こんにちは!
皆さん、「パーイ 」という町を知っていますか?
日本に住んでいると聞き慣れない町の名前ですが、世界を旅するバックパッカー達の間では人気の町なんです。
場所はタイ北部のミャンマーとの国境近くにあります。
自然豊かで、食べ物が美味しく、物価が安い。治安も良い。人も気候も暖かい。
こんな要素があれば、バックパッカーの溜まり場になるのは間違いなしです!
実際に僕はパーイに行って、沈没(ずっと同じ町に留まること)しかけました(笑)
それくらい過ごしやすく、楽しい場所だったので、実際に行った私がパーイの魅力について紹介していきます!
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【ミャンマーとの国境付近!!】いざ、タイ北部にあるパーイへ!!
パーイに向かうために、まずはタイ北部にある街チェンマイを目指しましょう!
バンコク→チェンマイ→パーイに行くのがメジャーなルートです。
チェンマイはタイ第2の都市で、見所も多いので一緒に観光して行くのもおすすめです。
チェンマイへは、バンコクを経由して行きます。
バンコク→チェンマイへは、飛行機・バス・列車でアクセスすることができます。
チェンマイからパーイへの主な行き方は、ミニバンです。チェンマイのバスターミナルから約3時間でパーイに到着します。
ハイエースのような小さいバスなので、できれば前日までに予約しておいたほうが確実です。ネットまたはバスターミナルで予約が可能です。
ただ、この道のりはちょっと過酷・・・。
というのもパーイ周辺はきついカーブがあることで有名です。パーイのお土産屋では、カーブをモチーフにしたグッズが売られているほど。
チェンマイ→パーイ間のカーブの数は、なんと762箇所!!
しかもかなりの急カーブばかり!(笑)
普段は車酔いしない僕でも、ちょっと危険を感じました(笑)
じゃあ車酔いする人はミニバンに乗れない?
いやいや、まだ諦めるのは早いです!バスターミナル付近のコンビニでは、2回分だけ入った酔い止め薬が格安で売っています。1つ買えば、往復分なので充分ですね。
この酔い止めがかなり効くので、飲んでから乗るとほとんどの人は爆睡して、気付いたらパーイに到着しています!
パーイのバスターミナルに到着すると、そこはもう町の中心部です。
ここからパーイへの旅を始めていきましょう。
【バックパッカーに人気!?】私が感じたパーイという町について
パーイは特に欧米人バックパッカーに人気の町で、町には欧米人が多いです。
タイの田舎で欧米人が多いというのもちょっと不思議な光景です。
町の中心部にはお土産屋やカフェ、レストランが並んでいて、夜には毎日ナイトマーケットが開かれます。
欧米人向けのバーもたくさんあるので、夜はバンコクのカオサン通りのように賑わいます。
ただ、中心部から少し離れるとそこは大自然が広がっています。
自然の中で過ごすも良し、おしゃれなカフェやバーを巡るも良し、色々な楽しみ方ができるのがパーイです。
また、タイなので基本的に年中暑い気候ですが、タイの中ではかなり北部の方になるので、バンコクに比べるとかなり過ごしやすかったです。
夜はちょっと涼しくなり、快適なくらいでした。
パーイは驚くほど物価が安い!!
まずパーイの町を歩いて気付いたのは、物価の安さです!
タイ自体、日本から比べると何もかもが激安ですが、バンコクと比べてもパーイはさらに物価が安い印象を受けました。
雨季(7月)のオフシーズンに行ったということもあって、かなり安く滞在することができました。
ローカルな食堂での食事は30バーツ(約100円)でお腹いっぱい食べられましたし、宿は個室でも1泊2人で1000円あれば泊まれました。
ナイトマーケットで売っている食べ物やお土産も、バンコクのナイトマーケットより確実に安かったです。
お金を気にせずに滞在できるのは嬉しかったです!
私が見たパーイにしかない絶景
パーイではレンタサイクルやレンタルバイクをやっているところが数軒あり、安くスクーターや自転車を借りることができます。おすすめはスクーターです!
郊外の田舎道を風をきって走るのは気持ちが良いですよ。
レンタルをしたら、まず向かうべき場所は『パーイキャニオン』です。
アメリカの「グランドキャニオン」は有名ですが、「パーイキャニオン」は初めて聞くのではないでしょうか?
その名の通り、グランドキャニオンのパーイ版の渓谷です!
グランドキャニオンに比べると、もちろん規模は小さいですがかなりの絶景でした。
一歩足を滑らせるともう命はないな、と思う場所もあり柵もないのでちょっと危険ですが、一見の価値ありです!
ここは夕日スポットとしても有名なので、夕時になるとたくさんの人が集まってきます。
パーイにいったらこうやって楽しんでみよう!
1.エレファントキャンプで象に餌やり
2.ランドスプリットを歩いてみる
3.メモリアルブリッジに行く
4.ホワイトブッダを観光!
パーイの遊び方1:エレファントキャンプで象に餌やり!
パーイにも象と触れ合える場所があります!パーイの町中からバイクで10分ほど走ると、急に象が現れてきます(笑)
東南アジアには様々な場所にエレファントキャンプがありますが、パーイの素晴らしいところは象を触ったり、写真を撮るのが無料ということです!
また、餌用のバナナも一房20バーツという格安で売っていて、それを象に手渡しで食べさせることもできます。
僕が象にバナナをあげていると、象に食べさせる用に余っている笹もくれました。パーイの人は全体的に商売っ気がなく、穏やかで優しい人が多かったです。
ここではもちろん、象に乗るツアーもやっています。
象が空いていればいつでもツアーに参加できるようです。
エレファントキャンプは何軒か立ち並んでいるので、あまり予約はいらなそうな雰囲気でした。
パーイの遊び方2:ランドスプリットを歩いてみる
その名の通り、「地割れ」です。地震によって地割れが起きた場所を見ることができるところです。
この地割れがけっこう深く、地割れの中を歩くこともできます。
ここは農園の中にあり、様々なフルーツの木があるのも面白いです。
入場料は寄付制なので、基本的に無料なのですが、受付ではこの農園で取れた果物やジュースをくれます。
日本では見たことのない果物もあってとても面白いです!
パーイの遊び方3:メモリアルブリッジに行く
第二次世界大戦時、日本軍が建設した橋がありました。
現在の橋は新しく作り直されたものらしいですが。
当時、パーイの人々もこの橋の建設に動員させられていました。橋のふもとに立てられた看板には、当時の様子が写真とともに記されています。
日本人としては、目を背けたくなるかもしれませんが、見ておかなければならない場所の一つだと思います。
パーイの遊び方4:ホワイトブッダを観光!
そのままですが(笑)、白い仏像があります。
タイではあちこちに仏像がありますが、白い仏像は珍しいですよね。僕は初めて見ました。
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【実は..】パーイには温泉がある!!
なんと、パーイには温泉があるんです!
中心部からバイクで20分くらい走ると、温泉郷が現れてきます。
今回僕は、温泉付きの宿に泊まってみました。
Aroma Pai Spa Hotel というパーイ郊外にあるホテルです。
部屋に源泉掛け流しの露天風呂付きで、1泊2人で2500円くらいでした。部屋も広かったです。
雨季だったからというのもあるかもしれませんが、安いですよね!
こんなホテルに日本で泊まろうとすると、いくらかかるんでしょうか。
露天風呂でビールを飲みながら過ごす時間は、本当に贅沢でした。
パーイ郊外には公衆の温泉がいくつもあるので、泊まれないという人でも安心してください。
まとめ
バンコクからは少し遠かったり、かなりのカーブを乗り越えて行かないと行けなかったりと、少し行くのが難しいパーイ。
ですが、辿り着いた先には大自然、穏やかな人々、美味しい食べ物が待ち構えています。
まさに、バックパッカーの楽園です。
僕はパーイを出てから、次はいつパーイに行けるだろうかと考えてしまうくらい好きになりました。
多くの旅人達を沈没へと引きずり込む「パーイ」、行ってみませんか?