「芸術家の街でトレドがよく紹介されているけど、実際どうなの?」
「トレドの魅力ってなに?」
「トレドでおすすめな観光地を教えて!!」
街全体が世界遺産に登録されている歴史的な街『トレド』
今回は、そんな古都トレドの魅力やおすすめの観光地について紹介していきます!
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【街全体が博物館!!】トレドとは?
国名 | スペイン |
---|---|
首都(州都) | カスティーリャ・ラ・マンチャ州の州都 |
通貨 | ユーロ |
気候 | 年間平均気温は15.8度。年間を通して10度を下回ることがありません。とは言っても、冬場は肌寒く感じますので、羽織れるものを持って行くことをおすすめします。 |
時差 | -8時間 |
トレドは、スペイン中部にあるカスティーリャ・ラ・マンチャ州の州都です。
街周辺にはタホ川が流れており、美しい景色が広がっています。
また、トレドの街全体はユネスコ世界遺産に登録されており、街の価値が伺えます。
「街全体が博物館」とはよく言ったものです。
そんな古都トレドは、1年を通して温暖な気候と言えるでしょう。
ただ、マドリードやバルセロナと比べると降水量は多めです。雨具を持参するようにしましょう。
また、夏場は気温が高い上に乾燥しているため、脱水症状には気をつけたほうが良さそうです。
トレドのベストシーズンは、4月〜5月と10月から11月の中旬あたりの季節の変わり目!
シャツ一枚で過ごすことができるので、荷物がかさばることもなく快適に観光を楽しむことができます。
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【エル・グレコが愛した..】トレドにはこんな魅力が!?
1.天気が良い
2.マドリードからのアクセスが良い
3.街全体が観光地!
4.エル・グレコゆかりの街
5.セゴビア・トレドを回る黄金ツアーがある!
6.トレドでしか参加できない聖体祭がある!
7.列車型バス「ソコトレン」が乗れる!
トレドについてご紹介していきましたが、この街は巨匠「エル・グレコ」も愛していた都市です。
ここでは、トレドの魅力について紹介していきます!
トレドの魅力1:天気が良い
トレドは、一年を通して非常に天候の良い都市であると言えるでしょう。
そのため、時期を選ばなくても満足度の変わらない旅行を楽しむことができます。
仕事の休みが不定期な人や仕事の繁忙期と旅行のベストシーズンが被っている人にはおすすめです。
トレドの魅力2:マドリードからのアクセスが良い
鉄道 | 車 | |
マドリード | 50分 | 1時間 |
コルドバ | 3時間半 | 3時間半 |
セゴビア | 3時間半 | 1時間45分 |
トレドは、そこまで大きな街ではありませんので日帰りでも十分に楽しむことができます。
上記の通り、スペインの首都であるマドリードからのアクセスも良いので、現地で1日空いてしまった時でも臨機応変にプランを組むことができます。
「1日取れない!」という人は半日でもOKです!
トレドの魅力3:街全体が観光地!
冒頭でもお話ししましたが、トレドの街並み全体が世界遺産に登録されています。
そのため、街を歩くだけでも十分に楽しむことができるのです。
決して、迫力満点の観光地がないというわけではありませんので、誤解の無いように…。
トレドの魅力4:エル・グレコゆかりの街
絵画が好きな人は「エル・グレコ」という名前を一度は聞いたことがあるかと思います。スペイン美術の黄金期に活躍した巨匠です。
トレドでは、エル・グレコゆかりの地として彼が住んでいた家や美術品をたくさん見ることができます。
エル・グレコ好きにはたまらない場所です。
トレドの魅力5:セゴビア・トレドを回る黄金ツアーがある!
セゴビアもトレドと同様に歴史的な街です。
スペインでも歴史の深い2都市を1日で回るオプショナルツアーが大人気となっています。
午前中はセゴビアで午後はトレド。
贅沢すぎます…♪
トレドの魅力6:トレドでしか参加できない聖体祭がある!
トレドでは、世界的にも有名な聖体祭と呼ばれるお祭りが5月下旬から6月上旬の数日間で開催されます。
このお祭りの醍醐味と言えば、「パティオ」と呼ばれる建物です。一般住居も含まれ、聖体祭のタイミングだけ見ることができます。
ローマ文明やイスラム文明、中世の時代から受け継いできた歴史の集大成。非常に価値のある歴史遺産なのです。
トレドの魅力7:列車型バス「ソコトレン」が乗れる!
トレドの街は、歩いて回ることもできますが、ソコトレンという列車型バスに乗って回ることもできます。
観光用なので、遠くまで行くことはできませんが、楽しみの一つですので、チェックしておきましょう♪
トレドは魅力だらけ!
スペインの旅行で、トレドが一番面白かったという人も少なくありません!
半日から旅行プランに組み込むことができるので、ぜひトレド観光を堪能しましょう♪
トレドに行ったら外せないおすすめの観光地をまとめてみた
1.トレド大聖堂=カテドラル
2.サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会
3.アルカサル
4.サント・トメ教会
5.サン・ファン・デ・ロス・レイエス教会
6.トレドの展望台
7.エル・グレコ美術館
8.ソコドベール広場
9.クリスト・デ・ラ・ルス・モスク
10.サンタ・クルス美術館
街全体が世界遺産のトレドでも、見所を知らなければ楽しみは半減してしまいます。
ここでは、トレドに行ったら外せないおすすめの観光地について紹介していきます!
1.トレド大聖堂=カテドラル(Catedral de Toled)
▼カテドラルの内部はこんな感じ▼
2.サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会(Sinagoga de Santa María la Blanca)
3.アルカサル(Alcazar)
4.サント・トメ教会(Iglesia de Santo Tome)
5.サン・ファン・デ・ロス・レイエス教会(Monasterio de San Juan de los Reyes)
6.トレドの展望台(Mirador del Valle)
7.エル・グレコ美術館(Museo de El Greco)
8.ソコドベール広場(Plaza de Zocodover)
9.クリスト・デ・ラ・ルス・モスク(Cristo de la Luz Mosque)
10.サンタ・クルス美術館(Museo de Santa Cruz)
街がそこまで大きくないので、1日あれば全ての観光地を回ることができます。
上記の観光地はもちろんですが、観光地の間の景色も楽しむように心がけてみてください。
忘れられない旅行になることは間違いありません♪
トレドに関する口コミを確認しよう!
続いて、トレドに関する口コミを『Twitter』や『Instagram』からまとめてみました!
実際に行った人の生の声を参考にしてみてください♪
Twitter(ツイッター)の口コミ
もしスペインに一日しかいないなら、
迷わずトレドへ行けと、言われるくらい
情緒あふれる街並みと光景。夜の街並みを
ボーっと眺めていたい(笑)pic.twitter.com/Y5cOFPgyVL— Юлия Логинова (@1I9K64txNgirqPM) 2018年3月16日
まるで絵画のよう#トレド #スペイン #世界遺産#城塞都市 #風景写真 #街並み#旅 #Toledo #trip #photo #ファインダー越しの世界 pic.twitter.com/UmG3RFxKS2
— かなこ@写真垢 (@cpnyok_photo) 2018年3月11日
6日目①トレド
古都!町の三方が川に囲まれてる天然の要塞都市!トレド大聖堂はサクッとしか見れてないけど、いやぁ豪華絢爛。
細い路地が入り組んでて、1人で来たら迷いそう pic.twitter.com/AaXKkyG9ZH— ゆか (@climax3379) 2018年3月5日
スペイン最後の週末はトレドとセゴビアを観光しやしたー^ ^
あと1週間しっかりespañol勉強しよ^ ^ pic.twitter.com/sr5dVmFMKX— 塩塚良平 (@0611Mg) 2018年3月4日
【スペイン初日】レンフェ(国鉄)乗ってトレドとアトレティコの前本拠地ビセンテカルデロン行った。レンフェの切符うまく買えなくて困ってたらおっちゃんが助けてくれた。困ってる人をほっとかない街マドリード。いいとこ pic.twitter.com/5zrfXwuG0q
— ★ (@dmwtjjgqj) 2018年2月20日
どの街も歴史深く美しいが、最後に訪れたトレドに最も痺れた。イスラム教、ユダヤ教、キリスト教。教会に残るエル・グレコ筆「オルガス伯爵の埋葬」は観れた事に心から感謝 pic.twitter.com/xOAhsraBE8
— viola (@violange129) 2018年2月19日
そうだ、トレド行こう#スペイン #トレド
今日からバルサだで
エンジョイユーロ pic.twitter.com/xgAqp78jEu— くにしげ (@shigekyah) 2018年2月16日
Instagram(インスタグラム)の口コミ
トレドの景色はやっぱり素晴らしいですね!
こんなところでプロポーズされたら…思わずOKを出してしまいますよね…!!
一生の記憶に残る印象的な都市です♪
【必須】トレドで絶対に体験しておいたほうがいいこと
トレドに行ったら必ず体験しておいて欲しいのは「パラドール・トレド」からトレドを眺めることです!
パラドール・トレドとは、トレドの街を一望することができる大人気ホテルのことです。トレドの美しい夜景をみながら眠りにつき、朝日の当たった綺麗な街並みをみながら目覚める。
▽パラドール・トレドからの眺め▽
これ以上ない贅沢です。
しかし、大人気のホテルであるため予約が取れません。
ですので、泊まらずに併設されているレストラン・カフェを利用するようにしましょう。
一番のインスタ映えスポットでもあるので、チャックしておきましょう♪
トレド市内からの行き方 | 所要時間 | 料金 |
バス | 約10分 | 約200円 |
タクシー | 約10分 | 約1000円 |
どちらも出発地点は「アルカサル」で計算しています。
バスの場合は1時間に1本しかないので、タイミングがよければバスで向かうようにすると良いでしょう。その際には、運転手にパラドールの停留所を聞いてください。
ただ、タイミングが合わないということももちろんあるはず。その場合はタクシーを使いましょう。
どちらにしても、10分前後で到着してしまいますので、トレドを訪れた際には必ず行くようにしましょう♪
【知ってたらかっこいい!】トレドに関する豆知識
皆さんは「トレドの惨劇」はご存知ですか?
ボクシングに詳しい人であれば知らない人はいないであろうというほどの一大事件。
国民的英雄であった当時の世界チャンピオン「ウィラード」に勢いに乗る挑戦者「デンプシー」が挑戦した時に起きた事件です。
デンプシーは試合開始の数分前に、”初回KOで勝たなければファイトマネーを払わない”と告げられたことからこの事件が始まりました。
ファイトマネーの欲しいデンプシーは、初回からウィラードを7度もダウンさせました。当時は、ダウンの度にニュートラルコーナーに戻らなければいけないというルールはなく、間近で待機。両膝がマットから離れた瞬間に攻撃を仕掛けることができました。
幾度となく立ち上がるウィラードに対し、徹底的に追撃を加えるデンプシー。
もはやいじめに近い試合でしたが、それでもウィラードは3回まで戦い抜きました。しかし、4回目のゴングに応えることができず、TKO負け。
デンプシーは世界チャンピオンとなりました。
負けたウィラードは重症で、顎を7箇所も砕かれた上に、肋骨、頬骨、歯を数本おられました。また、殴られすぎたせいで片耳の聴力が著しく低下してしまいました。
一方のデンプシーは、ファイトマネーが支払われることはなく、国民的英雄に勝利してしまったことによるアンチヒーローのレッテルを貼られる最悪の結果に。
参考:Wikipedia
これが「トレドの惨劇」と呼ばれる事件です。
残酷で誰も得をしない最悪の試合となってしまいました。
しかし、現在ではレフェリーが徹底して選手の状況を確認しながら安全に試合を行なっています。
このような危険な試合が2度と起きないことを願っています…。
【日帰りOK!!】マドリードのツアーにトレドを組み合わせよう!
トレドが含まれてるツアー | 旅行代金 | 旅行日数 |
【スペイン】 ●添乗員同行●お得に春・初夏旅!スペイン周遊8日間 | 129,800円~ | 8日間 |
【スペイン】 ●添乗員同行●スペイン周遊売れ筋NO1コース!大満喫スペイン8日間 | 159,800円~ | 8日間 |
※HISのツアーを参考にしています。
スペイン旅行に行く人の大半はマドリードを訪れるはず。
マドリードに訪れた際には、ぜひトレドの旅行を組み合わせて見てください。
ツアーで行く場合には、トレドが組み合わさっている旅行を選ぶようにしてみましょう。
「1日空いたら、迷わずトレドへ」というような言葉もあるくらいですので、トレドに行ってスペイン旅行をより満足のいくものにしていきましょう♪
トレドに行ったらお土産にマジパンを買って帰ろう
トレドで有名なお土産といえば『マジパン』です。
「マザパン」や「マサパン」などと複数の呼び名が存在しますが、全て同じものです。
砂糖とアーモンドを練りあわせてたトレド名産の洋菓子になります。餃子のような見た目と飴のような食感と独特な風味があり、癖になるお菓子です。
そんなマジパンをお土産にしようと思っている人はぜひ、『サントトメ』で買うようにしましょう!
創業150年以上の老舗で、トレド一の人気を誇るお店です。
友人にトレドの味を教えてあげましょう♪
まとめ
- トレドは屋根のない博物館と呼ばれるほど美しい街並みが広がっている(世界遺産)
- マドリードから1時間で行くことができるので、半日・日帰り旅行として組み合わせることができる
- トレド名物ソコトレンという列車型バスに乗ることができる
- トレドで絶対に観光しておきたいのは『トレド大聖堂』と『アルカサル』
- トレドに行ったら『パラドールトレド』からの景色を絶対に見ること
- トレドで有名なお土産は『マジパン』
街はそこまで大きくないですが、たくさんの観光資源があり、見応えはバッチリです。
マドリードからのアクセスも良好なので、スペイン旅行の際にはチェックしておきましょう♪