私には学生のころからある国の世界遺産へ行く夢がありました。
それはペルーにあるマチュピチュに行くこと。
旅番組を見ることが大好き私は、ある番組でマチュピチュ特集に釘付けになりました。その時に「世界にこんな空中都市があるなんて、自分の目でいつか見てみたい!」とずっと思うように。
しかし、ペルーがあるのは日本の裏側。しかも莫大なお金がかかる。
そして、何も知らないので行くのに勇気がいる…。
「行きたい!」と思っていても、学生のころの私にとっては夢のまた夢という国でした。
それから3年。私は社会人3年目になり、ペルーへ行く資金を貯めることに成功。少しずつ旅行の経験を重ね、情報収集も完璧。
「時は満ちた!」と思い、ペルーへ行くことを決意しました。
今回は、世界遺産の代名詞であり、私の憧れであったマチュピチュへ実際に行った体験談を紹介していきます!
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ペルーへの行き方
日本からペルーへは直行便がないため、経由で行くのが良いでしょう!
航空券もそこまで高くつかないので、アメリカ経由が一番おすすめです♪
その際にESTAの申請をお忘れなく。(※ESTAとはアメリカの電子渡航認証システム。最終目的地がアメリカでなくても、アメリカ経由の場合でも必ず必要な書類になります。ESTAの申請はこちらから)
私はアトランタ経由でペルーの首都リマに到着しました…。
マチュピチュへ行くまでの注意点
リマへ着いたら、今度はクスコという街に行く必要があります。
このクスコという街は要注意です!
とても標高が高いので(標高3400メートル)、リマから一気にクスコまで行くと高山病になるリスクがとても高いです。(ちなみにリマの標高は0メートル)
私は大丈夫でしたが、他の観光客は倒れたり、頭痛や吐き気に襲われていたりするなど体調不良を訴える人をかなり見かけました。
ひどい人は自分で動くことができず、車いすで空港のスタッフに運ばれていた人も…。
いきなりクスコまでひとっ飛びするのではなく、徐々に標高の高いところに移動することを強くおすすめします。
また気分が上がって走ったり、ジャンプしたりなど身体を激しく動かすようなことは絶対にしないでください。
クスコ~マチュピチュへの道のり
さあクスコに着きました!
「早くマチュピチュ見に行きたい!」という気持ちは重々わかりますが、(というか私が実際にそうだった笑)クスコからまだまだマチュピチュまでの道のりは遠いです。
なんてったって空中都市ですからね、そう簡単に見せてはくれません。
あとマチュピチュは景観を保つため、入場制限が設けられていますので、事前に入場券を購入しておきましょう。
クスコからマチュピチュ村まではペルーレイルという列車で行くことになります。
あまりきれいではない列車ですが、マチュピチュを見るために我慢してくださいね(笑)
山道を切り開いた路線なので、あまりスピードも出ず、3時間ほどのんびりゆらゆら揺られてマチュピチュ村に到着します。
途中には、クスコの自然を一望できる大パノラマを見れるポイントがあるので、景色も存分に楽しみましょう。
「お、マチュピチュ村ってことはいよいよ!!」と思ってしまうかもしれませんが、『焦りなさんな!』まだマチュピチュは姿を現してくれません!(笑)
マチュピチュ村からマチュピチュの入り口まではバスに乗っていく必要があります。
おそらく徒歩でも入り口まで行けると思いますが、日本からペルー、標高の高い場所を移動しているので、なるべく体力を温存しておいた方が良いでしょう。
バスを使って無駄な体力を消耗しないようにしましょう!
いよいよ憧れの世界遺産『マチュピチュ』へ!
「いや~長かった!もうどんだけじらすのよ、マチュピチュ!!」って感じですが、ようやくマチュピチュの入り口に到着しました。
また入り口からすぐ見えず、草むらをかきわけていきなりドーンッと見えるのがマチュピチュ。「やるな~」って感じです。
私の憧れが目の前に!!
到着した場所はテレビや本などで見かけるようなマチュピチュ全体を見れるスポット。写真スポットとして有名なこのポイントでは多くの観光客が一生懸命写真を撮っていました。
アルパカやリャマも間近で見ることができますよ!
※ただし観光客に唾をはきかけてくることもあるそうなので注意してくださいね!
写真を思う存分撮ったら、マチュピチュ内部に入りましょう!
マチュピチュはまだまだ謎の多い世界遺産ですが、石切り場や水飲み場、灌漑設備があることから実際に人々が暮らしていた空中都市ということはわかっています。
謎の多い空中都市へ実際に歩み入れることができるのは本当に感動ものでした。
私からみると「本当にここで生活ができるのか!?」という感じでしたが、生活をしていた痕跡を目の当たりにして驚きまくりのマチュピチュ観光でした。
マチュピチュ村にはたくさんのホテルやレストラン、お土産屋さんなどがたくさん立ち並んでいますので、2日間かけて楽しむと良いかと思います!
1日はマチュピチュを楽しむ日、もう1日は村の中を楽しむ日というような感じで♪
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マチュピチュ以外のペルーの観光地を確認しよう
1.クスコの街
2.ナスカの地上絵
3.チチカカ湖
ペルーに来たら、マチュピチュが一番の目的地という方がほとんどかと思いますが、ペルーには他にもたくさんの観光名所があるので紹介していきます!
1.クスコの街
マチュピチュへ行く人のほとんどがこのクスコを経由していきますので、立ち寄ることができます。
クスコの街はマチュピチュ同様、世界遺産に街全体が登録されています。
ペルーの街の雰囲気や文化的な建築物を見ることができます。
2.ナスカの地上絵
こちらもペルーを代表する世界遺産の一つ。
謎が多く、なかなか解明されていないところもマチュピチュと似ています。
ナスカの地上絵は自分の足で近づいてみるわけではなく、セスナ機に乗ってみることができます。
「宇宙人」や「コンドル」「ハチドリ」などたくさんの地上絵を見ることができます。
ただセスナ機は通常の飛行機と違って小さく、とても揺れます。
要するにすごく酔うんです(泣)
私が乗ったセスナ機は7人くらい乗車したのですが、見事に7名とも酔いました(泣)
私ももう途中からは正直地上絵どころではなかったのですが、なんとか持ちこたえました(笑)
3.チチカカ湖
ボリビアとの国境にあるチチカカ湖はなんとクスコよりも標高の高い3800メートルの場所にあります。
これは体力がまだある方向けの観光地といってもいいでしょう。
チチカカ湖の付近にはいくつもの島が存在し、広大な湖とからぶき屋根のレトロなお家をみることができます。
マチュピチュは期待を裏切らない!!
日本から1日以上かけて行ったマチュピチュ。
行ってきて疲れたという疲労感より、やっぱり行ってみてよかったという満足感のほうが大きく、世界遺産好き、マチュピチュに行ってみたいという方は絶対に訪れる価値があります。
世界遺産は景観や観光客のマナーが悪くゴミが増えたりしてしまうと、危機遺産として登録されてしまい、世界遺産としての価値がなくなってしまう場合があります。
これはあくまでウワサですが、マチュピチュも憧れの世界遺産として多くの観光客が立ち入り、徐々に景観が崩れてきてしまっており、現時点では入場制限のみとなっていますが、将来的に立ち入り禁止になる可能性もありますので、行きたいと思っている方はなるべく早めに行くことをおすすめします。
絶対に期待を裏切らない絶景がマチュピチュにはあります。