの目的であるウユニ塩湖を見れずに断念!なんてなってしまったら元も子もなくなってしまいます(泣)
私は今まで標高の高い国をいくつか経験しているので高山病に悩まされずに済みましたが、高山病にならないようにするコツは
- 深呼吸をする
- 無理をせずに、スケジュールは時間に余裕をもって休み休み旅をする
この2つを徹底することでだいぶ軽減されます。私はこの2つでいつも高山病を乗り切っていますよ!
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【早速..】首都ラパスから『ウユニ塩湖』へ!
ラパスからはそのまま飛行機に乗ってウユニ空港まで行くこともできます。
1時間弱のフライトなので、時間を短縮したい人などにはおすすめですが、片道15,000円~25,000円ほどかかり、やはりお高くつきます。
また日本と違って直前になってフライトキャンセルということもありますので、飛行機といっても確実ではありません。
実際に私もフライトキャンセルにあってしまい、さてどうやって行こうかと悩んでいたところでした。
そんな時に見つけたもう一つの行き方がラパスからバスで行く方法です。
「トドツーリスモ」というバスで行くことができます。
片道およそ4600円。
バスだと飛行機の片道分で往復ウユニ塩湖へ行ってこられてしまいます。
しかも食べ物と飲み物(夕食・朝食)がついて、アシスタントのスタッフ(英語)もいて、観光客用専用バスで安全面もばっちりです。
チケットは日本からの事前ネット予約も可能。
ラパスを20時半に出発し、ウユニに朝6時半ごろ到着しますので、1日分の宿泊代も浮くことになります。
ウユニの町に到着!ウユニ塩湖へはあともう一歩
バスに乗ってようやくウユニの町に到着!
…ここまで長かったですね(笑)
でももうちょっとお付き合いください。まだウユニ塩湖へ行くには、過程があります。
ここからウユニ塩湖へ行くには個人ではなく、ツアーに申し込むとよいでしょう。
私は現地の穂高ツアーという旅行会社で現地ツアーを申し込みました。
穂高ツアーは、日本人観光客の間でも人気の旅行会社で、ウユニ塩湖で絶対にやってみたいトリック写真を現地ガイドが必ず撮ってくれて、その写真のレベルが高いのでおすすめです。
穂高ツアーではサンライズ、サンセット、1日ツアーなどいくつかツアーの種類があり、自分の参加したいツアーを選ぶことができます。
せっかくウユニまで来たので、私は1日ツアーを選択しました。(約3500円)
朝9時に一度穂高ツアーの会社に行って、点呼をとって10時半に再集合という流れになります。
ツアーは6人1組で車に乗り、私が乗った車は全員日本人観光客でした。
この穂高ツアーはほとんどアジア人のお客さんです。ただスタッフは日本人ではないです。(英語可能)
いざ!ウユニ塩湖へ
さあ10時半になりました!
これまで生きてきて10時半がこんなに待ち遠しかったことはないです(笑)
穂高ツアーのオフィス前から現地ドライバー兼ガイドが車に乗せてくれて、いざウユニ塩湖へ!
オフィスからは約30分でウユニ塩湖の入口に到着します。
その途中で穂高ツアーと提携しているオフィス?おうち?みたいなところで長靴をピックアップします。
ウユニ塩湖は一面水になると自分の靴がびちょびちょになってしまうので、長靴を貸してくれるのはとてもありがたいですね。
【待ちに待ったウユニ塩湖の絶景…】あまりの美しさにもう言葉にならなかった
さあお待たせしました!
ウユニ塩湖の入口からさらに約30分ほど走ると、「列車の墓場」というポイントに到着します。
ウユニ塩湖のツアーだとほとんど列車の墓場とウユニ塩湖がセットで見られるツアーになります。
ウユニ塩湖という塩の大地が列車を腐食してしまい、動かなくなってしまった列車がこのようなに取り残されてしまったんですね。
そしてまた走り続けると、絶景ポイントに到着!
入口からも一面白の世界が見えるのですが、その中でもきれいで、良い写真を撮れるスポットにガイドが連れて行ってくれます。
私は9月に訪れたので乾期のシーズン(6月~10月ごろ)で、一般的には一面真っ白の時期。
雨期のシーズン(11月~3月ごろ)は一面鏡張りのウユニ塩湖を見ることができます。
しかし今回奇跡的に一面真っ白の世界と一面鏡張りの世界を見ることができました!!
これは当日の風やガイドの知識、運が必要となります(笑)
特に一面鏡張りの世界でトリック写真を撮るのは、当日の天気と風が大きく影響してきます。
一面真っ白な世界のトリック写真
一面鏡張りの世界のトリック写真
ウユニ塩湖を見た瞬間、あまりの美しさに言葉を失いました。こんなところが世界にはあるのか、まさに一生に一度は行きたい絶景です。
穂高ツアーではこういったトリック写真をポイントポイントでガイドが撮ってくれて、恐竜やお菓子の筒などトリック写真に使えるアイテムを用意してくれます(笑)
写真だけでなくムービーも撮ってくれるので、とっても良い思い出になります。
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まとめ
一生に一度は行きたい絶景【ウユニ塩湖】、いかがでしたでしょうか?
南米へ旅行に行くことは正直そんなに簡単なことではないと思います。
日本からだと時間もかかる、治安も心配、標高も高い・・・だからこそ行く価値があると思います。まさに「一生に一度」は行きたい絶景です。
しかしウユニの町は小さい町なので、治安の面で心配は特にありませんでした。もちろんスリやひったくり、夜暗くなってからは一人で歩かないなど対策は必要になります。
少しでも行ってみたい!と思った方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
期待を裏切らない絶景の世界が待っていますよ!