日本でもここ数年、かき氷がブームですね。
ミルク金時や宇治金時といったスタンダードなメニューもおいしいし、最近はインスタ映えするカラフルで、味に変化をもたせたものにスイーツ好きが行列し、
どんどんインスタグラムなどのSNSで紹介しています。
そして韓国でもかき氷は大人気。韓国ではパッピンスとよばれています。
以前は韓国ではパッピンスとよばれる、大きなお皿に入ったピンス(氷)に、パッ(小豆)や、いちごジャム、きなこや、餅などいろいろなものがのったかき氷が、
主流でした。
それを数人でビビンバのように混ぜながらわけあっていただく、、、というのスタイルで、だいたいどちらのお店も同じような氷でした。
しかし最近は韓国でも、インスタ映えするバリエーション豊かなピンスが人気!
なかでもそのかわいいヴィジュアルでSNSで話題になっているのが「軟雲堂」(ヨヌンダン)です。
今回は、そんなSNSでも大人気の「軟雲堂」に実際いってみた感想を”旅らび.com“より紹介していきます!
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【SNSでも話題】韓国で大人気のかき氷屋さん「軟雲堂」とは?
軟雲堂は2017年に釜山で創業を開始した、ピンスのチェーン店です。
ソウルにも数店舗あるほか、釜山、大邱(テグ)など韓国主要都市に支店を構えています。
今回のテーマは「インスタ映えするピンス」ということで、ピンス屋さんは数多くありますが、そのなかでも美味しくてフォトジェニックなメニューが多いと評判なのがこの『軟雲堂』なのです。
韓国のSNSでも瞬く間に話題となった軟雲堂ですが、日本人観光客の間ではまだまだ認知度はこれからの様子。
私は、夏にエアプサンで気軽にLCCの旅で訪れた韓国第3の都市、大邱の支店にうかがいました。こちらは、2017年にオープンして以来、大人気。
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「軟雲堂大邱店」へGO!待ち時間は…?
軟雲堂の店舗は、外観は白を基調としたシンプルでナチュラルなイメージに、韓国全土統一されています。
大邱支店の場所は、大邱一番の繁華街、東城路にあります。こちらはソウルでいうと明洞のような、コスメ、洋服といったお買い物とカフェの街です。
今回は宿泊先のホテルがこの東城路の『東横イン』でした。そこで、着くなり、フロントの女性たちにピンスのおすすめのお店を聞いたところ、
ホテルから徒歩30秒かからない『軟雲堂』は、インスタグラムで大人気で美味しいですよ、と教えてくれました。
そもそも大邱は、韓国のなかで人口に比して、一番カフェが多いカフェの街なのです。
カフェの数が多いのでめったに行列はならないのですが、私達が『軟雲堂』に到着した夕方4時の時点で満席でした。
そこから席があくまで20分、オーダーしてからかき氷がくるまで20分待ちました。
どうやら作りては一人のようで、どうしても順番につくるのを待つ時間がでるとのことでした。
この常に待ち時間ありというのは、大邱店だけでなく、ソウルや釜山の『軟雲堂』でも、その待ち時間が有名なようです。
雲の絵がトレードマーク。店名の『軟雲堂』のイメージそのままですね。
一階でオーダーし支払いをすませます。一階にもカウンターでイートイン席がありますが、カジュアルで食べ終わったらすぐお店を出る人向け。
おすすめは、階段をあがって2階がイートインの落ち着く空間です。待ち時間もあるので、皆さん、長くくつろいでいました。
ナチュラルな家具で、インテリアも知的な本が飾っていたりして一つ一つがお洒落です。
軟雲堂ではどんなメニューがあるの?
軟雲堂は、ピンスとドリンクだけのシンプルなメニュー構成です。
ピンスの値段は10,000ウォン以下の手ごろなものから、13,000ウォンほどする少し高価なものまであります。
苺、桃、抹茶、チョコレートのほか、日本であまりみかけない、かぼちゃや、キウイ、スイカもありました。
そしてピンクのかわいいピンスは、なんとトマトとのことでした。こちらは日本人よりも韓国の人に人気があるそうです。
一人一つオーダー制ですが、一番高価な「苺ピンス」13000ウォンは二人で一つを分けて良いといってもらえました。
スタッフにおすすめをきくと「かぼちゃ」とのことで、私も大好きなので、直前までかぼちゃをオーダーするつもりだったのに、
「抹茶」は中にあんこが入っていると聞き、抹茶にしました。
なんとか席を確保し、呼び出しベルがなって階下に取りに行きます。
待ちに待ったピンス!うわ~かわいい!確かに可愛い。まるっとした形がキュートなのです。そしてこの上にかかっているふわふわのクリームこそが、
店名の軟雲堂のイメージを顕しています。
さて形を崩さないように気をつけて階段を昇ります。
かつての韓国のパッピンスは、ラーメン鉢くらいの大きな器ででてきていたので、それに比べると、サイズは小さめです。
それでも私達がイメージするかき氷や、日本の一般的なお店のかき氷よりは大きいとおもいます。
実食!食べてみます!
軟雲堂の氷は、ふわふわ過ぎずガリガリ過ぎずで、氷の食感がきちんと残りつつも、ふわっとソフトなので食べやすい!
ふわふわのかき氷には2種類あって、粉雪のようなさらさらっとしたタイプと、かんなで削ったように氷がエッジをたてているタイプがありますが、
こちらのお店は粉雪タイプです。
苺はチーズクリームで酸味が苺とあいますね。レーズンがのっているのも珍しくて、見た目も味のバランスもまるでケーキみたいです。
抹茶は一見うすい色なのですが、とにかくビターで抹茶が濃い!中にあんこがはいっていますがほぼ無糖で甘くない。かなり大人味です。
氷には太いストローがついてきます。日本でもタピオカドリンク用としてよくみかけるストローで、最後にはシェークのようになった氷をストローですってくださいということで、
こちらはよいアイデアだなあと思いました。
ナチュラルな空間と感じのよいスタッフがリピートしたい要因に
お店では日本語は全く通じませんでした。英語もあまり理解しえもらえませんでしたが、なんとかおすすめを聞いてスタッフも忙しい中、それに応えようと、
とても親切に対応してくれて、私達はとてもよい時間をもてました。
総じて大邱の町の人は、とても親切でびっくりしました。
ナチュラルなカフェとしても素敵な空間で、SNS映えするカラフルかき氷。
他店と比べてもかなり甘さ控えめなので、甘いものが苦手な人におすすめかもしれません。
大邱だけでなくソウルや釜山でも行列の人気店ですが、いってみてほしい!
22時まであいてますよ!
名称 | 軟雲堂 東城路店 |
住所 | 대구광역시 중구 동성로3가 달구벌대로 2109−37【MAP】 |
公式URL | www.yeonwoondang.com |
地下鉄半月堂の駅から階段をのぼって路上にあがり、北に徒歩1分もかかりません。
なぜか日本語も!でもメニューに日本語表記はありません。
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まとめ
韓国のかき氷 ピンス、いかがでしたか?
ピンスは夏だけでなく、冬の寒い時期でも部屋を暖かくして食べられていて、韓国では1年中愛されているデザートです。
お店によっていろいろな個性がありますので、韓国旅行をされたときには、ぜひスタンダードな昔ながらのパッピンスや、写真映えする可愛いピンス。
ちょっと日本では食べたことがないようなフルーツや味のピンスなどなど、色々なお店で色々なピンスの食べ比べをしてみてください!
サイズが基本的に大きめなのでピンスとドリンクをシェアしてもよいかもしれませんね。