こんにちは!
みなさん遊園地はお好きですか?
いろんなアトラクションがあって、年代問わず時間を忘れて楽しむことができる。
遊園地に行く日は、前日からワクワクが止まらない。
そんな経験をした人も多いのではないでしょうか。
世界にはいろんな遊園地がありますが、ルーマニアには際立ってユニークな遊園地があります。
それが、「サリーナ・トゥルダ」と呼ばれる地底に作られた遊園地なんです!
まるでRPGの中に迷い込んだような、世にも不思議な世界が地底に広がっています。
今回は、そんなゲームのような遊園地へみなさんをガイドします!
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【まず..】魅力いっぱいのルーマニアについて簡単にまとめてみた!
中世のような町並みが広がっているルーマニア。
公用語はルーマニア語、首都はブレカレストです。
英語が通じるのはホテルやレストランなどの一部になります。
ルーマニアは東ヨーロッパに分類されますが、フランスやドイツ、スペインといったヨーロッパ観光大国と比べればまだまだ日本での知名度は高くありません。
しかし、ルーマニアの人々はとても優しく、珍しい観光スポットもたくさんあります。
例えば、吸血鬼ドラキュラが住んだと言われているブラン城。
とても美しいお城で、小説にも「吸血鬼が住んでいたお城」として登場するそうです。
吸血鬼のモデルになったのが、かつてこのブラン城に住んでいたヴラド3世と言われています。世界の名城25選にも認定されている非常に名高いお城です。
ブラン城の他にも、世界一カラフルな墓と言われている「陽気な墓」があるのもルーマニアです。
ルーマニア北西部にあるサプンツァ村では、村の人が亡くなるとカラフルな墓標を立てます。そしてその墓標には、生前の趣味や仕事、死因などが刻まれます。
ユーモアたっぷりのその墓標は、ひとりひとり絵柄や文章が異なっています。
工房で丁寧に手作りされる墓標は、訪れた人が明るくポジティブな気持ちになるような世にも珍しいお墓です。
これまでの死生観がガラッと変わるような場所なので、ルーマニアを旅行される方にはぜひ訪れてほしいスポットです。
私は、世界一周中にEU加盟国をほとんど周りましたが、その中でもルーマニアは特におすすめの国です。
この記事を通して少しでもみなさんが「ルーマニアに行きたい!」と思ってもらえると嬉しいです。
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【地下に広がるRPGの世界!】地底遊園地『サリーナ・トゥルダ』の全貌を紹介します!
地底遊園地は、元々ヨーロッパ最大の岩塩坑でした。
機械を一切使わず手作業で掘り進められ、1932年に塩の採掘は終了しました。
現在はテーマパークとして開放されています。
地底遊園地があるのは地下400mの地点。
そこにはまるで、RGPのような世界が待っています。
今回ご紹介するのは地底遊園地ですが、近くにはプールやスパが完備されています。
夏の時期に観光にくる方は、合わせて行かれてもいいかもしれません。
地底遊園地に入場するのは、まずエントランスで入場料30レウ(日本円で約840円)を支払います。※レートは2017年7月21日当時のもの。
国際学生証(ISIC)を持っていれば、半額の15レウになりかなりお得です!
国際学生証は日本で発行できるので、学生の方は忘れず持参しましょう!
店舗発行時1,750円
郵送(現金書留のみ)2,300円(送料・手数料込)
地底遊園地以外にも世界中で割引や特典を受けることができます。事前にHPで割引を受けることができる施設や場所を確認の上、持参しましょう。
チケットを購入したら、いよいよ地底遊園地の内部へ冒険に出かけましょう。
中の気温は12度に保たれており、ひんやりと肌寒いです。夏場でもダウンや暖かいアウターを忘れずに持っていきましょう。
地底遊園地『サリーナ・トゥルダ』の私一押しの楽しみ方!
地底遊園地の入り口は、奥深く続く階段になっています。
ミステリアスなその雰囲気は圧巻の一言。
電灯はありますが、薄暗いので足元に注意しながら進みましょう。
途中、採掘に使われていた設備を見ることができます。
階段抜けると、いよいよ地底遊園地のメインへ。
上から眺めると地底遊園地の壮大な景色を眺めることができます。
ここは、写真撮影にも絶好のスポットです。広角レンズで写真を撮ると、大迫力の写真を収めることができます。
上手に写真を撮るコツは、手ブレしないようにしっかりと固定すること。
設定は夜景や星空を撮るときと同じようにすれば綺麗に写ります。
メイン部分へは、エレベータか階段で下に降りることができます。
エレベーターを使う人の方が多いので、多少待ち時間が発生するかもしれません。
地底遊園地の内部には、観覧車やボート乗り場、卓球場、お土産屋さんなどがあります。
こんな地底400mの場所に作ったと思うと、本当にすごいですよね。
地底遊園地自体はそこまで広くないので、所要時間は2~3時間ほどで見て回ることができると思います。
お土産屋さんでは、岩塩やマグネット、ポストカードなどが販売されています。
観覧車の料金は一周5レウ(日本円で約140円)です。
地下にある観覧車に乗る経験は、他の場所ではめったにできないと思うのでぜひ経験してみてください☺
一度中に入るとカフェなどの食事ができる場所がないので注意しましょう。
ご飯を食べたい場合は、入り口を出た駐車場に軽食やドリンクの屋台が出ているのでそこでお腹を満たすことができます。
雑貨やお土産屋を売っている売店もいくつかあるので、そこで日本の友人へお土産を買うのがおすすめです。
スポット名 | Salina Turda(サリーナ・トゥルダ) |
住所 | Turda, Str.Aleea Durgaului Nr.7, Judet: Cluj |
入場料 | 大人30レウ※国際学生証提示で半額 |
公式HP | https://www.salinaturda.eu/ |
地底遊園地『サリーナ・トゥルダ』へのアクセス方法を確認しよう!
ルーマニアでは公共交通機関があまり発展していません。
そのため、ヒッチハイクやシェアリングカーが一般的な移動方法です。
シェアリングカーとは、目的地が同じ人達が車に乗り合わせて行く方法です。
運転をするのは一般の方で、イメージ的にはUBERの乗合いのような感じです。
1人で長距離移動をするとガソリン代や高速代が高いので、同じ目的地を目指す人がいれば途中でピックアップして、少しでも費用を抑えよう。という考えで利用する人が多いです。
乗る方としても何人かで料金を割り勘できるので、お得に移動することができます。
公共交通機関が発展していないルーマニアでは、シェアリングカーは貴重な移動手段です。
ヨーロッパで一番使われているシェアリングカーのサイトが「ブラブラカー」です。
1.会員登録をする
2.出発地、目的地、日付を入力
3.ドライバーのプロフィールや、車種、料金、実績を確認
4.適したドライバーを選び、ピックアップしてほしい場所と時間を地図上に指定して予約。
5.クレジットカード情報を登録
6.予約完了後、ドライバーから電話やSMSを通して連絡が来ます。そこで、待ち合わせ場所や時間などを再度確認します。
7.乗車※待ち合わせ場所に着いたら連絡をくれるドライバーが多いです。
8.乗車後、登録したクレジットカードから料金が引き落とされます。
ブラブラカーを利用するには、現地で使える携帯が必要です。現地でSIMを買うなどして対応しましょう。
私は、首都のブカレストからトゥルダまでブラブラカーを使って行きました。
距離416km、移動時間6時間半、料金は56レウ(日本円で約1587円でした。)
これだけ長時間乗って、1人約1500円はルーマニアの物価を考慮してもかなり安いと思います。
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まとめ
いかがでしたか?
ルーマニアはまだまだ世界的にはマイナーな国ですが、この地底遊園地を訪れるためだけにこの地に来る人がいるほど人気になってきています。
地底遊園地を訪れる観光客の数は、今や年間60万人にも及ぶそうです。
こんな神秘的でミステリアスな場所は世界中探しても、なかなかありません。
RPGのような世界に迷い込みたい方は、ぜひ地底遊園地を訪れてみてはいかがですか?