私がベリーズという国に憧れを持ったのはおよそ10年前。
世界遺産の本を見て、絶対ベリーズのブルーホールを見に行こう!とその時決意しました。
青い海にポンッと佇んでいるブルーホール。
本で見て感動するなら、生で見たらどんな感情が生まれるのだろうと。
ただベリーズは日本からの直行便もなければ、治安もあまりよくないという情報を聞いて、学生だった私はなかば諦め、ただその絶景をこの目で見てみたいという気持ちは心の片隅に持ちながらいました。
そして2018年10月にようやく実現!
想定以上の絶景、人々の心の温かさに感動、ぜひおすすめしたい国なのでご紹介します!
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【ちなみに..】”ベリーズ”ってどこにあるか知っていますか?
私が知人に「今度ベリーズへ行くんだ」と言ったら、「ベリーズって何?国?それともどこかの都市?」とキョトン顔。
他の知人に話をしても同じ反応が返ってきました。
それだけベリーズという国は日本人にとって知名度が低い国なんだと実感しました!
だけど私の記事(特に写真!)を見て、ぜひその概念をみなさんには覆してほしいです!!
日本からベリーズへの行き方をまとめてみた!
ベリーズへは日本からの直行便がないため、
①アメリカを経由していく方法
アメリカを経由していく場合はESTAの申請をお忘れなく。(※ESTAとはアメリカの電子渡航認証システム。最終目的地がアメリカでなくても、アメリカ経由の場合でも必ず必要な書類になります。ESTAのオンライン申請はこちらから)
②メキシコを経由していく方法
が一般的になると思います。
ベリーズの首都はベリーズシティですが、こちらはあまり観光地がないのと、物価が異常に高く、あまり治安がよくないので、ベリーズシティからフェリーで約1時間のところにある「キーカーカ島」という島が超おすすめです!
ベリーズから今回の目的地”キーカーカ島”への行き方!
ベリーズシティの空港に到着したら、すぐにタクシーの客引きがありますので、そこでタクシーを拾い、キーカーカへ行きたいと伝えるとフェリー乗り場まで連れて行ってくれます。(基本的に25ドル、高くふっかけてくることはないです。約30分)
キーカーカ島へのフェリーのチケットも25ドル。
往復で購入したほうがお得です。ベリーズはベリーズドルという自国の紙幣も発行していますが、アメリカドルも流通しているので、両替の必要がないのもとても好きなポイントです。
もちろんタクシーもフェリーもアメリカドルで支払いをしました。※おつりはベリーズドルで返ってくる可能性もあります。
キーカーカ島のおすすめスポットはテレビでも同じもの『ブルーホール』!
キーカーカ島を訪れた最大の目的は「ブルーホール」
オーストラリアのブルーホールは有名ですが、ベリーズもオーストラリアに次いで有名なブルーホールなんですよ!
私は到着して早速、ブルーホールをセスナ機で見る現地ツアーを申し込みに「TSUNAMI ADVENTURE」という旅行会社を訪れました。
こちらは地球の歩き方にも記載があるくらい、現地では有名な旅行会社になります。
フェリー発着所からも徒歩1分くらいの距離にあるので、到着早々に訪れるのをおすすめします。
私は泳ぎに自信がないのと上空からブルーホールを見たかったので、セスナ機のツアーを選択しましたが、スキューバのツアーも多く扱っているようでした。
ただセスナ機のツアーは当日の天候と人数が集まらないと催行しないようで、私は運よく5人集まったので安く行くことができました。(170ドル)
人数は集まらなかったら、210ドルのようです。
いざブルーホールへ!
翌日、11時にTSUNAMI ADVENTUREで集合。
するとスタッフが「飛行機が遅れているから、あと1時間後に来て」と言われて、なんだが雲行きが怪しいなと思い不安になったのですが、言われたとおり12時に行ってみるとちゃんと催行されてよかったです。
旅行会社からまずはセスナ機が離陸する飛行場へトゥクトゥクみたいな乗り物で行きます。(約15分)
それからセスナ機に乗り換えます。もう10年越しのブルーホールにワクワクとドキドキで・・・いやどちらかというと緊張していたと思います(笑)
セスナ機に乗ったら、約2時間のフライト。
お待ちかねのブルーホールまでは1時間くらいのフライトで到着します。キャプテンがいろんな角度からブルーホールを見せてくれます。
日本人が珍しいようで、セスナ機のキャプテンもよくしてくれ、写真を撮ってくれました。
さあここまで引っ張りましたが、見てください!このブルーホールの青さ!!
ブルーホールを見た瞬間、感動のあまり言葉を失いました。
本当に素敵なブルーで地球の果てに見えた絶景というのはまさにこれだなと思いました。
ブルーホールだけでなく、海自体もすごくきれいなブルーなんですよね。
ずっと見ていられます。ベリーズに来たら、絶対にブルーホールを見てみてくださいね!
【ブルーホール以外には..?】キーカーカ島をめぐってみる!
ブルーホールでかなり満足してしまいましたが、せっかくですからキーカーカ島も散歩してみました。
キーカーカ島は1時間もあれば島のすみからすみまで見ることができます。
いかにも常夏なココナッツの木や白い砂と青い海。
時がゆっくり流れているなーという居心地の良さ。
キーカーカ島の合言葉は「GO SLOW」日本語で「ゆっくり行こうぜ」本当にその通りの島でした。
人々も明るく、だけど執拗に声をかけてこない、ゆっくり流れるときを楽しんでいるという感じ。
今の日本にないものをすべてもっているような島でした。
キーカーカ島のおすすめのレストラン
1つだけ難点をあげればキーカーカ島は少し物価が高いところ。
私が泊まったホステルにはキッチンがなかったので、外食をしなくてはいけなかったのですが、なかなか良いレストランが見つからなく、ようやく見つけたのが「トロピカル パラダイス」というホテル経営もしているレストラン。
キーカーカ島の西側にあります。
こちらのチキン料理が絶品で、しかもライスとサラダ付き。
約15ドルです。チキンの煮込み料理やチキンシチューを注文しました。
ライスはまるでお赤飯のように豆がのっていて、海外にくると野菜不足になってしまいますが、こちらのレストランのサラダはお酢なのかな?
酢漬けしたキャベツにマヨネーズをあえてそれが絶妙で日本人の舌に合う!って感じの味なのです!
私はキーカーカ島にいる間、この「トロピカル パラダイス」に通い続けました(笑)!
混雑しているわけでもないので、ゆっくりと食事することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ベリーズは私にとってリアルパラダイスでした。
私は年間で20か国以上の国を旅しているので、今では通算70か国くらい旅行してきていますが、こんなこといってしまうとよくないかもしれませんが、徐々に感動って薄れてきてしまうものなんですよね。
行ってみたいなという国へ実際に訪れても「あーこんなものか」と思う国は実際たくさんあります。
でもベリーズは違いました。
久しぶりのヒット国だなと思いました。
もし人におすすめの国を教えるなら、今はベリーズを絶対におすすめしたいと思います。とにかくカリブ海の良さが詰まった国です!
日本では見ることができない青い海、世界遺産のブルーホール、陽気だけどしつこくないベリーズ人の人間性。
何もかもがベリーズという国を好きになる要素がたくさんありました。
だまされたと思ってみなさんにもぜひ訪れてほしいですし、今後ベリーズという国がもっともっと知名度の高い国になってほしいなと思います。